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#コラム

目標なんて持つな!目標設定が生み出す6つのリスクとデメリット

目標なんて持つな!目標設定が生み出す6つのリスクとデメリット

目標を持つと不幸せになる心理がある2009年にカリフォルニア大学サンディエゴ校のリサ D オルドネス博士、ペンシルバニア大学ウォートンビジネススクールのモーリス シュヴァイツァー博士らが行った研究によると、目標を決めることにも複数のデメリットがあることがわかっています。

意外に感じるかもしれませんが、目標設定をしてそれに向かって突き進むことは、科学の世界では単純に良いこととは言い切れないのです。

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他人の間違いをほおっておく勇気

他人の間違いをほおっておく勇気

突然ですが、あなたは他人の間違いを指摘しますか?

間違いを指摘する人、しない人エスカレーターで片側を開けてない人、信号無視している人に注意したくなること、あるかもしれません。インターネットなどで、「私はそうは思わないな」とか「明らかに間違っている」意見を見るケース、よくあるでしょう。

もちろん、誰かが危害を加えていたら、注意した方がいいかもしれません。が、実害が発生していない状況では、どうでし

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超ヤバい心理学!政治家ならみんな使っている、簡単に人を洗脳するメンタリズムテクニック

超ヤバい心理学!政治家ならみんな使っている、簡単に人を洗脳するメンタリズムテクニック

メンタリズムを学んだことがある人なら誰もが知っていますが、実は政治家はみんなメンタリストだったりします。

あるいは彼らの側近、ブレーン(脳みそのように指令を送っている人)の中にメンタリストがいます。

政治をするには、どうしても大衆や周りの人を扇動するスキルが必要です。これは民主主義の国でも独裁主義の国でも同じことです。独裁国家のリーダーであっても、側近たちや自分の部下の信頼を勝ち取り続けていな

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見返りがなくても続けたいほどのこと

見返りがなくても続けたいほどのこと

今年になってから映画館で見た映画は、『ボヘミアン・ラプソディー』と『ライ麦畑の反逆児』2本。どちらも素晴らしかったけれど、特に今の私に響いたのは『ライ麦畑の反逆児』だった。

サリンジャーの作品は高校生くらいの頃、村上春樹の翻訳で出た『キャッチャーインザライ』を読んだくらい。すごくサリンジャーのファンというわけではないけれど、それでもものすごく面白かった。
どうやってベストセラーが生まれたか、その

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全文公開したキンコン西野の『新世界』を読書解体

全文公開したキンコン西野の『新世界』を読書解体

12月19日、キングコングの西野亮廣さんが著作『新世界』をネットで全文無料公開致しました。その内容が面白かったので、西野さんの文章に僕なりに考察を加えて、「しるし書店」の真似事のようなものをここでやってみようと思いました。

よかったらこの機会に書籍と合わせて本記事を読んでみてくださいな。

では、早速始めてみます。

大阪の新世界という街

すごい街だな、という印象です。大阪にはわけのわからない

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にちようびのよるに

1週間の終わりに、今週の自分を労ってあげる。褒めてあげる。誰も褒めてなんかくれないもの。どう頑張ってたのかなんて、知らないのだもの。

《新しい職場で気を張ってて疲れたよね、全フロアに挨拶行って緊張したよね、新しいこと覚えて頭はパンパン、座りっぱなしで足もパンパン、頭も身体もお疲れ様。慣れない飲み会にも頑張って参加して偉かったね。土日で記事も2本書けたし、えらいえらい!》

自分では意識して頑張っ

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圧倒的に愛されたという記憶

圧倒的に愛されたという記憶

あるインタビューを読んでいた時
「母には溺愛されて育ったので」という一文がありました。
最近その人のことを考える時に思うことがあります。

だれかに圧倒的に愛された記憶を持つ人は、他人から愛されることを怖がらない

ということなんです。
その人はとても人に愛される。可愛がられる。
で、多分本人もそれを分かっている、ある意味で確信犯。

ただ、それを天然でやっているというよりは、周りとの距離感を絶妙

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涙の立会人

最近、久しぶりに朝ドラにハマっている。

(写真/公式HPより)

途中から見始めたので、NHKオンデマンドで毎日ちまちま見ているのだけど、素直を絵に描いたような物語に、日々心洗われている。

ヒロインと一緒に泣き、笑い、自分自身も成長しているように感じるのはいいドラマの証だと思う。

ちょうど今私が見ているのはヒロインが上京したあたりなのだけど、上京前のやりとりは自分も通った道だけあって、つい感

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デブでブサイクな男子大学生が女子店員よりもレディース服を売れるようになった話。

デブでブサイクな男子大学生が女子店員よりもレディース服を売れるようになった話。

注)女性の方はそのままお読み下さい。男性の方は女性になったと仮定してこのnoteを読んで頂けるとよりお楽しみ頂ける作品となっております。なかなかの長編仕立てになっております。休憩しながらゆっくり読んでいただけたらうれしいです。

さて、まずはじめに皆様に1つだけ質問があります。

あなたは女性です。
洋服を買いに行った時、デブでブサイクの男性店員に接客をされたらはたしてどう思うでしょうか。

みな

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握手の数しか、票は増えない。

握手の数しか、票は増えない。

政治の世界で有名な「握手の数しか票は増えない」という言葉。

最近、この言葉は何にでも当てはまる汎用性の高いものなのではないかと思い始めました。

人は、直接会った人のことをそう簡単に悪く言えないようにできています。

そして、はじめは何とも思っていなくても、会ったときの印象がよければその感動を他の人にも伝えたくなるもの。

握手によって相手に好印象を残すことは、その一票だけではなく、相手の後ろに

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サポートどうもありがとうございます。そしてお金にまつわる話。

サポートどうもありがとうございます。そしてお金にまつわる話。

まず皆さまにお礼を申し上げたいことがあって、ご存じの通りnoteにはクリエイター支援のための「サポート」という制度がありまして、「サポートをする」というボタンで商品以外のお金を支払える機能があります。そこに対して僕は「お気持ちだけで十分ですから、そのお金を身近な人や自分へのプレゼントや一杯おごってあげるのに使ってください」とこれは別にカッコつけじゃなくて本心で書きました。

でも、心ある方々がしい

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人を「褒める」ということ

人を「褒める」ということ

昨日はなぜか、たくさん「褒める」について考えた1日でした。

私は常々、褒めて人を動かす風潮に違和感を持っていて、『とりあえず褒めとけばええやろ』という姿勢に敏感なタイプです。

自分が相手を動かしたいから、という主語が自分になっている褒め言葉と、心から『素敵!』と感じたからこそ自然と出てくる褒め言葉は、似ているようで、やっぱり違う。

その違和感の正体はなんなのだろう、と考えてみて思ったのは、本

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山の上のパン屋に人が集まるわけ

山の上のパン屋に人が集まるわけ

⏩Amazonではこちらから

⏩わざわざで購入すると特典付きです。

初めまして。株式会社わざわざの代表の平田はる香と申します。これからnoteに経営のことを中心に書き綴っていきたいと思います。最近の趣味は、会社の現状分析です。夜に好きなお酒を飲みながらデータを見ながら会社のことを考えるのが大好きです。

このnoteにはパンと日用品の店「わざわざ」の経営から考えたことを書いていきたいと思ってい

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媚びることなく"同志"になれ。これからの時代を生きる女子の社交論

媚びることなく"同志"になれ。これからの時代を生きる女子の社交論

男女雇用機会均等法が施行されてから早30年以上の年月が経っていますが、組織の行く末を決める会議にずらりと並ぶのはいまだにおじさまたちばかり。

その光景は、政治の世界も民間企業も変わりません。

シェリル・サンドバーグが2010年のTEDトークの中で「会議に出席した際、女性用のお手洗いの場所を聞いたら誰も答えられなかった」という冗談のようなエピソードを披露していましたが、そこから10年近く経った今

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