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三叉神経痛に有効な治療法は、MRIとCT検査後に、耳の後ろに穴を開ける、原因の除去手術!

こんにちは、翼祈(たすき)です。
この記事のテーマは「三叉神経痛(さんさしんけいつう)なのですが、まず説明をしたいと思います。

「三叉神経痛」とは、頬、額、あごなどの感覚を脳に届ける三叉神経が、周りの血管に圧迫されることで罹患します。顔の片側で、上下のあご付近に激痛が何度も、起こります。

メイク、洗顔、食事、歯磨き、会話などの日常活動が引き金で、数秒から数十秒の痛みが起きて、50歳以上の女性の有病率が高いといいます。

「三叉神経痛」での痛みで日常生活に支障を生じる時がありますが、一般的に鎮痛剤は効果がなく、治療法には、脳神経を鎮める神経ブロックや薬物療法が一時的に処置をします。根治手術は、三叉神経から圧迫の原因である血管を離す手術などが必要ですが、

強い歯痛と勘違いして、初めての受診で歯科に行く患者さんが多いことが大きな課題です。歯科では診断できず、複数の病院を受診することで、「三叉神経痛」の治療の開始が遅れる傾向も認められています。

この様に、当事者にとって、耐え難い「三叉神経痛」ですが、近年、新しい原因を除去する手術が行われる様になって来ました!

愛知県名古屋市中川区にある藤田医科大学ばんたね病院が、虫歯の歯痛と症状が類似していて、診断が困難な「三叉神経痛」の専門外来を設置して、地域の歯科診療所と連携して早期発見と根治に励んでいます。

藤田医科大学ばんたね病院脳神経外科の小松文成准教授によりますと、愛知県内で「三叉神経痛」を有病している人は、毎年300~600人で、手術で根治ができるといいます。

今回は、「三叉神経痛」の新しい治療法の紹介したいと思います。

藤田医科大学ばんたね病院が行う、「三叉神経痛」の新しい治療法とは?

2021年4月から専門外来を週2回開講する小松准教授など専門家は、安城市や一宮市など愛知県各地の歯科医師会を訪問し、講演や説明で連携を図っています。歯科医師向けに「三叉神経痛」の問診票も作り、患者が10項目の中で半数以上に当てはまれば、診断に効果的な頭部の磁気共鳴画像(MRI)検査を推奨する様にお願いしています。

専門外来では、コンピューター断層撮影(CT)とMRIを合成して、立体画像で診断を行い、手術は内視鏡を活用し、耳の後ろをおよそ1.5cm開ける方法を行います。2021年54件、2022年99件、2023年92件の手術を行い、これまでの開頭手術よりも内視鏡内にあるカメラで状況を把握しやすく、安全性は向上しているといいます。

参考:虫歯痛と似ている「三叉神経痛」、早期発見・根治へ歯科医と連携…名古屋・藤田医科大ばんたね病院 読売新聞(2024年)

小松准教授は、
手術でほぼ根本的に『三叉神経痛』の痛みが落ち着きます。地域の歯科医師と連携して、なぜ歯が痛いのか、原因不明のと患者さんの不安を解消させたいです
と説明しました。

とても悩ましい

私は精神的に追い込まれ、ストレスがかかると、歯を食いしばり、歯が痛くなってきます。歯というか、歯肉が痛くなっている気がします。

以前、「虫歯でもできたかな?」と思って、歯医者に行くと、虫歯はなく、「健康な歯を抜くわけにはいかない」と言われた位でした。

何十回も行った歯医者で、大人になって、ようやく磨き方を覚えてから、虫歯はできていません。

この記事では、三叉神経痛と虫歯でも痛みがあると書きましたが、悩ましいと書いたのは、

私は先日、先に公開された、歯科心身症という、同じく、歯が痛くなる原因の病気を書いたからでした。

この記事では2つのどちらかという内容でしたが、これに歯科心身症が加わってくると、かなりややこしい。

普通に判断はできないと思います。歯科心身症は、歯医者間でも、まだまだ新しい病気で、知らない方もいると聞きました。

こういう場合は、多くの人が嫌な歯医者に行って、または違う病院で聞くしか方法がないんでしょうね…。


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