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『エンデバーライド』。発達障害の子どもで、ADHDの不注意の改善が見込まれるアプリ。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

私は発達障害で、ASD/ADHD/LDを持っていますが、ADHDの集中できないなどはなく、ASDの過集中気質が強く、こだわりも強いです。

この記事もですが、書く時に、1週間前、遅くても前日には何を書くか決めて、いつも書いています。

そして次の日、「今日は●と●と●と、3記事書くんだ」と決めたら、休み時間を削ってまで、その日の目標達成まで、書き続けます。

ライターの支援員さんからは、「放っておいても、どんどん記事を書く人」だと、以前言われました。

ひたすら書き続け、何とかその日の目標は達成。しかし、疲労感が半端ない。そのことでよく寝落ちもします。

書くのに労力も使いますが、上手く発達障害の特性を活かしながら、WEBライターという仕事をしています。

最近、子どもの頃のADHD不注意を改善していこうと、効果が見込まれるアプリが了承されたといいます。

2025年2月6日、厚生労働省の専門家部会は、ADHDの子ども向けの治療用アプリ『エンデバーライド』を、製造販売の承認を了承しました。

『エンデバーライド』は乗り物を操作するゲームで、タブレットやスマホでゲームを操作することで、不注意や落ち着きのなさなどの症状を改善する効果に期待できるアプリです。

製造販売を担っている塩野義製薬によりますと、厚生労働省に承認されると、日本国内初のゲーム形式のADHDの治療用アプリになります。

今回は、『エンデバーライド』ってどんなゲームなの?などを特集します。

『エンデバーライド』って、どうやって遊ぶゲームなの?

『エンデバーライド』は、アメリカの医療ベンチャー企業【アキリ】が開発し、塩野義製薬が日本と台湾での開発権と販売権を取得しました。

画面上のキャラクターは乗り物で水路を進みます。指定された対象物を触る、障害物を避けて運転するといった2つの操作を同時に実施し、患者さんに適した難易度が調整された複数の課題を同時に実施することで、理性や認知思考などに関連する脳の前頭前野の機能を高め、ADHDの症状の改善に結び付けます。

医師の処方を受け、『エンデバーライド』をダウンロードして利用します。

ADHDと診断された日本の6~17歳の164人を対象に実施した臨床試験(治験)では、通常治療に加えて1日1回、およそ25分、この『エンデバーライド』を6週間使用したグループは、通常治療だけのグループよりも不注意の症状の改善が認められました。

参考:子どものADHD治療アプリ、厚労省承認へ…ゲーム形式で不注意改善 読売新聞(2025年)

『エンデバーライド』は2020年にFDA(米食品医薬品局)が承認し、ヨーロッパでも2020年に、販売に必要な「CEマーク」を取得しています。

私は人から言われやすい

私は人が言いやすいタイプの人間だと思います。

私は発達障害の特性で、抽象的な表現で言われることが苦手です。具体的に言われないと、改善して下さいと言われても結構難しいです。

母がよく言う子ども時代の私の話で、小学校の工作の時間、担任の先生が、「これを持って来て下さいね」と言われて、「全部いるんだ」と思った私は、両親が、「こんなにいるって先生に言われたの?」と聞かれても、「うん、全部いるって言われたよ」と言って、買って貰いました。

私はお人好しでもあります。工作の時間が来た時、同級生が、「⚪︎ちゃん、それいいね。くれない?」と言われると、「うん」と言って、大半のものを渡しました。

工作を終えて、母が「どんなものを作ったんだろう?」と思って、観てみると全然良くない。「何であんなに買ったのに、こんなものしかできなかったの?」と聞くと、私は「友達にあげた」と言って、母は怒ったそうです。

後日母は担任の先生に会った時、「先生は、娘にこの材料を全部買ってこいと授業で言われたのですか?」と聞いて、先生は、「私は全部とは言っていません。必要な分だけとしか言っていません。ただ、⚪︎ちゃんは全部持って来て、それを友達にほぼ渡していたのが良くなかったなと思いました」

と言われたそうで、この話からも「全部いる」と言われると、それは私にとっては抽象的な話であって、今でも、そう言われると、WEBライターの教材を買う時にも、どれを買おうか悩んで、結局全部必要の判断をし、買ってしまいます。

今でもお人好しではありますが、WEBライターの仕事を始めてから、文章を書く仕事なので、自分の意見をしっかり書いたりとか、話したりすることができる様になりました。

「何かありますか?」と聞かれた時には、自分の意見もしっかり言います。

前より、強さというか、ハッキリ意見を言える人間になったことで、気が強くなったと思います。

ただ、それでもメンタルが弱い部分もあって、ある日、あることを知り合いの人にされた時に、最初は激しく怒りましたが、段々「自分ってそんなに価値がないんだ…」と思って、仕事に行けなくなって、家から出られなくなるほど、落ち込みました。

そんな時、良くないなと思いながら、ひっそりと波風を立たせてしまう。

その時はスッキリしても、数日経つと、かなり後悔もします。それを角度を変えて、繰り返してしまいますね。

この記事の本題の『エンデバーライド』も、不注意というところは、私が抽象的な話が分からず、全部だと感じてしまう、それも不注意だと思いますし、

怒りに任せて行動をしてしまうと、その後酷く反省してしまう点も、不注意の1つだと思います。

私は大人なので、対象年齢ではありませんが、それで子ども達のADHDの不注意が改善されるなら、良いアプリだと感じました。


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