- 運営しているクリエイター
2021年9月の記事一覧
多彩に広がるエステティックの可能性に期待
18年5月号
多彩に広がるエステティックの可能性に期待
高齢化が進む中で、美容や健康へのニーズはますます高まる。総務省の家計調査で、歳を重ねるほどにサプリメントや、スポーツ施設への出費が増していることからも分かる。中高年層のニーズを捉えたこうした産業はここ数年拡大傾向で好調を維持している。一方で、「エステティックサロン市場規模」は、昨年も3,579億円(前年比100.2%、矢野経済研究所
「日本らしさ」を超えた“新価値”で勝負する
18年3月号
「日本らしさ」を超えた“新価値”で勝負する
昨年の中国からの訪日外国人旅行者数は730万人、「化粧品・香水」の購入率が80%、平均購入者単価は、49,151円(※)という。購入総額で2,880億円、訪日外国人旅行消費額全体の7%にも上る。ひと頃の「爆買い」が収まったというもののアジア客のインバウンドの買い物市場は無視出来ない規模になってきている。しかも、帰国後本人やその知人による
「無理なダイエット」「賢いダイエット」の二極化?!
18年4月号
「無理なダイエット」「賢いダイエット」の二極化?!
スポーツ庁が「週1日以上運動・スポーツをする成人の割合」が51.5%(前年度42.5%)と9ポイント増加し、初めて5割を超えたと発表した(※)。運動参加率が低く将来の健康状態が懸念されてきた20代女性に至っては17.6ポイントも増加した。全体的に参加率は改善し、中でも高齢者と若い女性の運動参加が顕著となった。この改善理由には2年
「内外美容」「インナービューティ」のその先は?!
18年2月号
「内外美容」「インナービューティ」のその先は?!
「内外美容」の概念が登場したのは2000年頃。サプリメントメーカー各社は、体の内側からのアプローチとして美容素材の豊富なサプリメントやドリンクを次々と投入した。それはコラーゲンを始めとする美容素材拡大の歴史と言ってもよい。各社は含有量や美容成分の種類を競った。「アミコラ」(明治)や「フラコラ」(協和)の大ヒットもこの頃。そして20
何処のどんな層に何を売るのか
2017年8月号
何処のどんな層に何を売るのか
今年発売された抗シワ化粧品の販売が好調だ。訪日外国人にも人気だという。想定外の若年層や男性客にも購入されているという。近年、「ジャパン ブランド」を武器に海外進出を急ぐ化粧品企業は多い。一方、エイジングケア 訴求で団塊世代を狙う企業も多く、国内のエイジング市場は年々拡大傾向だ。ところが、見えづらい小さな文字や使いづらい容器は少しも解消されない。ま
健康長寿社会の中に確かなポジションを
2016年5月号
健康長寿社会の中に確かなポジションを
2015年のエステティック市場規模は3,563億円。前年度比99.8%だった(矢野経済研究所、今年1月発表)。05年の4,000億円超えをピークにこの数年は3,500億円規模で微増減を繰り返している。その理由について、多くの業界関係者はまず「新しい美容サーピス」や「多機能なホームケア用美容機器」の登場を挙げる。そして、これら美への選択肢の
インナービューティはライフスタイルに
2015年3月号
インナービューティはライフスタイルに
いま、バラエティやコスメセレクトの店頭、百貨店、モールの提案型コスメ売り場を見ても、美容サプリメントや美容ドリンクが化粧瓶の横でごく当たり前に売られるようになった。市場はこの 10年で約3倍になった。ナチュラルな食材も人気だ。亜麻仁、荏胡麻、オリーブオイル、アサイー、酵素・乳酸菌飲料、雑穀など。最近のココナッツオイルの過熱ぶりは、05年当