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とある実験結果によると人はふれあいがないと”死ぬ”らしい【フリードリヒ2世の実験】
愛着障害を抱えている人なら知っているかもしれませんが、「人はふれあいがないと死ぬかどうか」を実験した人がいました。
すごく悲しい実験なので、繊細な方はここから読まない方がいいかもしれません…。
その実験は「フリードリヒ2世の実験」といいます。
簡単にいうと、
50人の赤ちゃんを対象に、ふれあいなしで身の回りの世話のみをしたら1歳までに全員死んだ
(※死んだ年齢は諸説あるらしいですが、3歳までには全員死んだらしいです。)
という結論です。詳しい版はサイトから抜粋させていただきました。
産業革命後のヨーロッパは捨て子が多くて、それを修道院に入れて修道士が育てました。フレデリック大王はあるとき修道士にマスクをさせて、赤ちゃんが目を見ても一切目を見てはいけない、笑いかけても笑ってはいけない、語りかけてもいけないと、ふれあいを一切しないで赤ちゃんを育てる実験をしたのです。そうしたら、実験が終わらない間に子どもはみんな死んでしまったのです。
ふれあいで禁止されていたことは例えば、以下のようなことです。
赤ちゃんの目を見てはいけない
赤ちゃんに笑いかけてはいけない
赤ちゃんに話しかけてはいけない
色々考えさせられますよね。
ふれあいがないと人は死ぬ…。
この実験結果を見て思うことがいくつかありました。
私は、毒親育ちの愛着障害であると自負しています。
でも愛情がゼロだったら赤子の時に死ぬのだとしたら、親から当時、多少なりともなんらかの愛情(ふれあい)をかけて育てられたからこそ生き延びたんだな〜とも捉えられます。
そして、私は突然家を追い出されて極貧生活、身体を差し出して男の家に転がり込む生活、DVモラハラ夫と過ごした生活、天涯孤独になって寂しい生活…
いろいろ経験して、「何度も死にたいなぁ」と思ったのですが、結局そのときの自分を支えてくれたのは、人とのふれあいだったと思うのです。
人とのふれあいとは、具体的にいうとこんな些細なことです。
バイト先の人とどうでもいいことを話した
同じ価値観の友達が数人いた
安心できる職場環境があった
体調を気にかけてくれる知人がいた
今ならnoteでコメントで交流したり、スキをすることも私にとってはふれあいです。
こんな石ころみたいな自分を見つけてくれて、みんなそれぞれいろんな事情や生活を抱えながらも、優しいコメントやスキをしてもらえるのは、私にとってはすごく幸せなことです。
とはいえ、若くて生きるのに必死だった頃は全然そんなこと考える余裕がなかったです。
とにかく死にたかったです。笑
こんなに辛いならさっさと人生終われと思ってました。
35歳で死ぬ予定だー!とか言ってました。笑
でも結局、ここまで生きのびてしまった理由は、ささいなふれあいが少しでも日常にあったからなのかもしれないと振り返って思うのです🤔
そして、自分が無意識にしているささいなふれあいが、どこかにいる誰かを少しでも救えてたらいいなぁと思うのでした。
そして、この話を記事にしようと思いたったのは、昨日「しあわせは食べて寝て待て」の新刊が出たからなんですね・・・・。(つぶやきでも書きました。笑)
この漫画は、ほんっっとうに人とのふれあいの素敵さや価値を何度も何度も感じさせてくれます。🥲
ドラマ化も決まったし、新刊も出たし、何かしらのアプリで割引キャンペーンもやっていると思うので、ぜひぜひみなさん興味があったら読んで欲しいです。
結果的にただの漫画好きの布教活動となってしまって失礼しました…。笑
以下の記事で、大大大好きな漫画についてたくさん語っているので興味がある方は読んでいただけると嬉しいです!