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京都の大垣書店。関西に寄る時は必ず足を運ぶ。迷路のような作りから1冊探し出して買ってしまえば帰りの新幹線は恰好の読書タイムになる。遠足は最後まで楽しむ派。
https://youtu.be/Xc1XPPT2a9s?si=sPS4fmMRCLPgGqtl

こんなに近くで観た通天閣は初めて。
新世界との距離感もわかった。
朝早くきたおかげで、喫茶店すらも開店前でした。

大阪遠征。色々散策して帰京します。
素敵な出会いあり、びっくりありで良い旅でした。
近々まとめます。
芋焼酎はロックだけしか信用しません!
BGMは今夜はブギーバック。

小説未読の者が司馬さんに会いに行った。:司馬遼太郎記念館(大阪)

小説未読の者が司馬さんに会いに行った。:司馬遼太郎記念館(大阪)

大阪という都市は罪深い。

食に然り、芸術に然り、私を幾重にも引き寄せてしまう。

かつての天下人が城を構えた商業と水の都市を巡る旅は、長年の好奇心に迫る旅となった。

司馬遼太郎は私にとって大変とっつきにくい作家であった。

私は司馬遼太郎の小説は1冊も読んだことがない。
もともと歴史小説や時代小説に苦手意識があり、さらに「坂の上の雲」や「竜馬がゆく」など濃厚な歴史シリーズものを何冊も書いている

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わたしにとっての京都。~寺廻り編~

わたしにとっての京都。~寺廻り編~

「京都を訪れるときは最大限に楽しみたい」

いつも心にそう誓って旅立つ。
街並み、お店、食事、お土産…
どれをとっても物足りなくなってしまうのがこの都市の罪深さ。

前回は過去の記憶を辿っているうちに予定文字数をオーバー。
改めて冬の京のお寺参りの旅をお伝えしたい。

遡ることもう1か月経ってしまったが、2月の連休を使って京都に行ってきた。
年男である私の干支は辰。
府内各所で公開されていた龍図を

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わたしにとっての京都。~回想編~

わたしにとっての京都。~回想編~

これまでの人生、縁あって京都に行くことが多い。

中学の修学旅行の班行動で訪れた仁和寺。
参拝後に手前で拾って皆で乗ったタクシーで壮絶な車酔いをしてグロッキー状態になる洗礼を受けた。
身を案じたSさんからのティッシュペーパーの受け渡しを、汚してはいけないと思い反射的に手で払いのけた事も、子供ながら大人げなかった。

それ以来、仕事で私用で何度赴いたかわからない。

美術屋にいた頃、出張で某市内の蔵

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鹿とぬる坊と足の甲に関する考察│奈良放浪記。

鹿とぬる坊と足の甲に関する考察│奈良放浪記。

もう居ても立ってもいられない。

 今の会社を退職をしてから次の仕事が始まるまで、しばし時間がある。
    幾度となく流行と収束を繰り返すコロナ禍で、完全に収まるまで封印した筈の一人で遠くに行きたいという欲求。

 数年前に作ったいつか行きたい街リストのなかで、沸々と湧いてはたち消えていた平城の京、奈良。
 中学の修学旅行でおおよそ京都とセットでくっついて計画されていたせいもあり、五重塔くらいし

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風の盆に寄せて。

風の盆に寄せて。

忘れられない記憶がある。
かれこれ数年前、富山市八尾町の「おわら風の盆」祭りを一人で観に行った。夏の終りに3日間だけ行われる伝統のお祭りである。

旅番組でこの幻想的な祭りの存在を知って「これは!」と思い、ショルダーバッグ1つで新幹線に飛び乗った。

富山駅に着いたその足で初めて訪れる北陸の町並みを散策し、夜は風の盆祭りに見入っていた。

旅の写真は主にクラウドサービスで保存しているが、何故かこの

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続・関西流浪記。

続・関西流浪記。

久々の放浪旅をしよう。

そう決めていた今回の関西遠征。

 前回はのんべんだらりと心に刻んだ神戸・大阪での思い出に後ろ髪を惹かれつつ、いざ京の都へ上洛。ここで友人らと別れ、ここからは単独で自分が行きたい京都市内のスポットへ行く。

古都・京都。

悠久の時が流れるこの街は、僕の今までの人生の中で最早欠かせないものとなっている。

中学の修学旅行で初めて御室仁和寺の庭園の美しさ、そして静寂さに心惹

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関西流浪記。

関西流浪記。

旧友2名と未知なる関西ワールドへ浸りに行った。

僕は神戸、ほか二人は大阪、京都。
3人が3人とも初めての街があるとのことで、いっそのこと全部廻ってみようとの結論に至り巡ってきた。

GWの初日から東京駅は大混雑。
次から次へと新幹線の出発アナウンスが流れる中、泣き止まぬ赤ん坊や駅のホームを尋ねるご老人など、そこにはかつてのコロナ前の賑わいが戻っていた。

移動すること3時間。
まずは異国情緒溢れ

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