未来に向かって進む時に大切な「普遍的価値」~論語(為政第二(11)) 381(さわいち)ブログ vol.54
5/25(土)晴れ☀
今日ご紹介する章句は『温故知新』という四字熟語の元になったものです。
章句の中に「現在」が隠れています。
「現在」は「過去(=故)」がもたらしました。
「現在」は「未来(=新)」の原因になります。
「過去」に相当するものは何でしょうか。
→言い伝え・習慣・しきたり・親・年配者etc.ですね。
「過去」は見捨てられ、価値がなくなり、冷たくなってしまいます。
「過去」の中には普遍的なものが隠されていて、その普遍的なもの(=価値)を発掘(=温)して「未来」に役立つ知恵を見出すのです。
街の中や日用雑貨品を見渡すと様々な気づきがあります。
どのような経緯によって「現在」があるのか。
その経緯を知り、時代共通の知恵を見出して「未来」に向かって進んでいく。
このような姿勢がリーダーに求められているのだと思います💪
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『子曰、溫故而知新、可以爲師矣』
しいわく、ふるきをたずねてあたらしきをしれば、もってしたるべし。
(訳)
先師がいわれた。「古いものを愛護しつつ新しい知識を求める人であれば、人を導く資格がある」
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今日も素敵な一日をお過ごしください✨
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