50歳くらいで「私の仕事」が見つけられたらいいと思う。
苦しいこともあったけど、比較的恵まれた20代だったと思う。
希望する仕事、夢だった「書くこと」に打ち込んで、昼夜もなく働いた。
寝る間がなくても、職場で嫌がらせを受けても気にならなかった。
自分の原稿のために深夜も休日も働くのは苦痛じゃなかったし、なんでも器用にこなしてくいくタイプじゃない私にとって、自分の目で物事を確かめて、伝えていくことは唯一、情熱を持てるいとなみだったと思う。
30代。その仕事をばさっと捨ててしまった。
理由は、上司との折り合いの悪さや負担の大きさで、