無意識の「こうじゃないといけない」を脱ぎ捨てたい
もうすぐ33歳。
子供の時に思い描いていた理想の大人に全然なり切れていないことに気づく。
堂々として、自信をもった人になりたかった。
回りから頼られ、必要とする人になりたかった。おおらかで、細かいことを気にしない人になりたかった。
自分の現在地と、これまでと、これからへの予感に、心から満足した人でありたかった。
だけど、どれも、今の私ではない。
いつも迷いの中にいて、選んできたことに確信が持てず、「ここではないどこか」に心が移って仕方が無い。
過去にした選択、進学や就職、転職、人との諍い、どれにどう対応したか・・・どれも、「間違っていたかも」「あの時こうしていれば」が頭をもたげ、苦しむ。
そんな時の自分は、どこかに「正解がある」と追い立てられているんだと思う。無意識に、「この年齢ならこうなっていなければ」とハードルを挙げて、そこに至れていない自分を責めてしまう、思考の癖ができあがっている。
正解なんてない。
こうじゃなきゃいけない、なんてことはない。
そう言い聞かせる傍ら、「選んだ方を正解にするんだ!」なんて息巻いてしまう矛盾。
今はゆっくりでいいから、この呪いを解いていきたいと思う。
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