リレイヤー

「あなたは孤独な短距離走者ではない」鴻上尚史さんの戯曲「リレイヤー」からいただきました。 リレーのように、今日は明日につながっていきます。 フリーランスのキャリアコンサルタント。趣味は占星術と鬼滅の刃と駅伝観戦。弱音を聴きあえる世の中になったらいいなと思い、日々生きています。

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「あなたは孤独な短距離走者ではない」鴻上尚史さんの戯曲「リレイヤー」からいただきました。 リレーのように、今日は明日につながっていきます。 フリーランスのキャリアコンサルタント。趣味は占星術と鬼滅の刃と駅伝観戦。弱音を聴きあえる世の中になったらいいなと思い、日々生きています。

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  • 占星術家さんに感謝!繰り返し読み返したい記事

    素晴らしい占星術家さんの繰り返し読みたい記事や、占星術を通しての自身の気づきをまとめています

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  • 国家資格キャリアコンサルタント試験

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最近の記事

命だけは平等にひとつしかない

私の住んでいる市は街灯が少なく、夜間はとっても暗い。 駅も遠く、坂ばかりなので、歩いている人も自転車も、とても少ない。 (通学の小中高生を見かける程度) そんなわけで、我が子たちもほとんど自転車に乗らずに大きくなってしまった。女の子は中高生になっても自転車を使わない子が多いのだが、男の子はそうはいかない。 友達同士で遊びに行くときに、大半の子は自転車でやってくる。 でも、息子を含む一部の子は自転車を持っていない。 息子は小4から陸上クラブに所属していて、走ることが苦ではな

    • 母の死を、乗り越えられない

      母が亡くなって、間もなく六カ月。 日々、忙しく… 心を亡くす、と書いて忙しく。まさにその通りの生活で、あっという間に半年が過ぎようとしている。 実家に帰ると未だにひょこっと母が現れるような気がしてならない。 実家への道中は、母が最期の時間を過ごした病院への道でもある。 息を何とかしながら運転して通った道。 母が亡くなることは、母の肝臓に影があるとわかった段階でうっすら心していたことだった。 2021年の初夏、私は新型コロナワクチンの接種を大変懼れていて、実家の父と母を

      • 人を支援する仕事の畏れ多さ

        今日の朝ドラ、『虎に翼』。美佐江さんの遺書ともとれる手帳が放映されましたね。 『特別な私』ではなく、 『どんな私も私』『ただ私であること』 『私が私を愛し、そして誰かを愛して生きていくこと』 そういったことを、美佐江さんが気づき、選び取るきっかけになったかもしれない寅子さんとの出逢いだった。 実現せずに終わってしまった。 美佐江さんは、『特別な私』で居続けることを選んだ。 寅子さんが美佐江さんに関わらなくても、いずれは美佐江さんは死を選んだかもしれない。寅子さんが関わら

        • 決断力と勇気は私の武器

          仕事(に関わる人間関係)でイライラしていて、何かヒントはないか‥ とnoteめぐり。 そんなとき、フォローしている星読みジュエリスト、金子ゆきさんのブログに、曜日生まれ毎のアドバイスが載っているのをみつけました。 生まれ曜日はあなたを守護する天体 - 星読みジュエリスト 金子ゆき (astrobeauty.jp) 私は火曜日生まれなので、「決断力と勇気が武器」なのだそうです。つまり、火星を使おう!ということ。 私のネイタルは獅子座火星で、アスペクトがあんまりよろしくなく

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        記事

          自分自身が怖くなる

          8月6日の朝ドラ『虎に翼』 観終わった後、神妙な表情が張り付いてなかなか取れませんでした。 一緒に観ていた夫に、思わず言った言葉が「怖いね」。 夫は「美佐江さん、怖いね~」 と答えました。 私は、「…いや、トラちゃんのことだよ」 と答えました。 勿論、美佐江のような存在は怖い。何を考えているかわからないし、大切な子どもまで巻きこまれたら?と思うと、本当に怖い。 でも、美佐江のような人はきっと世の中に沢山いることでしょう。 私たちは本能的にそれを嗅ぎ取って、普段の生活で

          自分自身が怖くなる

          猛暑・酷暑の後の極楽

          (何のオチもない、ただの日記) 7月24日水曜、信じられないくらい涼しい。 日中でも久々の35度以下。17時の今、30度、曇り。 今朝まで、「更年期が酷い… 生きているだけで精一杯…(涙)」と落ち込んでいましたが、いやいやいや、更年期のせいではなかった! (いや、もちろんそれもあるが) 昨日おとといの暑さが異常だっただけだ。 ということを、今日の涼しさが教えてくれる。 ここのところ連日、朝からお仕事でしんどい。(朝は時間に縛れず、ゆっくり始めたいほう) だがしかし、今日は

          猛暑・酷暑の後の極楽

          ここまでわかっていないと思わなかった

          タイトルは、今日の朝ドラ『虎に翼』花江さんの気持ち(推測)。 「新潟へ私たち二人だけで行く」… 呆れながら、でもまだ何かを待っていた花江さん。(この時の表情の変化の凄さったら) 覚悟を決めて「優未は置いて行って。私が責任を持って面倒を見る」と伝えたのに、何なんだ、あの寅子は。 それでもまだ怒らない花江さんは本当に優しい。 「この家のあるじはトラちゃんなんだから」と、怒りも声も抑えて、寅子への敬意を表す言葉まで口にしている。(私ならとっくにブチ切れている。手も出てしまうだ

          ここまでわかっていないと思わなかった

          それでも人生にイエスと言う

          キャリアコンサルタントの養成講座に通っていた十数年前、最も心を動かされたのは、ドナルド・E・スーパー先生の「ライフキャリアレインボー」だった。 子育てと仕事の両立を諦めて、子育て「しか」していないことへの引け目。自分や、自分の生き方に対し、ネガティブな言葉だらけの自己評価を与えていた。 けれども、ぐーーーーーんと視座を上げたら、全然違う光り輝くものに思えた。この時の感動があったからこそ、私は今も「キャリアコンサルタント」を生業としている。スーパー先生ありがとう。 そしても

          それでも人生にイエスと言う

          チョコレートがつなぐ愛

          私はチョコレートが好きだ。幼少期からずっと好きな食べ物は変わらない。ラーメンとチョコレート。 朝ドラ『虎に翼』。ホーナーさんが寅子さんの子どもたちのことを想って渡したチョコレートは、寅子さんから花岡さんの子どもたちへ。そのチョコレーとは、花岡さん一家にとって本当に久しぶりの笑顔をもたらした。 花岡さんは逝ってしまったけれど、チョコレートを食べた花岡さんの子どもたちの存在は、戦後の沢山の子どもたちの想いと重なって司法に携わる人たちだけでなく「良い世の中にしたい」という想いを

          チョコレートがつなぐ愛

          またまた花岡悟に泣かされる

          花岡さんの再登場に泣き、花岡さんの訃報に泣いた先週。 花岡さんは、最後の最後まで寅子さんを励まし、勇気を与え、死んでしまった。 寅子さんの傍には、いつも優三さんの魂がやさしく寄り添っていて、寅子さんを支えています。 でも、花岡さんと再会できた寅子さんは嬉しそうでした。過去の自分をよく知る、共に励んできた仲間から、「自分は自分」だと認めてもらえた寅子さん。 数年前は、「どうして自分だけ…」という孤独感が自分を追い詰めて、弁護士の道を去ることになったけれど、「自分は一人じゃ

          またまた花岡悟に泣かされる

          優三くんかぁ、花岡君がいいなあ

          今日の朝ドラ『虎に翼』、死が近づいているのを感じている直言お父さんの言葉。もう笑った笑った。 そりゃあそうでしょうね! 共亜事件解決に尽力した穂高先生を連れてきてくれたのは花岡君だし。正義感があって、やさしくて、エリートで、イケメンで。育ちが良くて、実家も太くて。さらに、可愛い可愛い娘である寅子を「聡明で美しい女性」として認めてくれており、『娘と託すに相応しい、優秀で将来有望な男性』だと思っていただろうから…。 花岡の婚約を知ったあと、はるさんといろいろと文句を言いながら

          優三くんかぁ、花岡君がいいなあ

          怒りが染みついている

          タイトルは、今日の朝ドラ『虎に翼』の桂場さんのひとこと。 なんていう洞察力でしょう。 このあとの、穂高先生とのやりとり…息をのむとはまさにこのこと。 寅子さんは、ただ、慰め、励ましてほしかった。弱音を吐いて、「君なら出来る」と言ってほしかった。(たぶん) それが、あんな結果になってしまった。辛い。 先生と寅子のやりとりを文字にしたのですが、あまりに辛くて消してしまいました。穂高先生が言うこともわかる。 (どうしても言いたいところだけ残します) 「君の犠牲は決して無駄に

          怒りが染みついている

          久保田先輩の涙と、装い・声の発し方

          今日も、朝ドラ『虎に翼』について。 学生としても、弁護士としても、『女性の生き方』としても、寅子の少し前を走り続けた久保田先輩。 「夫の実家のある鳥取に移り住む、弁護士の仕事も辞めると思う」と言う。 「婦人弁護士なんて、物珍しいだけで誰も望んでいなかった」 (ここで寅子は否定。それを強い口調で遮る久保田先輩。どれだけ辛い思いをされたのか…) 「結婚すれば、弁護士の仕事も家のことも、満点を求められる。絶対満点なんて取れないのに」と、珍しく感情的に話す久保田先輩の目には涙が。

          久保田先輩の涙と、装い・声の発し方

          花岡悟に泣かされる

          花岡さん、花岡悟。朝ドラ「虎に翼」を見ている方にしかわからない名前ですが、私はこの人にもう3回も泣かされている。 一度目は、花岡さんが梅子さんを前に「こんなはずじゃなかったのに…本当の自分は…」と胸の内を吐露する場面。梅子さんに、「どれも本当の自分よ。でも、あなたが思う本当の自分がいるなら、大切に」と言われ、一筋の涙が頬を伝う花岡。 ああ、なんて純粋な魂の人だと思ってしまいましたよ、私は。(この涙は台本にはなく、演じる岩田さん自身が涙を抑えられなかったそうです…) 二度

          花岡悟に泣かされる

          母が亡くなりました

          4月3日に、母が亡くなりました。 とても良い最期で、悲しみよりも、「安らかな最期で良かった」という想いの方が強かったです。 母が亡くなって2週間経ちます。仕事を再開して10日ほど。 疲れが出てきたのか、何か無理をしていたのか、体も心も鉛のように重く、何もしたくありません。(手続き等は父が全て行ってくれました) しなければならない仕事があるのですが、気持ちを前に向かせることができません。 やっぱり、母を亡くしたことは、重く、辛く、心にずっとあるのだと思い知ります。 しっ

          母が亡くなりました

          看取り介護中につき、いろいろなことが起きます

          母の11月24日の緩和ケア病棟入院から3ヵ月が過ぎました。 その間、父の大腸がんが見つかり、父の手術前に母は10日間の一時退院。 (この一時退院前に私が風邪をひく) 母、再入院後に容態悪化。 そして父の一週間の入院・手術。その間、さらに母の容態悪化。 (私のメンタル、かなり不味いことに) 父退院日に私の娘が発熱(インフルB)し、母のことは姉一家と叔母に数日間お任せすることに…。 母は、父と叔母に会えて元気を取り戻したものの、父の体調は日に日に悪化⇒本日受診したところ腸閉塞で緊

          看取り介護中につき、いろいろなことが起きます