『味方がいない』孤独を感じた時のツボ『膻中』
『味方がいない』孤独を感じた時のツボ『膻中』
オンライン上のコミュニケーションやソーシャルが新しいスタイルとして定着した今年。
その一方で『オンライン疲れ』というワードも見受けられます。
提案をしてみたものの、誰もリアクションがない、コメントがないと、不安どころか孤独を感じる。
たまたま相手とのタイミングがずれただけかもしれない・・・と頭の片隅では分かってはいるのだけど、どうしてもネガティブな方向に考えてしまう。
「自分を理解してくれる人はいないのではないか?」
落ち込む前に使っていただきたいツボ『膻中』をご紹介します。
『膻中』の場所とツボ押しのやり方
『膻中』は胸の真ん中にあるツボ。
乳頭と乳頭の間、胸の真ん中にある骨の上です。
ここに人差し指・中指・薬指の3本を垂直に当てます。
息を吸って、少し前屈みになって吐きながら、ツボをゆっくり押していきます。
息を吸うのは3拍、吐くのは5〜6拍。
これを5回ほど繰り返しましょう。
室内におられる方はぜひ窓を開けて、
●太陽光を浴びる
●換気をする
行ってみてください。
夜の場合は換気だけでも大丈夫です。
より良く生きるために【太陽光+深い呼吸】
脳内ホルモン『セロトニン』は幸せホルモンと呼ばれています。
精神を安定させ、落ち着かせる働きがあります。
怒りの感情や戦闘態勢の時にはブレーキをかけてくれる、理性を思い出させてくれます。
分泌が不足すると、依存症やうつ病、睡眠障害になることも。
そしてこの『セロトニン』を分泌させるためには、太陽光を浴びる、朝日を浴びるのがベストです。
そして、深い呼吸。
呼吸は私たちが無意識に行う日常動作です。
また、呼吸は自律神経を意識的にコントロールする唯一の手段でもあります。
深い呼吸で、副交換神経が優位になり、リラックスモードに入ります。
マスク生活が続く今、息苦しさから『口呼吸』になっている人が多いです。
睡眠中に口呼吸をしていると、感染症のリスクが高まります。
呼吸をすることで全身に酸素が巡り、血流が良くなり、ココロもカラダも元気に活性化します。
ぜひ、定期的な換気で、新鮮な酸素を取り入れてください。
孤独感なんて関係ないという方にも、
朝日を浴びながらの『膻中』のツボ押し
昼間や夜、換気をしながらの『膻中』のツボ押し
をお勧めします。
今日も明日も笑顔で過ごせますように!!!
<この記事を書いた人>
こころとカラダを美しくする鍼灸院
鍼灸美容研究所 こきゅう南青山
https://kokyu-m.com/
院長 広瀬志帆
厚生労働大臣認定資格 はり師 きゆう師
日本董氏針灸学会 龍門針灸 王醫塾 事務局長
体調不良がきっかけで、銀行員から鍼灸の世界へ転身。現在は、90%以上が1年以上リピート来院する「こきゅう南青山」の院長を務めている。施術は、首肩こりから美容・体質改善・妊活・アンチエイジング・不眠など心のトラブルまで幅広く対応。自身の大きなキャリアチェンジの経験から、“人生を思いっきり楽しめるココロとカラダづくり”を鍼灸でサポート。患者様には医師・看護師も多く、医療関係者からの信頼も厚い。現代医学・東洋医学の両面からの説明のわかりやすさから、セミナーやイベントなどの講演依頼だけはでなく、テレビ番組やコラムなどの監修依頼も多く、日々活動の幅を広げている。