元・神童のKKさん

IQ200超かどうかに関係なく、いつもヘンテコなことを考えています。まわりに話し相手が…

元・神童のKKさん

IQ200超かどうかに関係なく、いつもヘンテコなことを考えています。まわりに話し相手がいないので拝啓ブログ様とアンネフランクごっこ中です。

マガジン

  • 分析しよう、坂本龍一楽曲を!

    これまでのリューイチ楽曲分析は、ご本人のものを筆頭に、どれも間違っているので、私が順に正しいものをお見せしますね。

  • ぼくは毎日こんなことを考えている

    ぼくっ子キャラで行きます。

  • 日々のつぶやき

    真の洞察は、日々のささやかなつぶやきのなかにある、かも

  • エレン先生、数学を語る

    受験数学に毒されてしまった秀才さんのために、エレン先生が易しくモノホン数学を叩きこむよ

  • 天才たちの原論文を読んでみよう

    数学史や物理学史に名を残す、天才たちの論文を原語で追っていくのは、不遇を強いられている知性にとって大きな慰めとなるだろう —— スティーヴン・ホーキング(うそ)

最近の記事

Ryuichi Sakamoto’s "Opus" and the Enduring Impact of His Melancholic Resonance

I’m considering writing an article on Ryuichi Sakamoto’s music for a Japanese web magazine, with the aim of publishing it by February next year. The idea was sparked by recent news that one of his last works, "Opus," has been nominated for

    • https://youtu.be/z9tECKZ60zk グラミー賞候補 本人監修楽譜をもとに来年2月、何か寄稿を思案中。

      • 元・神童、アマデウス坂本の「戦メリ」作曲を解明す

        ↑ 「戦メリ」サウンドトラック作りには、プロフェット5という機材が使われました。上の動画にあるのは5ではなく6です。何十年か後に5とほぼ同じ性能と機能を再現したブツです。 ああたぶん彼は音響スタジオにこもってこういう風につまみひねって音色作りに時間を費やしたのだろうなって動画です。 ピアノ曲の印象が強いこの曲、もともとは映画音楽、それも当時の前衛マシンを使っての前衛音楽です。 和声進行で見ると、ふつうなんですよね。 . イントロ Ⅳ→Ⅴ7→Ⅲⅿ→Ⅵⅿ メインテーマ 

        • 「戦メリ」は即興的にピアノ再生された

          ちゃちゃっといきます。「戦メリ」を貫くのはサブドミ和音。 . . しかし微妙に違うサブドミ和音が現れては、次の和音にバトンがわたっていきます。 ① ファ・ラ・ド ② ファ・ソ・ド ③ ファ・ド・ミ ④ ファ・ラ・ド・ミ ⑤ ファ・ラ ⑥ ファ・ラ ⑦ ファ・(ラ)・ド・ミ ⑧ ファ・(ラ)・ド ⑨ ファ・(ラ)・ド ⑩ ファ・ラ・ド

        Ryuichi Sakamoto’s "Opus" and the Enduring Impact of His Melancholic Resonance

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        • 分析しよう、坂本龍一楽曲を!
          387本
        • ぼくは毎日こんなことを考えている
          230本
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          227本
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          119本
        • 天才たちの原論文を読んでみよう
          167本
        • 映画音楽を分析しましょう
          33本

        記事

          生成AI のアシストも借りてこの本の欠陥を分析中。間違ったことは述べていません、しかしひとをむしろ惑わせてしまうような話の進め方をしていらっしゃいます。波動関数の説明をしないままδ関数やヒルベルト線形空間論を繰り広げてしまうのって、どう見ても中級者以上向けではないか。

          生成AI のアシストも借りてこの本の欠陥を分析中。間違ったことは述べていません、しかしひとをむしろ惑わせてしまうような話の進め方をしていらっしゃいます。波動関数の説明をしないままδ関数やヒルベルト線形空間論を繰り広げてしまうのって、どう見ても中級者以上向けではないか。

          「戦メリ」の出だしが、時代によって違う!

          「戦メリ」こと Merry Christmas Mr. Lawrence におけるサブドミナント和音のヴァリエーションについて、近日中に検証していくつもりですが… 実はつい先ほど、驚いてしまいました。 昭和58年版、つまり初出のピアノ演奏版と、2004年の本人監修版とでは、冒頭小節の和音が違うのです。 . どちらもサブドミ和音ではあるのですが「04」版は・・・ ファ・ソ・ド で、昭和版は ファ・ラ・ド です。どちらも過去に何度か研究しているので、見落としていたわ

          「戦メリ」の出だしが、時代によって違う!

          「アゴラ」に寄稿しました(2024年11月6日)

          よりによってアメリカ大統領選開票と同じ時間帯にアップです。みんなの目があっちにいっちゃったよ、え~ん😿

          「アゴラ」に寄稿しました(2024年11月6日)

          Whispers of the Subdominant: The Subtle Beauty of Chord Variations from "Merry Christmas Mr. Lawrence"

          I, too, was one of those who, in my sensitive teenage years, heard this piece performed live and was so captivated that I could hardly breathe. "God, I’ve heard this somewhere before. This is it!" . At the core of this piece, lies the subd

          Whispers of the Subdominant: The Subtle Beauty of Chord Variations from "Merry Christmas Mr. Lawrence"

          「戦メリ」を名曲にした、色彩の移ろい

          こんなのを昨日うだうだと綴ってしまいました ⇩ . せっかくなのでこのトピックでもう少し語ってみます。 「戦メリ」を分析して、私の手でもうひとつ「戦メリ」を作曲してまえ!という神をも畏れぬ野望を、これまで誰にも絶対に明かさないで極秘のないしょにしてきましたがひとり密かに抱いて、ひみつきちにこもってひとりこつこつと研究を続けてきました。 ・・・できましぇ~ん . 当時の昭和ギャグで検索したら⇧が出てきたので貼っておきます。(前に一度使ったかな、これ) 私の楽曲分析法は

          「戦メリ」を名曲にした、色彩の移ろい

          英語圏にむけて、大学数学の指南書(Kindle)を出してみたら

          全微分がこうのテンソル積がこうのとツイッターの一部界隈で物理学徒と数学徒がガクガクと議論を繰り広げる数日間でした。私も少しばかり絡んでいます。 テンソル積が位相数学の落とし子だってこと、数学者さんが知らない様子だったのがとても興味深く感じられました。 それはいいとして、この論争に少しばかり刺激されて、フーリエだのコーシーだのテイラーだのローランだのを、駆け足でおさらいしました。♪ ローランローランローランろーらん 志賀本と長沼本はやはり面白かったです。 深夜ふと目が覚

          英語圏にむけて、大学数学の指南書(Kindle)を出してみたら

          「おとなになって自力解決できるようになるまで待つ、原子炉に密封して」

          「おとなになって自力解決できるようになるまで待つ、原子炉に密封して」

          分析は天才的に巧いのに、創作に活かせない、その要因は…

          1991年発表のアルバム「Heartbeat」には、RS教授の「じぶんはニューヨーク・ミュージシャンに生まれ変わるのだ、トキオのムラで粋がっていた吾よサ、ヨナ~ラ~」な思いが感じられます。 商業的結果としては大惨敗に終わったようですね。当時のヒットチャート記録にあたっても、痕跡がちらっと見つかるくらいでした。 ニューヨークの最新(当時)の売れ筋楽曲をいろいろ聴き込んで、そこからエッセンスを抽出して新曲として投げ返す、つまり批評するという狙いがあったように想像します。YMO

          分析は天才的に巧いのに、創作に活かせない、その要因は…

          意気込んでNYCに移住してUSヒットチャートに挑むも食い込めずRSは「ぼくの繊細な和声感覚は捨てられないし…」と悶々。これって言いかえれば彼の繊細な和声感覚こそが作曲耳&指 with 思考の根幹にあるってことですよ。「戦メリ」を貫くサブドミ和音の微妙な変化ぶりを再現しつつ実感。

          意気込んでNYCに移住してUSヒットチャートに挑むも食い込めずRSは「ぼくの繊細な和声感覚は捨てられないし…」と悶々。これって言いかえれば彼の繊細な和声感覚こそが作曲耳&指 with 思考の根幹にあるってことですよ。「戦メリ」を貫くサブドミ和音の微妙な変化ぶりを再現しつつ実感。

          Resonance of Self: "Merry Christmas Mr. Lawrence"

          Although I consider myself relatively proficient in English compared to my fellow countrymen, being born and raised in Japan brings a certain awkwardness when I try to express my thoughts in English like this. I can't quite articulate it, b

          Resonance of Self: "Merry Christmas Mr. Lawrence"

          全微分の解説論争に私も少しばかり巻き込まれたのをきっかけに、線積分や複素積分やテイラー展開や正則関数とかの、物理数学のイロハにして難所である諸々について、自分なりにわかりやすい説明法を、いくつかの書物を再読しつつ昨日から模索中。

          全微分の解説論争に私も少しばかり巻き込まれたのをきっかけに、線積分や複素積分やテイラー展開や正則関数とかの、物理数学のイロハにして難所である諸々について、自分なりにわかりやすい説明法を、いくつかの書物を再読しつつ昨日から模索中。

          Harmonious Transformations from Ryuichi Sakamoto to Harry Hosono: Analyzing the Works of Two Musical Legends in Japan

          One of those who listened to Johannes Brahms's first symphony is said to have asked the composer, "Doesn't this melody remind you of the one from Beethoven's Ninth?" To which Brahms cheerfully replied, "Even a donkey could understand that."

          Harmonious Transformations from Ryuichi Sakamoto to Harry Hosono: Analyzing the Works of Two Musical Legends in Japan