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【たーぼうの教育ニュース①】 2023年11月11日(土)

 こんにちは!たーぼうです!

 記事にも書きましたが、東洋経済education×ICT は良いメディアですね。めっちゃ勉強になるし、無料で見られるのすごいな〜という感じです。

 さて今回から、3本立てのニュースから「2本」を基本として、3本目のSVPの活動紹介を不定期発信に変更します!

・第1弾(土曜日):教育関連のニュース
・第2弾(日曜日):インタビュー・イベントの紹介
・※第3弾(不定期):SVPの活動紹介

 団体の動向は随時シェアすることもあるので、よろしくお願いします〜◎

 ということで、本日は第1弾:教育関連ニュースです!よろしくお願いします!



■1:教育ニュース

11/8 立教大学 中原淳 先生のブログ
「誰ひとり、僕の話なんか、聞きたいと思っていないこと」を前提にして「話す」ということ


  教育やビジネス業界でも大活躍している中原淳先生のブログです。めちゃくちゃわかりやすく、いろんなエッセンスを提供して頂いています。今回の記事もズドーンとくるやつでした。

以下引用です。

 わたしは「教員」で、目の前にいるのは「生徒」なのだから、生徒は先生の話を聞いてあたりまえだろう!
(中略) 
 しかし、僕自身は、そうは考えません。むしろ「逆」。 
 今、この場には、誰も、自分の話を聞きたいと思っているひとはいない」と思うようにしています。
 「僕の話なんか、誰一人、聞きたくない」と思っているくらいで、話をするのが、ちょうどいい。奢ってはいけない。むしろ、そう念じているくらいが「ちょうどいい」

 私も読んで、あぁ・・気をつけねば。と思いました。(反省)



■2:生徒指導ニュース

11/8 四国放送
成果はどうだったのか 生徒主体で行われた県立学校での校則の見直し結果を報告【徳島】



 徳島県で、校則見直しの成果などを高校生が県庁で発表したそうです。徳島北高校が校則見直しの手順やプロセスなどを丁寧にホームページで公開しています。(行政手続きみたいにしてて、マジですごいなと思いました。)

 提案したものが通った・通らないは、一度置いておいて手順やプロセスを公開していることは、とても素晴らしいなと思います。

徳島北高校ホームページ ←ここめっちゃすごい!

 


■3:探究ニュース

11/11 東洋経済education×ICT 編集部
幼児教育も「子ども主体」に舵、待機児童問題を経て幼稚園・保育所も質の時代に 非認知能力の重視は全国的なムーブメントに

 
 東洋経済education は本当に素晴らしいメディアだな〜と思います。

 幼稚園でも子ども主体・遊び重視へと学びの転換が広がっています。基礎学力もめっちゃ重要ですが、子ども主体・遊び重視な部分がどんどん含まれていって欲しいなと思います。(探究や遊び至上主義者も増えている感じがしますが、それはそれでやばいと思います。基礎学力は大事という視点は見逃すと危険だと思います。やっぱり学びはバランスだなと思います。)



■4:キャリア教育ニュース

11/9 教育新聞
奨学金「借金なので怖い」が約半数 学生や保護者にアンケート

 奨学金に関する記事です。アンケートでは半数に近い人が借金なので怖いとイメージを持っているようです。これに対して私は2つのことを思いました。

①奨学金の多くは、借金であるという感覚で良いと思う

 さまざまなものがありますが、ちょっとポジティブに捉えすぎるのは危険だと思います。安易に借りると将来を棒に振りかねないので、ちゃんと警戒することは大事だと思います。奨学金で貧困となるケースはまだまだ多くある。

②借金は良い借金と悪い借金があることは理解しておいた方が良い

 これは社会科的な視点ですが、借金にも種類があります。何かを叶えるための「投資」と、出費過多である「借金」があります。

 奨学金は、借金の中では比較的利率は低く、将来のための投資的な側面が強いです。有効活用できるものなので、利率なども含めて借金にも色々種類があるというのは、知っておいた方が良いなと感じました。

 お金に関する知識や金銭感覚は、キャリア教育にもかなりつながる部分があるので、私ももっと勉強せねばと思います。

 特に高校生は自分の家に2000-3000万円程度の貯金があると思っている人が多いようです。聞いてみると、ごく普通の暮らしをしている生徒はそれくらいだと思っています。(ちなみに3000-5000万円の貯蓄は、「アッパーマス層」と呼ばれますが、日本全体の20%前後だと言われています。)お金に関する話は、きちんと正確に子どもと共有しないとマジでやばいなと思います。

 そして、奨学金を学校で説明するのめちゃくちゃ大変なので、本当に学校が担当しないようになって欲しいなと思います。学生支援機構も大変だろうけど(もはや崩壊している?レベル)、マジでお金については教員が担当するのは勘弁してほしい。(給食費は教員の仕事じゃないになっているんだから、こっちも明確に除外してほしい。。。)

※参考ニュース
11/10 教育新聞
奨学金の情報管理、“学校任せ”の見直しを ガクシー松原代表



■5:働き方改革関連ニュース

11/8 教育新聞
育休代替教員の確保へ、加配制度の拡充を要望 広島県知事

 
 広島県の湯崎英彦知事が青山周平文科副大臣と面会し、「人づくり革命」に向けた施策を提言したそうです。育休の前倒しの加配制度も提言に含まれているようです。

 このニュースは、とても良い傾向だなと思いました。いいぞ広島!

 私自身も加配での育休取得制度が適応された例なので、今後こういった制度が各都道府県で広まって欲しいなと思います。(他の都道府県では高校はどうなんですかね・・。)

 義務教育が優先のようですが、高校にも拡大をいち早く進めて欲しいです。



 第2弾:インタビュー・イベント紹介はこちらです!


 またお時間があればご覧ください〜!



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