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料理は男性のためではない。美味しく固定観念を料理する傑作GL漫画『作りたい女と食べたい女』
【レビュアー/bookish】
ゆざきさかおみ先生の『作りたい女と食べたい女』(略して『つくたべ』)は思いっきり大量の料理を作りたい女性と、思いっきりご飯を食べたい女性の出会いと交流を描くGL(ガールズラブ)作品です。
美味しそうな料理と2人の間に流れる甘い空気で満腹になります。
かつて当たり前と考えられていたことに対する批判的な目がスパイスのように味を引き締めます。
「作りたい」「食べた
ここが死に場所だろうと。~『沙漠と青のアルゴリズム』あとがきのようなもの~
デビュー3年目くらいから、終わりを意識しはじめた。
こう書くと、何を急に言い出すのかと思うかも知れない。
でも本当の話だ。
黒猫シリーズは順調に売り上げを伸ばしていたが、それにしたって「遊歩」より売れる作品があるわけではなかった。
発行部数だって、巻を追うごとに少しずつ右肩下がりになる。それは仕方のないこと。どれだけ最善の状態にしても、シリーズものというのは、映像化とか新聞やテレビでレビューが出
東京で、生きてきた。
交差点。車たちが止まり、一呼吸置いて、人々が縦横無尽に歩き出す。これまで一度も見たことのなかった顔たちが、目の前を交差していく。話に夢中な人、考え事をしている人、カメラを構えて歩く人。他人になんて見向きもせず、皆、それぞれの自分だけの物語を歩いている。
コートの匂い。タバコの残り香。嗅ぎなれないスパイスの香り。甘い香水と汗の匂い。ボソボソ話す声、甲高い笑い声、妙に伸びる語尾。赤のタートルネック、
ゆたかな言葉に憧れて。(#ゆたかさって何だろう)
大学の同期に、「ミウラさん」という子がいた。三浦でも、水卜でも、深浦でもない。ミウラさん。
学科の名簿の中にその名前を見たとき、変換ミスなのかと思った。だけれども、違う。彼女の名前はミウラさん。ミウラさんは名字がカタカナだった。
〇
「ミウラさん、これ、名簿がカタカナなのですが、あってますか?」
先生がそう尋ねると、ミウラさんはいつも通り少し仏頂面で「ああ、まあ、はい。あってます」と答えた
思わず抱きしめたくなる、noteで素敵な「スキ」に出会いました。
最初は、ただなんとなくnoteを見て、「あ、これいいな〜」と思ったものにスキを色々付けていました。
どのnoteも面白かった。だけど、心にグッとくる「スキ」のメッセージと出会い「スキ」って面白い!と思うようになったのが、この記事を書くキッカケです。
面白さに気づいてからは、夢中になって色々な方のnoteを読み漁り、2020年02月20日~2020年03月11日の3週間で1000人分のnoteを
「おやつ」が趣味のズボラ女が提案する、気軽にできる市販のおやつの楽しみ方
突然ですが、私の趣味は「おやつ」です。毎日のようにおやつのパッケージをにやにやしながら眺め、iPhoneでおやつの写真を撮り、おやつフォルダに保存してから、じっくりと頂いています。
太陽の光が部屋にさしこむ様子を眺めるのが好きなので、最近はテーブル上や窓辺でおやつに日向ぼっこさせて写真を撮り、#陽光を浴びるおやつ という自分だけのためのハッシュタグをつけてTwitterに投稿する真剣な遊びもして