Tips #26:長続きしたいことは、「わざわざ」よりも「ついで」にやろう
(631字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)
非日常には『わざわざ』が伴う。
例えばちょっと遠出したり、旅行に行ったりするのは、普段行かないところに『わざわざ』足を運ぶ行為だ。
ご馳走を食べるのも、いつもは口にしない料理を『わざわざ』いただくこと。
ちょっとした有名人の握手会に向かうのも同じで、なんとかして『わざわざ』雲の上の存在のような相手にお近づきするチャンスを作っている。
逆に、日常は『ついで』がほとんどだ。
買い物は会社から家までの帰り道で、『ついで』に寄れるお店を選ぶことが多い。
食卓のおかずも、有り合わせの材料を使って『ついで』にもう一品作ったりする。
いつも出席している習い事教室のクラスメイトと『ついで』に友達になることだってある。
『わざわざ』と『ついで』の違いは、慣れた生活リズムの延長線にあるかどうかだ。
本来ある生活リズムを一時的に壊すのは、もちろん『わざわざ』。
これは新しい体験を得られ新鮮さを感じられるので、最初のうちは楽しいと思えるだろう。
けれどもそれも短期間に限ること。
どんなに楽しくても、不慣れなことをし続けていれば徐々に疲れてくるもの。安心出来るいつもの暮らしに戻りたくなってしまうのだ。
当然長続きはしない。
だから新しく始めたことや、新たに出来上がった人間関係をこれからも続けていきたいと思った場合、私は「どうやったらこれらを『ついで』で維持出来るか」を考える。
本当に大切なものは、練習を通したり工夫をしたりして、日常生活の一部としてスッと溶け込めるような存在として定着させたいのだ。
📚淡々としているものこそ、馴染みやすい
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