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【Design team】 個性の発揮とチームの調和〜クリエイターが大事にする多様な価値観の尊重〜
ZENKIGENには、専門性の高いチームが多数あります。今回はその中の1つであるデザイン&ブランディングチーム(以下、デザインチーム)へのインタビュー企画です。
デザインチームは、個々のキャリアが多様であり、リモートワークをベースとしているため、意識的にチーム内のコミュニケーションを活性化させる取り組みを行なっています!
ぜひご覧ください!
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<Profile>
米倉 明男 Akio Yonekura
2020年9月入社。AOLJapan(現・Boundless)のアートディレクターとしてWebアプリケーションのUI設計を担当したのち2007年独立。 フリーランスとして企業Webサイトやアプリケーションのコンサルティング、デザイン設計、プログラミングを手掛けた。
現在は株式会社Membersで技術顧問を務める他、社会人向けスクールのデジタルハリウッドスクール本科UI/UXD専攻の授業を担当。
2020年9月からZENKIGEN初のデザイナーとしてジョインし、Data Arts室デザイン&ブランディングチームのマネージャーを務めている。
三栖 友理香 Yurika Misu
2022年5月入社。新卒で金融機関に入社し、法人営業・新規事業開発に従事。2021年4月にデジタルハリウッドスクール本科UI/UXD専攻へ入学。2022年3月に修了し、デザイナーへとキャリアチェンジ。2022年5月からはZENKIGENでBXデザイナーを務めている。
ZENKIGENブランドの確立に向けて
ーまず、デザインチームとしてのミッションはなんでしょうか?
米倉:私たちがやるべきことは「ZENKIGEN」ブランドの確立、つまりブランディングです。
例えば、iPhoneを提供する「Apple社」と聞いた時に、製品デザインや会社ロゴが頭に思い浮かぶと思います。そのように、世の中の人が「ZENKIGEN」と聞いたときに、パッとイメージが頭に思い浮かび、「ZENKIGENが出しているサービスはデザイン性が高いよね」と感じていただけるようにしたいですね。
しかし、現状はまだほど遠く、すぐに到達できるものでもないため、今やるべきことを考えながら、丁寧に着実に階段を一段ずつ登っている段階です。
多彩なキャリアから構成されるデザインチーム
ー米倉さんが入社するおよそ2年前までは社内にデザイナーがいなかったということですが、現在は何名のメンバーがいるのでしょうか?
米倉:現在デザインチームには業務委託を含めて14名のメンバーがおり、2つのチームを構成しています。
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1つは、マーケティング広告やコーポレートサイトなどの制作を担当しているBX(Brand Experience)チーム。もう1つは、プロダクトを担当しているUIUXチームです。
ーBXチームとUIUXチームの業務は全く違うものなのでしょうか?
米倉:はい。作業している対象がまったく違うものになりますね。
BXチームは主に新しいCI(コーポレート・アイデンティティ)や弊社サービスの広告などを作成しています。UIUXチームはプロダクトの表層となるデザインシステムを構築しています。
各チームには、これまで10年以上デザイナーとしてキャリアを積み、デザインスクールの講師として活躍するなど、経験豊富なデザイナー達がいますが、
デザインスクール修了後にZENKIGENでキャリアをスタートし、活躍しているメンバーも数名いますね。皆がとても頼もしいメンバーです。
「それいいね!」が飛び交うチーム
ーデザイナーとしてのこれまでのキャリアがそれぞれ異なる中で、なぜ一つのチームとして融合できているのでしょうか。
米倉:メンバーそれぞれの価値観を認め合い、尊重することを大事にしているからだと思います。
デザインというのは、最低限の原理原則やルールが存在します。それをデザインチーム全員が理解しているため、そこがクリアできていたら個々人の好みは許容して良いかなと思っています。
多様性を認めることも新しいデザインが生まれる一つのきっかけになります。そこにキャリアの差は関係ないと感じています。
「絶対にこのデザインじゃないとダメだ」と主張する人はいません。みんなが自分の意見を述べて、それに対して互いに理解を示すという流れが多いように思います。
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三栖:確かに、そこまで頑固な人はいませんね。むしろ「それいいね!」という言葉が飛び交います。そうやって受け入れてもらえることから、私自身チームに加入した時に馴染みやすく感じましたね。
また、デザインチームは正社員だけがメンバーという訳ではなく、業務委託の方も多くいらっしゃいます。
雇用形態に関わらず一つのチームであるという仲間意識が皆さんの根本にあるように感じます。デザインチームの良さの一つであり、好きなところですね。これは、定期的に実施しているチームビルディングの施策が良い影響を与えているように思います。
個々の価値観を知り、チームの価値観をすり合わせる
ーチームビルディングの施策とは、どのようなことを実施されているのでしょうか?
米倉:毎月1回、オンライン上でデザインチーム全員が集まり、チーム力を高めるワークショップを開催しており、三栖さんが率先してリーダーシップをとり、運営してくれています。
(▼ワークショップの詳しい内容はこちらをご覧ください)
三栖:企画からとても楽しく取り組んでいます。
今年の5月から始めたのですが、普段頻繁に関わることがないUIUXチームとBXチームが集結して交流を図ることができるので、デザインチーム全体としても大事な時間になっていると感じています。
ーワークショップを行うきっかけはなんだったのでしょうか?
米倉:私が以前携わっていたマネーフォワード社が、リモート環境下で働くたくさんのデザイナーを集め、お互いを知るための施策を行っていたことがきっかけです。実際に私も参加して効果を感じたので、ぜひZENKIGENにも取り入れたいと思い、はじめました。
三栖:内容については、マネーフォワード社や他社のnote記事を参考に、チームに合ったかたちで取り組んでいます。
ー実際、チームビルディング施策の効果を感じることはありますか?
米倉:ワークショップのおかげで、個々の価値観を知ることができていますね。
業務に紐付くことはもちろん、その人を形作っている趣味趣向などパーソナルな部分を知ることができます。そのため、他のメンバーは「こういうのが好きなんだ」「ここは自分と似ているな」など、自分との違いや共通点を初めて知ることも多いです。
このようなそれぞれの価値観は制作物においても重要です。
それぞれの好みがあるからこそ、新しいデザインが生まれると思っています。
三栖:私もワークショップを通して、その人の生活の一部や人となりが垣間見れ、パーソナルな部分を知ることができるため、メンバーを近くに感じることができます。
普段のリモート環境下では雑談が少なくなる傾向があり、雑談をしないということは、自分のことを話す機会があまりないということでもあると感じています。
リモート環境では、メンバー同士で物理的な距離はありますが、心理的には近くに感じることができているので、リアルに話しているように気軽にSlackで話すことができます。
特に私は未経験から入社しているので、質問しやすい環境はすごくありがたいです。
5分だけSlack上のハドル機能を活用して音声だけでやり取りすることもしばしばありますし、画面共有をしながら一緒に作業をすることもありますね。
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ー他のメンバーからの反応はいかがですか?
三栖:先日メンバーにワークショップに関する簡単なアンケートを行いました。ありがたいことに、ポジティブな反応を多くいただいています!
<コメント(抜粋)>
・ワークショップを通じて、仕事のしやすい心地よいチームの雰囲気になっていると感じます
・他の方の考えを知ることができ、自分も見つめ直す機会にもなるため今後も参加していきたい
・製品開発においても参考になる部分もあるのと、単純に参加していて楽しい!
・新しい人がはいったときの交流としてよさそう
またワークショップのテーマで人気が高かったのは、人柄だけよりも仕事への価値観がわかる内容でした。
今まではコミュニケーション活性化のために、人柄や仕事へのスタンスなどを共有するテーマを扱ってきました。
今後はより仕事に活かしていけるよう「デザイン」をテーマにした企画も取り込んでいきたいです。
ZENKIGEN全体に価値観の浸透を
ー最後に、チームとして完成度が高い中で、もっとこうしたいという部分はあるのでしょうか?
米倉:ありますね。
デザインチームの中では価値観の共有ができていますが、会社全体にその価値観が浸透しているかと問われれば、まだまだだと思います。
ブランディングやデザインが大事だとより感じてもらえるよう、チームとして進化していきたいですね。
デザインチームとしても個々が成長する余地はまだまだあるので、腕を磨いてより高め合っていきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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