人に与えられた時間は本当に同じ24時間なのか。
時間には2種類ある。
これが僕の時間に対する考えです。
時間は唯一、世界中の誰にとっても平等なものです。
これは世界共通の認識ですよね?
人によって1日が25時間になったり、23時間になったりすることはないですし、赤ちゃんだろうが、高齢者だろうが、大学生だろうが、孫正義だろうが、1日は24時間で、1週間は168時間であるという事実は変わりません。
これはまぎれもない事実ですよね。
ですが、それは物理的な時間の話しであって、大事なのはそこではないという風に僕は考えています。
同じ3分でも、朝寝坊して仕事に遅刻してしまいそうな時の3分と、カップラーメンが茹で上がるのを待っている時の3分は違うはずだし、好きな子に告白して、その返事を待っている間の3分と彼氏や彼女と過ごしている間の3分は違う。
こういったように、同じ3分でもそこに対する時間の感じ方は大きく変わってきますよね?
これを僕は精神的時間という風に考えています。
つまり、物理的な時間は全ての人々にとって平等だけれども、精神的時間は一人一人違うし、それは同じ人にとっても、その時の状況によって時間の感じ方や価値は変わってくるということです。
そして、大事なのはこの精神的時間なのですが、精神的時間というのは平等ではないんです。
自分に余裕がない人はいくら物理的時間があっても精神的時間は少ないですし、いくら仕事が忙しくても楽しく働くことが出来ている人は精神的時間を多く持っています。
ここまで読んでいただいて、そんな事当たり前じゃないか!
という風に思う人もいるかもしれませんが、時間について考える場合において、多くの人はこの感覚がすごく抜けてしまっているように感じます。
僕も先月から会社での役職を捨てて、もっと自分の社会的価値の向上や、介護業界全体を盛り上げる為に時間を使いたい。と思ってやってきたのですが、実際のところ、そこに対して全然時間が使えていないんですよね。
確かに、会社での役職がなくなったため、仕事量は格段に減りましたし、1日の自由に使える時間は増えたんですけど、仕事量が多かった時に比べて自分が本当にやりたいことにはあまり時間を使えていない感じです。
そこには色々な問題があるのですが、簡単に言うと、物質的時間に対する生産性が下がってしまった感じです。
つまり、時間が平等だというのは物質的時間の話で、実際に大切な精神的時間は決して平等ではないのです。
そこを把握して行動しなければいつまで経っても、精神的時間を多く持っている人には追い抜くどころか、追いつく事も出来ないということになってしまいます。
夢や目標を叶える為には、いかにしてこの精神的時間の量を増やすか。
ここがすごく大事になってきます。
この精神的時間を増やすことが、自分自身の夢や目標を叶えるための方法であり、成長のための時間に繋がります。
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※記事の内容としては以上になりますが、最後にこの記事のまとめを一言で書いています。
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