【疲労回復&気力増強】じゃがいもは糖質だけじゃない、消化器系の弱りや疲労回復におススメ
じゃがいもが2個残ってる。そろそろ食べないと。
という事で、じゃがいもの皮をむき、輪切りにして水にさらす。
さて、何にしようかな。
珍しく明太子買ったから、明太子サラダ。
でも、冷たいのは嫌だな。温かいサラダにしようか。
でも、明太子とマヨネーズを沢山使うのは嫌だな。
そうだ、乗っければいい。
レシピ
(材料)
明太子:1/3本
じゃがいも:2個
塩・こしょう:適量
マヨネーズ:お好みの量で
(作り方)
じゃがいもをスライスしてひたひたの水で煮ます。
明太子を薄皮から出し、ほぐしておきます。
じゃがいもを、少量の塩・こしょうで味を整えます。
お皿に盛り付け、じゃがいもの上にマヨネーズをかけ、
更にその上に明太子をのせます。
自分で崩しながら、混ぜながら頂きます。
明太子多め、じゃがいも多め、いろいろ味わえるのがいい。
美味しさだけでなく、この「温かいじゃがいもの明太マヨのせ」は、
体を温めつつ胃腸を整え、疲労回復をサポートする一品です!
明太子の薬膳的効能
明太子はタラの卵巣を塩漬けにして唐辛子で味付けした食品です。
薬膳では「魚卵」と「唐辛子」の特性に着目します。
魚卵の特性
補腎: 腎の働きを助け、生命エネルギーや生殖力を高めます。
滋養: 気血を補い、体力や免疫力を向上させる。
温性: 身体を温め、冷えを和らげる。
唐辛子の特性
温中散寒: 胃腸を温め、冷えによる消化不良を改善します。
行気: 気の流れを良くし、ストレスや停滞感を解消します。
明太子は総じて、冷え性の改善や、体力が低下しているときに補助的な役割を果たします。ただし、塩分が高いので摂取量に注意が必要です。
じゃがいもの薬膳的効能
じゃがいもは「甘味」「平性」の食品であり、胃腸を中心とした調整作用があります。
健脾和胃: 胃腸の働きを整え、食欲不振や消化不良を改善します。
益気補虚: 気を補い、疲労感や体力低下を回復します。
潤腸通便: 食物繊維が豊富で、便秘の改善に役立ちます。
清熱解毒: 軽い解毒作用があり、皮膚のトラブルや体内の余分な熱を和らげます。
じゃがいもは、特に消化器系の弱りや疲労回復に向いている食材です。
明太子とじゃがいもの組み合わせの効能
この2つを組み合わせると、以下のような相乗効果が期待できます
胃腸を温めながら整える
唐辛子の温める効果とじゃがいもの胃腸への優しさが合わさり、消化器系の調整に役立つ。
疲労回復と気力増強
明太子の補腎作用とじゃがいもの益気作用が、体力や活力の向上を助けます。
冷え性の改善
明太子の温性がじゃがいもの平性とバランスよく働き、全身を温めます。
じゃがいもは、糖質ってイメージがあるけど、たくさんの効能を持ってる。食べ物の効能って、いろいろある。
でも、例えば、トマトならリコピンとか、特性のあるたった1つの効能が表に出てきて、それに目が行ってしまいがち。
「その他、いろいろ」な部分もあって、それは、身体に様々な効果をもたらしてくれる。
舌に美味しい、目に美味しいも、大事。
そして身体に美味しいものは、美味しいと思える身体を作ってくれる。
人生100年時代、100年間、生きられるかどうかは、身体の内側、外側の出来事があるから、分からないけど、
せめて生きている間は、ずっと食べたいものが食べられて、
それを美味しいと思える身体でいたいものです。