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毎日、記念日。

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日常のちょっとした幸せや心の動きを綴ります。読んでくれた貴方の毎日が記念日になりますように。
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プロポーズ大作戦

プロポーズ大作戦

日曜日の昼下がり。

1年間付き合っていた彼と半年前から一緒に暮らし始め、毎日が幸せの連続だった。休みの日はドライブしたり公園を散歩したり、雨の日は2人でお酒を飲みながら映画観賞を楽しむこともあった。

しかし、この1ヶ月は見事に休みが重ならずただ漠然と慌ただしい日々が続いていた。彼はいつもより仕事が忙しいのか、普段よりもずっと早く家を出て、遅く帰ってくることが増えた。

「彼は今頃、どこで誰と笑

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見栄と虚像のプレハブ

見栄と虚像のプレハブ

無機質で不快な電車の停車音が、二日酔いの頭をギリギリと容赦なく締め付ける。

空っぽの抜け殻のような身体に地下鉄の生温い空気が入り込む。

「何も考えたくない」

気づいた時には、私はもう既に虚栄心の中で生きていた。見栄と虚像のプレハブの中で本当の自分なんて誰にも知られずに死ぬのかもしれない。

それも悪くは無い。

弱さを見せることが強さだなんて簡単に言葉では言えるけど、そんな簡単には行動に移せ

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好きだから、離れる。〜秋田の若者の県外流出は推奨すべき

好きだから、離れる。〜秋田の若者の県外流出は推奨すべき

久しぶりに故郷である秋田へ帰っていました。美味しいご飯、広い温泉、そして心安らぐ大自然。こんなに贅沢な時間を過ごしているのに、かかる費用は東京の半分以下...。天国かよ...。

至れり尽くせりの環境につい気が緩み、東京にいる時よりもゆっくりと時間が流れているような気がしました。

もうこのまま、ここにいて田舎でのスローライフを満喫するのもありなんじゃないか...。

帰省初日の夕方、そんな考

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玉虫色の僕らの人生

玉虫色の僕らの人生

人は一年もすれば簡単に変われる。
それを実証したのは他でも無い自分自身だ。

一年半前の私は、小売業界の某大手企業が展開した新規事業の一環に携わっていた。

と言うと聞こえはいいが、実態は『契約社員の受付事務』というポジションだ。正社員でも無い上、その類の専門分野に精通していると言うわけでも無かった。

目の前に突然現れた、新しいタスクを淡々とこなす日々。私がやりたかったことってこんなことだったっ

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仮面を被った日常と、真っ裸の文章

仮面を被った日常と、真っ裸の文章

ある時から、文章がかけなくなった。

ある時は、「人に見られていることを意識した時」かもしれないし「自分と向き合う時間が減ってしまった時」からかもしれない。

兎にも角にも、私は私の文章を信じてあげられなくてなったのだ。書いては消して、書いては下書き保存に置いたまま。そんなこんなで繰り返しているうちに自分の文章のカタチをすっかりと忘れてしまっていた。

ライターという職業をしていると、ある程度の型

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『贈り物経済』の循環。

『贈り物経済』の循環。

秋田県の田舎で生まれた私は両親や祖父母、そして大地からの見返りの求めない「贈物文化」の中で育った。

毎年、秋になるとお米や梨が土地いっぱいに実る。畑に行けば野菜や果物が手に入れられるし、山に行けばきのこや山菜がそこらじゅうに生えていた。

収穫したものは自分たちが食べる分以外すべて近所の人たちに「おすそ分け」してしまうし、専業農家の生活のための「商品」である梨やお米でさえタダで配ってしまうのだ。

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色気と、エロさと、欲望と。

色気と、エロさと、欲望と。

いい男やいい女の放つ「色気」や「エロさ」が好きだ。

色気というものは、どこから生まれるのだろうか。人の持つ知性や気品、そして経験から得た産物なのかもしれない。動物に対して、可愛いとは思ったことはあっても色っぽいと思ったことはない。この感情は、同じ人間だからこそ抱く感情なのかもしれない。もしかしたら、猫界では壇蜜さんのようなポジションの猫が存在しているかもしれないな。

隣にいるだけで前頭葉がクラ

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3.11 あの日、僕らは旅立った

3.11 あの日、僕らは旅立った

忘れもしない、7年前の今日。

男鹿半島という小さな海岸沿いの村で暮らしていた、無垢で能天気な中学三年生だった私は卒業を迎えようとしていた。

当時の私は客観的に見ても恵まれている人間だったと思う。学年成績1位でバスケ部のキャプテン、そして彼氏は野球部のエース。

高校は秋田でトップの進学校へ入学が決まっていて、先生からも後輩からも、そしてもちろん同級生からも頼られ慕われていた。誰がどう見ても「リ

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「人間不信」という名の警戒心

「人間不信」という名の警戒心

昔から、大人数の中で話をするのが苦手だった。それは今も変わらなくて、たぶんきっとこれから先ずっと、

なんでこんな性格になってしまったのか。時々自分を呪いたくなるときもある。

内向的な自分の性格を変えようと興味の湧いたトークイベントやパーティなど、大人数が集まる場所に足を運んだこともたくさんある。

そういう日は、少しの達成感とは裏腹に膨大な疲労感に襲われる。例えるならマラソン選手がフルマラソン

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13日の金曜日

13日の金曜日

なんとなく不吉に思ってしまうのは、「ジェイソン」の登場するあのアメリカのホラー映画を知ってるからなのだろう。

前もって釘を刺しておくと、私はホラーやグロテスクな実写映画は大の苦手だ。

何度も挑戦したが「ムカデ人間」「呪怨」「悪の教典」「ミュージカル」...。何を見ても途中で全身の血の気がひいて指先が冷たくなって内臓を締め付けられて断念。

リアルな血や生肉、嘔吐物は全般苦手。ホラーが好きな人と

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ゆるみな。独立記念日、

ゆるみな。独立記念日、

2017年6月

受付事務の仕事を始めて半年。

努力と試行錯誤の末、ありがたいことにこの頃にはライターとしての収入が本業と同じくらいまでになっていた。

ブログで情報発信したり、インスタで料理を載せたり、noteでは恋愛小説を書いてみたり...

とにかくジャンルや媒体は絞らずに興味の持ったものにはとりあえず色々と手を出してやった。

ブログはラインブログとはてなブログの両方を運営。長所と短所を

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『書くことで生きていく』記念日

『書くことで生きていく』記念日

12月上旬。

労働環境を変えたいという思いがあって仕事をやめたものの、今後自分はどうすればいいか全く分からなくなっていた。

今後の目標や夢、やりたいことがわからなくて人生のレールが全く敷かれていなかったのだ。

2016年12月16日。

この日、恵比寿のガーデンプライスで行われたトークイベントに参加した。

自分でこういったイベントに参加するのは初めてだったためすごく緊張したのを今でも覚

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『このままじゃダメだ、変わりたい』記念日

『このままじゃダメだ、変わりたい』記念日

2年前の春。

私はカフェの専門学校を卒業し、飲食業界に飛び込んだ。

高校時代からのアルバイト歴を含めると、4年間も携わってきていた職業だったので4月に入社するや否や、沢山の仕事を与えられた。

基本的な業務は入社前からアルバイトとして働いていたため、卒なく熟(こな)せた。在庫管理にアルバイト育成、それに予算管理...

正社員が3人という形態だったため、詰め込むように仕事を覚えさせられた。

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彼女焦がれて、恋を焦がしたパンケーキが焦る。

彼女焦がれて、恋を焦がしたパンケーキが焦る。

違和感がのあるタイトル。

名詞を正しく入れ替えて
あげると、どうでしょう?

恋焦がれて、パンケーキを焦がした彼女が焦る。

日本語って不思議ですよね。

同じ漢字なのに読み方が変わるだけで意味合いが全く変わってきちゃうんです。

そこが日本語の美しさであり面白さなのかもしれません。

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日曜日の昼下がり。

寝不足の眼を擦り、だらだらと出か

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