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ゆる子ゆる雄
2023年8月4日 03:17
「急がば回れ」と「善は急げ」は、よく考えてみると正反対のことを言っている。「急がば回れ」が真実なら、ということになるはずだし、逆に「善は急げ」が真実ならば、になるはずである。でも、「どっちがホントなんだ?」などと考えてもむなしいのである。状況次第で使い分ければいいことだ。気持ちばかり焦って空回りしそうなときは、「急がば回れ」と自分に言い聞かせればいいし、やらないければいけないことを後回
2023年3月24日 00:16
スポーツのいいところの1つは「結果がはっきりと出る」という点だ。負けは負けであり「なぜ負けたのか」という点を掘り下げて次に生かさなければ次も負けてしまう。そうやって負け続けたら引退しなければならない。ビジネスも同じで、結果は数字にはっきりと出る。そこから目をそらしてなどとアバウトなことを言っていたら倒産する。技術で生きている人たちにも同じことが当てはまり、腕の良い技術者と腕の悪い技
2022年10月24日 00:27
あなたには何か応援しているものがあるだろうか。もしあるならばと感じるときはないだろうか。ぼくは最近、そう思うことがある。たとえばいま日本シリーズ「ヤクルトオリックス戦」をやっているが、かりにどちらかのチームのファンがスタジアムで騒ぎを起こして試合が中断したりすれば、それは応援しているチームの足を引っ張っているのと同じだ。そんなことはないだろうけど。1.陰謀論の足を引っ張るのは陰謀論者
2022年7月23日 21:37
「バーズアイ」は鳥瞰と訳されるが、かんたんにいうと空を飛ぶ鳥の目でものを見るということだ。なかなか簡単なことじゃないテレビでみるサッカーは、俯瞰の位置から撮影されていることがほとんどだ。そうすると、などとなまいきなことを思うわけだが、しかし、近所のサッカー場でフェンス越しに見る場合、選手と同じ地面の高さから見るわけで、そんな簡単なものじゃないとわかる。サッカー場は、上背のある選手が22
2021年12月12日 21:52
対面のコミュニケーションでは、おもっていることが想像以上に相手に伝わる。ことばの上ではほめていても内心でやや軽く見ていたり、ウソをついていたり、どうでもいいと思っていたりすることは、ボディランゲージで相手に伝わる。活字のコミュニケーションではこれほど伝わらない。そのぶんメールやSNSでは誤解が生じやすいわけだけど、これはウラをかえせば隠し事もやりやすいということだ。で、少人数でZOOM
2021年12月5日 22:23
EQという言葉を聞いたことのある人は多いだろう。知能指数(IQ)に対する「こころの知能指数」と言われるものだ。「頭がいいだけではだめですよ。こころが大事です」という当たり前のことを強調する新手のコンセプトにすぎないのだろうとこれまでぼくは軽く見ていた。でも最近、EQについて詳しく知る機会があり、調べれば調べるほどこれが重要なものだとわかってきたのである。結論から言えば、この世はEQ
2021年12月2日 20:06
因果応報というのはどうやらあるようだ。「そんなバカなことがあるわけないだろう」という人もいるだろうが、ぼくはそう思うようになった。そして、これを読んでいる人だけでもいざというときのブレーキになってほしいと思って書いている。因果応報をひろくとらえるなら、自分のやったことが自分に返ってくる、すなわちブーメランと言われている現象だ。作用反作用の法則である。しかし、今日はもっと狭い意味で考えてみたい。
2021年9月9日 21:24
千三つ(せんみつ)ということばがあるが、せんだみつおナハナハ!ではなくてコトバンクによれば次のような意味である。せん‐みつ【千三つ】1 《千のうち本当のことは三つしか言わない意》2 《千に三つくらいしか話がまとまらない意》3 《千品目出しても当たるのは三品目くらいの意》つまり世の中1000回トライして3回成功すればいいほうであり、1000個のうわさ話のうち本物が3つあればいい方だと
2021年5月19日 23:18
今日は「もともと少ない味方がさらに減ってしまう」ようなことを書いてみます。ここ20年くらいは毎日考えていることでもあり、一番大事なことでもあり、逃げることはできないんですよね。さて、世の中にはグレーな領域というのがある。既存の自然科学が無視している領域のことだ。「グレーな領域」などと書くとまるで広大な領域が広がっているように思われるかもしれないが、じっさいは、カミソリの刃の上のように狭い。
2020年10月13日 16:32
自分は何も知らないということを自覚するのがソクラテスの「無知の知」だ。豊富な知識を持っている人ほどこの傾向が強い。知っていることもより知らないことの方がはるかに多いという現実をわきまえている。つまり、謙虚である。僕の知人でいうなら、国際情勢アナリストの高島康司さんがこれにあたる。「地獄耳のヤス」の通称でラジオにも登場するほどの情報通だが、自分の知らないモノゴトに接するときの高島さんはおどろくほ
2020年10月10日 21:21
いま、アメリカを中心に陰謀論が花盛りだ。トランプ大統領のおかげで一気に脚光を浴びている。ところで、ぼくは陰謀論に対しては基本的に「どっちでもいい」というスタンスである。そう言うと「否定するのか」と言われるだろうが、否定するつもりはない。否定しないと言うと「じゃあ肯定するのか」と言われそうだが、肯定するつもりもない。くりかえすけど「どっちでもいい」。一番よくないのは、振り回されることだ。