若手企業研究者のとある働き方 第1回
ゆーです。
題名に第1回とか書いてみましたけど、続くんですかね、これ?笑
まぁ、日々振り返りながら、いいことを思いついたら書いていきます!
というわけで…
ボクの働き方を少しだけ
博士号をとって企業に入り、数年経ちました。
ボクのいるところは、それなりの会社なんですけど、そうなるとですね、ものすごく評価してもらいにくいんです(人が多い)。
たまに一人一人を見て、期待もしてくれて、評価もしてくれた結果、「ボーナスアップ!」みたいなこともあります。
でも、基本的にみんな同じような評価をされ、“突出して業績が出た人”と“サボりまくってる人”以外は、中間層という位置付けになりがち。
突出するのが、まぁ難しい。
研究って結果が全然出ないこともありますしね。
ここも難しい点。
一つだけ楽観視するなら、評価されにくいのは、悪い方も同じだということです。
あまり大きな声で言うべきではありませんが、少しぐらい手を抜いても他の人と同じように評価されている人もいます。
(なんて悲しい現実…。)
他に特徴をあげると、“頑張った度合い”の認識が割と雑。
どういうことか?
以前も書きましたが、学生時代、ボクはなかなかブラックな研究室にいました(当時はそう思ってなかったけど笑)。
なので、その時の辛さに比べると企業での仕事なんて、なんてことない。
(もちろん、たまにしんどいですけどね笑)
それに、確かにブラックではありましたけど、レベルの高い研究室でもあったので、当時、求められたクオリティが非常に高かった。
でも、企業に入るといろんな人がいます。
その状況で基準が作られる。
するとですね、当たり前のように出したものが、褒められるなんてことが起こりえます。
恩師に見せたら100%怒られるであろう出来のモノを持っていっても、逆に褒められるなんてことも。
内心では、「いいのかなぁ…」とも思いますが、「まぁこれでビジネスが回るならいいか!」とも。
さて、本題をお話しする準備が整いました
ボクは上で書いたようなバックグラウンドを持ってるんですが、会社に入って不運なことが何度かあり、外因的な理由でいくつか研究テーマが吹き飛びました。苦笑
さらにさらに、今やっているものも、始まるまでにとてつもない時間がかかった(これまた、しょうがない感じ)。
でもですね、外因的な理由でなかなか進められなかっただけなので、ボク自身はしんどくもなければ、のんびりと仕事をする感じ。
でも、ありがたいことに上司は努力を認めてくれました。
意図的ではなかったんですが、全力を出すことなく、それなりに認められる状況になってしまった。
その状況から今に至り、ようやく全力を出し始めた。
正確には”出せるようになった”。
のんびりしていた今までも認められていたのに、その時よりも成果が上がってくるとどうなると思います?
てことで、中間層研究員が、逆転勝利を目指してギア全開です!
次の評価、楽しみにしてよう。
きっと…きっと…ね?笑
で、ですね。
思いました。
もちろんサボることはいけないことかと思います。
でも、入社していきなり全力を出さなくてもいいのかなと。
2、3年後に本来の力を出せれば、そのギャップで評価が爆上がりなんてことも。
まぁいうは易し。
そんな上手にコントロールできるかはわかりませんが。笑
ボクは、環境の要因でたまたまこうなってしまったわけですし。
ただですね…
努力を正当に評価してもらうってなかなか難しい
というわけで、少しばかりなら戦略的になってもいいのかもしれません。
それに、”若手ならでは”だとも思います。
気をつけるべきなのは、「人間、一度楽な方に流れると戻ってきにくい」ということです。
”全力を出さない生活”を続けていて、気づいたら、その状態が全力になってしまうと、もう戻れない。
アクセルを踏んだり離したり、こういったコントロールを普段からやっておいた方がいいかもしれません。
これから就職する学生さんや、入社して日が浅い方々は、「力の匙加減」うまくコントロールしてみてはどうでしょうか?
充電して、リスタートする感じ?
やっぱり、やったらやった分だけ、きちんと見てもらいたいですからね!
さぁ、どんどん結果出すぞ!