Dr.STONEは良いぞ
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鬼滅の刃、約束のネバーランド、ハイキュー‼︎
ジャンプの看板漫画達が続々連載終了を迎えた今、めちゃくちゃアツい展開になっている漫画があることをご存知だろうか?
「Dr. STONE」
全人類が謎の光線を浴びて石化してから、3700年後。
石化から解除された男が、科学の力で人類全員を救おうとする話だ。
なるべく予備知識無しで読みたい人は、これ以上先に進まずとりあえず漫画を読んでみてほしい。
今ならゼブラックで3巻分無料試し読み実施中!!(9月14日まで)
5巻のラストがかなりゾクゾクする引きになってるので、できればそこまで読んでほしいというのが本音。アニメもちょうどキリの良いところ(第一章が完結する6巻)まで放送されているので、アニメから入るのもおすすめ。作画最高、声優さんの演技も格別。
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まぁとにかく絶対に損はさせないので、現在発行されている全17巻を揃えてしまうのが圧倒的におすすめ。一万円でお釣りが来るよ!!
Dr.STONEのここが良い!
その1.科学に興味を持つ第一歩になる
この漫画は、原作者(稲垣理一郎先生)、作画担当(Boichi先生)、科学監修(くられ先生)の三本柱で成り立っており、かなりガチめな科学知識が詰め込まれている。
貝殻から石鹸を作るとか、滑車を利用して重いものを持ち上げるとか、小学生くらいの子供が読んで「そうなんだ~!」と興味を持てるような科学が登場する。
実はこの漫画、かなりテンポよく話が進むので、基本的にそこまでがっつり作り方を全部見せたりはしない。
「こうやって作るぞ!」「みんなで頑張る!」「完成~!」というそのテンポの良さが科学へのとっつきにくさを解消しているし、何話もかけてダラダラ一個の発明品を作ったりしないので、週刊で読んでも全然苦じゃない。
主人公の男は専門用語をペラペラと喋っているが、周囲の人間が「それってつまりこういうこと?」と補足を入れたり、「わかんないけどすごーい!」と、幼い読者を置いてけぼりにしないように寄り添ってくれたりするので、科学に興味がない人にも興味を持たせてくれるのではないかと思っている。
(私はもともと興味ある方の人間なのだが、Dr.STONEの影響で図書館に行って元素の本や科学実験の本を読み漁ったりした)
楽しいだけ、すごいだけではなく、科学の危険性についても説明してくれる。硫酸、ダイナマイト、銃。科学の発展がもたらすものを「どう使うか」ということも子供に考えさせてくれるだろう。
私はぜひいつか息子にも読んでほしいと思っていて、手に取りやすい位置に漫画を並べてその日を待っている。
2.キャラクターが魅力的
まずは、主人公の話をしよう。
すべての文明が失われた地球で、たった一人目覚めた主人公・石神 千空(いしがみ せんくう)は、己の持つ知識を総動員してゼロから文明を取り戻そうとする。
衣食住を整えることから始まり、石化を解除する方法の研究も進めた。
地道にコツコツ、トライアンドエラーを繰り返して前へ進むその姿がかっこいい。
そもそも千空は石化中ずっっっっと秒数をカウントし続けていて、石化解除後の年月日を把握できているというからすごい。いやもちろん漫画だから可能ってのは分かるんだけど、それでも感動してしまった。
石化を解除する方法に辿り着いた千空は、材料集めや仲間集めをして、最終的には全人類を石化から救うと言ってのける。
圧倒的主人公...!!知性派だけど決して驕らず、周囲の助けを借りることの大切さも理解している。めっちゃ好き。
そして、三巻の後半で登場する男。あさぎりゲン。この男がすごい。
メンタリストでマジシャンで、反対勢力側から偵察に来たこの男が、超絶魅力的なのだ。
人の心理を掌握し、誘導することの強さを、私はこの漫画を通して知った。
あさぎりゲンがいなければ切り抜けられなかったような場面が幾度となく出てくる。体力はないし科学の知識があるわけでもないけど、巧みな話術で人を動かすその様は、まさに参謀。
え、かっこよすぎない??好き。
ほかにも、千空の幼馴染や、石化後に新しく出会う人たちは、個性派ぞろいでありつつみんな芯がしっかりしている。キャラクターがぶれない。
ここまで完成度の高いキャラたちが続々登場すると、読んでいて安心感があるし、それぞれの個性や役割がうまく嚙み合っていて面白い。
作画の話をすると、Boichi先生の描く女の子はめちゃくちゃ可愛いし、まぁとにかく絵がうまい。
ご覧いただきたい、このライブドローイングを。
神の手でしょう???
かっこいい顔はかっこいいし、可愛い子は可愛いし、ギャグ絵は思いっきりギャグに振ってて子どもウケよさそう。
一巻のころから比べると、最近の方が割と少年漫画っぽい作画なのかな?という感じもする。とっつきやすい絵柄になったかな、と私は勝手に思っている。なのでぜひ、とにかく最新刊まで読んでほしい。
3.考え抜かれたストーリーが面白い
Dr.STONEの面白さは、一巻だけでは伝わりにくい。なぜかというと、実は一巻から二巻の中盤までが「序章」になっているからだ。
二巻~六巻の内容が「第一章」となっており、昨年放送されたアニメも第一章までの内容になっている。
はっきり言ってしまうと、第一章まで全部読んだら絶対続きを読みたくなる。とにかく、ストーリーの出来が良いのだ。
(※この先ちょっとネタバレ注意)
序章で、千空は「科学の力で全人類復興」を目標に掲げるが、運悪くそれを快く思わない者を石化解除してしまい、命を狙われることになる。
その勢力と対抗するため逃げ延びた先で出会ったのは、3700年間の石化とは無縁の集落。石化から解かれた人間なら知っているはずの現代文明を、なぜ誰も知らないのか。40人程度の小規模で原始的なその集落は、一体いつ生まれたのか。その謎は、第一章のラストに解き明かされる。
まぁ泣いた。泣いたし、この話よくできてるな~!!と感心した。
Dr.STONEという漫画は、科学の話だけではない。人類賛歌でもある。
0から文明を取り戻す人間たちの軌跡。過去から未来に想いを繋げる奇跡。
それぞれがそれぞれの出来ることをして、一つの大きな力となって復興へと突き進む、そのパワーが眩しい。
多くの困難に立ち向かい地道な努力を重ねるその姿勢こそが、私がDr.STONEという漫画を愛する理由なのだ。
おわりに
Dr.STONEは、2018年に「次にくる漫画大賞」を受賞している。
あれから2年。
もっともっと人気が出ていてもおかしくないのに、なぜか知名度が低い。
アニメの作画も声も音楽も超ハイクオリティだったのに、そこまで話題になっていない。なぜWHY???
もしかしたら、一巻だけ試し読みしてそこで止まってしまう人が多いのかもしれない。
どうやって布教しようかと考えていたところ、ちょうど三巻まで試し読みできるサイトがあると知り、今だ!と思ってこのnoteを書いた。
試し読みできるサイトURLをもう一度貼っておくので、ぜひこの後すぐ読みに行っていただきたい。(アプリを入れなくてもウェブ上で読める)
Dr.STONEは良いぞ!!!
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