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#日記
わたしの世界を開いた「入門書」
古文は日本語で書かれた暗号だった。
教科書に並ぶ文字列からは意味が読み取れない。
ひらがなと漢字が並び、なんとなくわかりそうで、わからない。
いまつかっている単語を見つけたが、意味が違うようだ。
単語も文法も違う。だれが何をしているのかわからなくなる。
ダジャレのような掛詞。暗唱しなさいと練習した動詞の活用法。
古文を習い始めてすぐのころは、まったくおもしろくなかった。
そんな古文に対しての認
#リモートワーク の学び Slackの「通知」で明らかになった他者との「ずれ」
リモートワークになり、社内ではSlackでやり取りすることが多くなった。メンションをもらったり、投稿に対しての回答や、ほかの人の返答が通知でくる。
この常にオンの状態で、情報を受け続け、声をかけ続けられているような感覚には疲れも感じる。ただ、発見もあった。
人にはそれぞれ、好きなタイミングやリズムがあり、置かれている状況や対応している課題や業務は違うということである。
当たり前のことかもしれ
本で「わたし」の仕事を変えられるのか。読書会をはじめた理由。
それでは、時間になりましたのでディスカヴァー読書会をはじめさせていただきたいと思います。
こんばんは。ディスカヴァーのデジタル事業部、入社5年目の伊東と申します。
今日は、第○回ディスカヴァーの読書会に参加くださりありがとうございます。
毎回、ぼくの緊張で上ずった声ではじまる。
月1回ペースではじめた、ディスカヴァーの読書会も次回で、5回目だ。
このnoteでは、読書会をはじめた理由と、どんなこ
コミュニティを学ぶための本
#コルクラボ では、毎月課題本がある。課題本を通して、コミュニティの理解を深めている。コミュニティの共通言語をつくっていく。
このnoteでは、2017年に読んできた #コルクラボの課題本 を紹介したい。
コミュニティを学ぶとは、自分のことを理解することだ。思考、感情、行動をより細かく、深く理解する。コミュニティを学ぶことは、人と人との関係を理解することだ。わたしとあなた、わたしとチームの関係性
きみが「わからない」のは「わかる」を理解していないからだ。
「わかる」とは、どういう感覚なのだろう。
ぼくたちは、説明を聞いて「わかった!」と言い、話をしていく中で「腑に落ちた」こともある。
会議の議論を聞きながら、何を話しているのか「わからない」と言い、彼や彼女に、「なにもわかっていないくせに!」と言うこともある。
ワールドカップについて詳しく話す人に、サッカーのことが「わかる」人だと思う。いい絵だ、いい壺だとわかる人もいれば、わからなくて騙される人もい
本があいだにある関係
本は個人だけの楽しみではないようだ。
読書は、独りで読むものだから、個人の閉じた体験だと思っていた。
ところが、読書会では、参加者同士のあいだに本がある。本を読んで感じたこと、学んだこと、わかりたいこと、実践したいこと、そんなことを自然に話せる。共有している言葉と文脈があるから、安心もできる。だから、意見が違っても、おもしろい。
先日、ある人に、お勧めされた本がある。
ぼくも、紹介したい本があ
つながるものをつくりたい
みずのけいすけさんのこのnoteには好きとワクワクが詰まっていた。ぼくは、このnoteを読みながら、大学時代、フリーペーパーをつくっていたことを思い出した。
ぼくは、『HandaiWalker』というフリーペーパーをつくっていた。
生協の機関紙として、生協の宣伝や広報の意義もありながら、コンテンツの部分は、比較的自由に学生に任せてもらっていた。
今月はどんな特集にしようか、どんな記事つくろう、こ
「読書会」とはなにか? なにがおもしろいのか?
『なぜ「読書会」で出会えるのか?』では、「読書会」の構造から、人と出会える理由を考えた。読書会は、共通する趣味や関心を持ち、本を読んでくるという障壁を超えた人が、同じ目線で話ができる場だ。だから、参加者同士の共感が生まれやすい。話も盛り上がりやすい。設計しなくても、ある程度、「本」という間に入る存在によって、安全と安心が担保され、人と人がつながりやすい構造になっているのだ。
今回は、本を読んでき
コミュニティを発酵させるにはどうしたらいいのか?
発酵させることと「コミュニティ」をつくることは同じだ。それに、「発酵させる」という営みは、組織やチーム、人との関わり合いということにも共通している。
発酵という現象は微生物たちの営みだ。
酵母やカビ、乳酸菌といったマイクロメートル単位の生物種が、お酒や漬物、醤油や味噌をつくっている。ぼくたち人類は、長い年月をかけて、発酵という技術を習得し、おいしい食べ物や飲み物をつくることに成功した。
だけど
『発酵文化人類学』は、きみの感覚を発酵させる1冊。
『発酵文化人類学』という本は、タイトルの通り「発酵」に関する本だ。ただの発酵の解説本ではない。科学の本でもなければ、難しい学問の本でもない。
文化としての「発酵」という現象を、さまざまな視点で考えていく一冊だ。発酵を再定義するような一冊だ。
正直言ってしまうと、はじめ悔しかった。
ぼくは大学院で生物工学を専攻し、発酵工学の延長にある専門分野で学んできた。だから、発酵のおもしろさをわかっている