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毎年違う…ということ

なかなか厳しい年であった2024年。

「今年は色が少し黄色で、味も昨年までとは少し違うように思うのですが…」
そんな感想をいただいた。
おっしゃる通りで、昨年のものと比べたら
今年の我がオリーブオイルは、オリーブオイルの色が少し黄色い。
これが、具体的に何に関連して、色味が変わるのかは、
まだ把握できていない。

オリーブが完熟状態で収穫したのと
早摘みで搾り取ったのとでは、
そのポリフェノールの量が違うから
早摘みの方が青かったイメージはあるけれども。

2024年は、例年より寒い日の方が多かったし
雨も多かった…ということもあるから
オリーブの成長は遅かったように思う。
収穫した日は例年通りだったから、
早摘みだから青いとは限らない…ようでもある。
とにかく雑味が多くて、だから、澱が凄く、
それを当たり年であるかどうか…という表現の仕方でいけば
当たり年でなかった…と、
個人的には思っている。
その表現が正しいかどうかは、別として。

でも、これが現実である。

化学的に手を加えていない…ことの事実は
天候などの影響を受けやすいことでもある。

あいにく、そういう年であった…ということ。

工場などで機械的に生産できる商品とは違うもの。
だから、毎年違う。
良い年もあって、悪い年もある。
田舎の村の経験者たちが、早いうちにその流れを読み取って行動するのには
その経験値から来るものであるかと思う。

日々、勉強。

毎年違って、毎年新たなことを学んでいる。


さて、2025年は、どういう年になるのだろう。

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