91. 除夜 (自由詩→短歌)
秒の花が咲く
強い光を放って
邪なる全てを焼き尽くすように
切り花よりも短く
強烈に咲き誇る
音が揺れ炸裂する
光の力が
君の鼻筋を
数秒間照らす
年の切れ端に
なんとかぶら下がって
闇に浮かぶシルエットまで
あとどれくらい
白い息と火薬の溜息
重なった冬の空には
色とりどりに
弾ける想いが
交錯する
また一枚
動ある絵画を
心に刻んだ
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トップ画の写真は耀さんより提供していただきました。
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