マダガスカル原始生活で見つけた"幸せの法則"⑱「自分や人を幸せにするか?」を選択の基準にしよう
当たり前にあるものがすごい
という気づきを書いて来ました。
その感覚をもって帰国したとき
どんなことに気づいたか。
それは
日本に当たり前にあるものが
ケタハズレにすごいということ。
たとえば、道路。
マダガスカルの海岸地帯から中央高地の
首都までいくには車で7日かかります
国土の大きさは日本の1.6倍なので
異様な時間のかかりようですよね。
主な原因は悪路で20km/h以上出すと
車が壊れるからです。
それがあるのでマダガスカルでは
レンタカーも必ず運転手付きです。
先進国の感覚で乗ると壊すので。
そして、工業製品の価格の感覚は
日本の数十倍なので、基本修理も
自分で、ありあわせの部品で、となるので
みんなとても大切にします。
NHKのプロジェクトXという番組で
日本も戦後同じような事情があって
高速道路建設の取り組みが始まった
と聴いたことがあります。
なのにわずか数十年で
今や日本は田舎の私道にいたるまで、
車が壊れるような道はほぼみかけません。
これがどれだけすごいことか!!!
と衝撃を受けたんです。
実はマダガスカルが遅れてるというより
先進国の今の状態のほうが
すごすぎるのかもしれませんね
他の例として
ビルのタイル
後の記事に書きますが、
無事幸せの法則を見つけた僕は
それをカタチにする仕事を求めて
就職活動を始めます。
東京だったので
とてもキレイな高層ビルに
いっぱい訪問する機会がたくさんできました。
するとマダガスカル帰りの僕は
ある一点を凝視する癖が自然にできました。
それは
ビルの入口入ってすぐの床や壁のタイル。
なぜか?
「このタイル一枚買えるお金があれば
村人全員が数ヶ月食べていけるんじゃないかな
実はそっちに使ったほうが人類全体の幸福度は
上がったりして・・・」
と妄想せずにいられなかったんです。
実際は、貧しい人にお金あげたら
みんなハッピーで全部解決とか
そう単純な問題じゃないけど
自分の人生では想像もつかないような
大金のかけられたビルだけど
それは悪くないし、都会だからビルになるのは
当たり前で、それ以上に経済効果も
あるからそうなのだと頭ではわかるんです。
ただ、こういうふうにお金をかけて
直接幸せになる人って誰なんだろう??
って、なんだかモヤモヤしてしまいました。
決して批判したいわけでもないし、
今は僕もお金を持っていたら、
投資という観点で
不動産を所有すると思う。
ただ、当時の自分にとって
「これで誰が幸せになるんだろう」
という、とても根本的で新鮮な問が
価値観を創るギフトになりました。
これ以降、
自分が大事な選択をするとき
「これは誰のどんな幸せにつながるだろう?」
と想いを巡らせるようになりました。
そして自分や人の幸せが想像できないものは
常識と違っても思い切って捨ててみると
なにかが開けるかもしれない。
と、強く想いました。
例えば
もう日本では当たり前になりすぎていて
言うといろんな批判がきそうで怖いんですが(笑)
見通しよく交通量の少ないところの信号機。
見通しがめちゃくちゃよくて車も歩行者も互いに
気をつけ合えるところなのにどうして赤信号で
必ず無駄に待つ時間を互いにつくらなきゃいけないの?
この信号機設置と維持費用を困ってる人に回したい・・・
または、本当に危険なところに設置したい。
ベトナムのホーチミン市で
人口1200万人なのに信号があまりない。
バイクの大洪水の中を徒歩で横断するのも当たり前。
それでも十分いけるという
体験をした今だと、余計にそう思います。
他にも、
目に見えないもの、例えば
ルール
も実は削れるものは削った方がいいと思うようになりました。
その時は必要でも、時が立って現状に合わないものも
多数あるんじゃないでしょうか。
なのに、ルールは社会に増える一方で
減らすための見直しはなかなかされない。
なんでもかんでも禁止になると
たとえば、子供の遊び場すらなくなってしまう
ことにもなりかねない・・・
だから僕が組織を創るとしたら
ルールには賞味期限を設けたい。
その会社の理念や、メンバーの声を元に
みんなを幸せにしているか?
という基準で定期的に見直すほうが
人を活かすルールになっていく気がします。
別の物語になりますが、
これらの想いはのちに、
無農薬米の自給、エコビレッジの探求、
わな猟免許の取得、月10万円生活の実践
等につながっていくことになります・・・
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