トラウマと向き合うヒプノセラピー妊活
<<<吐き出すように綴りたい>>>
と、ノートを再開して数日。
だけど、自分の思いを言葉にすることは、結構しんどいな難しいな、と苦しんでおるのが本音です。そんな自分に不安になったり。
っという愚痴。
だけど、やっぱり吐き出したいからな。
っていう、気分屋。
何が言いたいかって、
アメリカ サンフランシスコに来てちょうど一年です。
もともと体のバランスを崩していることもあり、妊活についても綴っておこうと思う。
日本にいる頃から女性ホルモンのバランスを回復させようと、様々な治療家に会いに行った。
ピル、漢方、鍼灸、女性性開花に特化したアロマサロン、ホメオパシー(カウンセリングのみ)、頭蓋骨調整・整体、メタトロン、
渡米した後、日本人のセラピストさんにお世話になったヒプノセラピー、夫と一緒に受けたタントラセッション、JADE EGGという、女性の生殖器のケアのために生まれた、伝統的な方法、中医学療法(鍼、お灸、漢方)
何が自分に合うのかと、様々なことを試し
依存できる場所を、しらみつぶしに探しました。→ちょっとこわいほど執着体質(と、自分でびびる)
だって、病院に行っても、ピルを出されるだけで、治癒するのかなんて言われなかった。
だれも助けてくれないし、自分で動くしかない。自分のことは自分しか分からないって、つくづく感じる。
まず、体のリズムを取り戻したかったんです。
わたしは二十歳の事故からずっとトラウマを抱えてきて、身動きがとれなかったんです。だからこそ、吐き出したいと、ここに綴り始めた。
渡米してからも、うやむやうやむやと、未だ切り離せない過去の記憶に囚われていました。
だけどしっかりと治癒していきたいし(自分を自分の力で回復させたい。)いよいよ妊娠にも取り組みたい、そんな時に日本人ヒプノセラピストさんを知りました。
ヒプノセラピーって、ざっくり言うと、催眠状態から自分の潜在意識を知る
と、いうもの。
トラウマと向き合い体の回復を促す為に、何かきっかけになればと、思ったんです。
昨年秋かな。初めて訪れた時。泣きましたよ。
わたしの中にあって、ずっと消えなかった。小さな小さな、怒りの塊。
「怒り」と表現したけれど、もっとこころを探ってみると、「怒り」というだけでは、言い切れないな。
毎日が不甲斐なくて、どうしようもなくて、どうにもできなかった、あの頃の感情。
事故から、それまで20年の経験を見失い、わたしが何者なのかわからない状態が続いた。どんな自分でいればいいのかいいのかわからなくて、誰か助けてくれないか、彷徨い続けた。
今覚えばこういうのを、アイデンティティの喪失っていうのかなと思う。
アイデンティティー=自分という「ひと」を表すもの、自我
だから自信なんてまったくなかった。自分の意見や気持ちよりも、何か「正しい」ものがあるような気がして、いつも不安だった。
「何か間違ってたら、迷惑かけてたら、教えてね」なんて、言ってた。そう言いながらも、自分のやりたいことは諦められず、無理やり実行してきた。内心、怖さでいっぱいだった。
だって、障害があるのにこんなことして迷惑かけないでよって、思われるのが怖かったからね。
これ、今でも完全に癒えてはないのかな。
だからやっぱり、わたしは少しひとの目が気になるのかも。
・・・SNSなんて、不安でしかないかもしれない。気に入られるかどうかが、「いいね」 で、一目でわかるもんね。
だけど、発信したいという矛盾。
話がずれていく。。
そんなトラウマだらけのわたしに、結果、ヒプノセラピーはとっても効果的でした。
ひとつひとつ、自分のカサブタと向き合う時間になったんです。その時はもう、過去の傷は覆われてカサブタになっているのに、中身はじゅくじゅくに化膿していた。
催眠状態になって過去の意識が出てきたわたしは、その時の悔しさと、ようやく向き合うことができた。
じゅくじゅくに化膿した記憶が湧き出て、思いっきり泣き喚いた。
ちょっと触られると、弾けんばかりに涙が溢れ出たよ。
ヒプノセラピーでは、化膿した昔の自分との対話を何度も繰り返すことができました。
このお陰で、ようやく成仏させられたトラウマがいくつもある。やっと、過去に囚われないわたしになることができたんです。
不思議と、ここで吐き出して、過去の自分と向き合ったら、過去の記憶に苦しむことがなくなった。
今なら、ふと思い出しても、昔のこととして、整理できるようになっていました。
それが、ヒプノセラピーを受けた絶大効果のひとつ。
もうひとつ取り組んだことも、次回に記したい。
つづき:ヒプノセラピーとは?
読んでくださって、ありがとうございました。