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「ただしい人類滅亡計画」が面白かった
この本すごく面白かったです。
内容紹介作者はオモコロライターのダ・ヴィンチ・恐山氏。
テーマは「反出生主義」という、近年注目を集める(一見過激な)思想。
議論する10人のキャラクターはこんな感じ。
人類は滅亡すべきなのかすべきでないのか、反出生主義者のブラックの主張を軸に、様々な角度から擁護と反論が投げかけられます。
なんか小難しそうな本に思えますが、全然そんなことないです。
哲学的なテー
2021年12月に読んだ本まとめ
遅くなりました…。
パレオな男や最高の体調で良質な情報を発信してくださる鈴木祐さんの新刊とあれば、読まざるを得ません。
本書は、人間が持つ内面の普遍的な苦しみを、仏教からの引用を用いつつ科学的に対処する方法を教えてくれます。役立つのはもちろん、瞑想や禅問答といった宗教的な概念をサイエンスとして解き明かして説明してくれるので、読み物としても面白かったです。
「お金は使い切って死ぬべき!」だと熱弁
2021年11月に読んだ本まとめ
今月は3冊。あんまり読めてない。
予定が詰まっているのは嬉しいことですが、本も読みたい。でも予定も入れたい。
シリコンバレーや欧米の若者たちに注目される「効果的な利他主義」。感情ではなく、エビデンスと理性によって世界をよりよい場所にしていく方法論が書かれている本です。
本書前半では、健全な寄付を行う為に慈善団体のコストパフォーマンス(寄付額当たりどれだけの人を救っているか)を明らかにした人、出来
「創造的脱力」の要約
若新雄純さん著の「創造的脱力」を要約してみました。
破壊しないで、「脱力」する従来のよくできた社会システムの多くは、どうやら耐用年数がすぎ、人や組織のあり方を窮屈にしてしまっている。 私たちの日常に多様なスタイルや解放的な文化をつくりだしていくには、この「かたい社会」のシステムや人間関係を、中心ではなく周辺部分からゆるめていく脱力的なアプローチが不可欠になる。白黒をはっきりつける二項対立的思考や
2021年10月に読んだ本まとめ
寝る前にポップインアラジンでたき火の映像を映しながら本を読んでいます。集中して読めるし寝付きも良くなるので良い感じです。
地下シェルターに閉じ込められた男女4人。追い詰められた彼らは、3か月前に起きた事件の真相を話し合う――。
ユニークな設定と綿密なプロットにグイグイ引き込まれて、後半は睡眠時間を削って一気に読んじゃいました。こういうクローズドな空間で今ある情報だけを頼りに真相を明らかにしていく