「職場体験から学ぶ3日間」
昨日で3日間の職場体験が終わった。
私の学生時代はなかった行事。
本校では2年生が校区のエリアを中心に地域の様々な事業所に分かれて、3日間の職場体験を行う
2年生の定番ともいえる一大イベントの1つ。
あらかじめ子どもの希望職種を募り、そこからできる限り希望に沿った職種に絞って行き先を決める。メンバーのバランスや人数を鑑みていざ決まったあとは当日までの準備。
心構え、マナー講座、体験先の情報、事前訪問、あいさつ、事業所までのルート、集合場所、緊急時の対応、事後レポートなど、実質は当日までの準備が9割といってもいい。
当日の3日間は我々教員は子どもたちの様子を見に写真を撮りに行ったり、事業所にあいさつをしにいくなど、正直気楽な立場だ。
そのなかで子どもたちの生き生きした姿や、普段は見られない子どものキラキラした表情で事業所先で働く様子は、教員側にとっても心が浄化される貴重で嬉しい瞬間でもある。
子どもたちにとっては人生で忘れることのできない3日間になる人もいるだろう。
その瞬間を大切にして、いろいろなことを感じてもらえれば、学校教育としての価値はある。
・働くことの意義、大切さ、素晴らしさ、大変さ
・お客さんの立場に立ったなかなか気付きにくい気配り心配り。
・毎日働いている親のありがたみ
・これからの自分の進路に対する考えや想い
いろいろなことに感化される3日であればと思う。
私も多くの事業所を回りながら、改めて感じさせられた刺激の多い日々だった。