「トラブルは成長の機会その2」​

一昨日に起こったトラブルをプラスに転じたことを書いていく。

①は席替えの悩みを打ち明けた女子生徒への対応

②は部活動中に明らかにやる気のない生徒への対応

そして、本日は3つめ

これが最もこの日大きな出来事であった。

③「息子を通じたご近所対応による妻のメンタルケア」

この日、私が帰宅すると、妻が私にこう言った

妻「今日近所の友達のA君のママから電話がかかってきたの」

私「そうなんだ。どんな件で?」

妻「M(息子)がA君とA君の家の敷地内で遊んでいたらしいんだけど、A君は今日習い事があったみたいで、習い事がある日はA君の家としては遊ばないルールもみたいなんだけど、今日遊んでたみたいで。誘わないようにお願いされた。あと、A君が習い事でバイバイした後もA君の敷地内で遊んでいたらしくて、そのことで迷惑だったみたい。」

私「なるほど。そうか。他に友達はいたの?」

妻「BちゃんとC君もいたみたいで、もうMはその子たちとも遊んでほしくないんだよね。トラブルに巻き込まれるから・・・私A君も苦手だし。すごく疲れる。」

私「・・・MはAくんたちと遊びたいの?」

M「うん。遊びたい」

私「そうか。楽しい?嫌なこととかある?」

M「楽しい。大丈夫」

私「そうか。今日の状況をもう少し詳しく知りたいし、A君のママにも話をしたいから電話してもいい?」

妻「うん。いいよ」

ということで、私がA君のママに電話をする。

というのも、ここまででお察しの通り、持病もあって妻は人付き合いがかかなりの苦手で思い込みが激しく、言っていることが支離滅裂。この時点で妻が言っていることはかなり辻褄が合わず、このままいくとA君と息子のMとの関係性はおろか、A君の保護者とも良くなるわけがない。

これは私の出番と思い、電話をかける。

結論、A君のママは電話越しだがとても良い方できっちりされている方だった。こちらに電話をかける際も心苦しい中で勇気を持って連絡をしてくれたことや、実際にかなり迷惑をかけていたことや、それでも今後もMとA君が仲良く関わっていきたいと思っていることなど、よく伝わってきた。

そして、妻に説明するとともに、息子に対しても今後のM君との関わりやマナーとして守らなければならないことを確認した。

論点は2つ:A君との今後の良好な関係を築くために

・A君は今日習い事があって本当は遊びに誘わない方がよかったけど、遊んだ件

・A君の家で遊ぶときの過ごし方について「お菓子の食べ方、家のなか、敷地内での過ごし方など

息子に対して

私「A君と今日は遊ぶ約束をしていたの?」

M「してないよ。BちゃんとCくんと遊ぶだけだったけど、BちゃんがA君ところに行こうっていったから」

私「そっか。A君は今日は習い事があるから誘わないって知ってた?」

M「知ってた。」

私「そっか。でもBちゃんがA君とこ行こっていって誘って結局遊んだんだね。BちゃんはA君が習い事あって遊べないことは知ってのかな?」

M「それは分からない。いいのかな?とは思ったけど・・・」

私「そうだよね。でもA君も遊んだからそれは仕方ないね。そうやって考えただけでもいいと思うよ。じゃあもう1件、A君の家で遊んだことある?」

M「あるよ」

私「どんな風に遊んだり過ごしたか覚えてる?」

M「うーん・・・ゲームしたり、お菓子たべたり・・・」

私「楽しかった?」

M「うん!」

私「実はA君のママが困ってたみたいなんだ。A君と仲良くするのはとってもありがたいんだけど、言いにくいんだけど、これからのためにMにお願いしたいことが3つあるの」

M「なあに?」

私「まず、A君の家でお菓子を食べた?」

M「うーん、食べたかなぁ?」

私「どんな風に食べた?座って食べた?」

M「うーん・・・覚えてない」

私「Aくんのママからの話だと立ち歩きながら食べてたらしいよ。うちでも立ち歩いているからそういう所が出たんだろうね。A君のママから声を注意されてたの覚えてる?」

M「うーん・・・覚えていない」

私「そうか。今度お友達の家でお菓子をもらったらきちんと座って食べるんだよ」

M「うん!」

私「OK.じゃあ次ね。家の中でボールを投げて天井に当てちゃったことある?」

M「うーん・・・覚えてない」

私「そうか。それもやってたみたいだよ。どう思う?」

M「ダメ。」

私「そうだね。どうして?」

M「おうちこわれちゃうから」

私「そうだね。それはどの場所でもダメだよ。おうちでもね。」

M「うん」

私「次、外にいた犬をAくんの家に連れてきたことある?」

M「うーん・・・犬はいたけど・・・」

私「覚えていないか。そんなこともあったみたいだよ。どう思う?」

M「汚いからダメ」

私「そうだね。絶対ダメだよ。それとA君やA君のおうちの人ががいないときにA君の家の敷地内では遊んじゃだめだよ。なぜか分かる?」

M「人のおうちだから?」

私「そう。それ注意されたんじゃない?」

M「うん、今日言われた。」

私「そうだよね。それでさ、最後に、A君とこれから仲良くやっていきたいの?」

M「うん。また遊びたい。」

私「じゃあ、これからどうしたらA君もA君のママも喜ぶと思う?」

M「うーん、習い事のある日は遊ばずにー。お菓子は座って食べてー、暴れないー、誰もいないときは敷地内で遊ばない?」

私「そう!そういうこと!自分のおうちではある程度良くても、お友達のおうちではいつもよりも気をつけてね。お邪魔しているからね。あとはあいさつしっかりね!大丈夫?」

M[うん!大丈夫!」

という流れで息子との話しは一区切りついた。

問題はここから。

妻との話し合い。それは次号。

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