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記事一覧
あいうえお作文 その14
明日の私に
イタズラしたら
埋められた
笑顔で謝ったら
おっさんだから許してあげると言われた
カーキしか着ない
近所のおっさん
苦言を呈したら
ケツバットで殴られ
肛門をとられるという噂
酢酸飲んで
シアルメタシン増幅
すぐに
背が伸びた
その動画をあげるのはきっと危険
滝行一発
ちょっと
ツベルクリン反応
寺出身の
透明人間
名前負けの
肉球トリオが
ヌルッと出演
ねるとんスペシャル
の
あいうえお作文 その12
茜色の夕陽が差し込む
行きつけのバーで出会った
宇宙人の女性は
エロくもないし
思ってたよりうるさい
傘を忘れたことに
気づいたときに
空気の読めない
警察官が
コサックダンスを踊り出す
坂の上には
知る人ぞ知る
スクール水着ショップがあるが、
接客がとにかく
素っ気ない
たんこぶ作って
ちんすこう食う
津軽弁の芸達者
てばでたんこぶつぐっで
どーすようもねえべ、と小言いう
慣れたら平気
あいうえお作文 その11
アイスバケツチャレンジを
勢いでやるおばあちゃん
うっひょーー!つべてーーー!と大騒ぎ。
沿道のおじいちゃんは
驚きのあまりウィンドミル
鰹節まみれの寝起き
キックされ放題のお兄ちゃん
苦し紛れ一番街
決死の叫びは聞こえない
小綺麗なお姉さんは二重跳び
参考までにいうけれど
信仰具合で
寿司の量は決まるんだよ
背に腹は変えられないしなぁ、、、
それっぽく見せるしかねえかぁ。。。
宝探しの終盤
言いたいことを言える世の中、めっちゃポイズン
言いたいことも言えないこんな世の中ポイズンだったけど、今は言いたいことが誰でも何でも言える世の中になってしまい、それはそれで逆にポイズンみたいな世の中になってる現状めっちゃポイズン。
とか、思ったりする昨今。
・こぼれ話
あいうえお作文 その10
あっという間に
イグアナの胃の中
うるさいアイツも一緒だ
えげつないニオイ
オーマイガーとはこのことだよ
堅すぎる
キャンディ
食えたもんじゃねぇ
景勝地のおみやげだとしても
こいつはひとつも噛めやしねぇ
サタン様は言った
シクシク泣くな
スヤスヤ眠るな
背筋を伸ばすな
それが悪への一歩目だ
たまたま当たった
地中海周遊旅行ペアチケット
ツンデレの私は
てやんでい!と突っぱねた
ときの恋人に
あいうえお作文 その9
揚げ足取りは、
いつまでたっても揚げ足取り
うつ伏せの姿勢でも
延々と揚げ足とってる
お前には一切興味がねぇよ
柿食う客だけが
キャッキャ笑う店内で
くるくる帽子の
ケルヒャー使いが
こそ泥メガネを愚弄した
さらさらヘアで
ショートカットの
スーツ男子の
背骨をぐにゃり
聡明な顔も一緒にぐにゃり
樽転がしの仕事を
チョンマゲ頭で20年
積み木崩しの仕事に
転職して20年
とうとう腰をいわして
あいうえお作文 その8
明日死ぬなら
痛みに耐えてでも
鶯谷のホテルにいこう
永遠に続く快楽に
溺れに溺れてそこで死のう
課題試験は以下の内容です。
キツツキにつつかれて
クロロホルムを吸って喘いで
肩甲骨をペロンペロンにして
コーヒーカップに乗ってください。
サロンメンバーの1人が
主力の野郎を蹴飛ばした
スーダラ節が流れる店内
扇風機は壊れてガタガタ
その場を離れた私は正解
タンドリーチキンを咥えた
蝶々が
ツ
あいうえお作文 その7
穴だらけのTシャツに
インコが群がる
うっとおしいったらありゃしない
煙突から出てきたのは
小田和正のそっくりさん
金切り声で
キーキーわめく
久米宏に似た40代
携帯電話で話していたのは
婚約破棄されたばかりの元カノ
先を見通す
しょんべんたれ
すーはーすーはー
線香花火を嗅ぐ姿を
双眼鏡で見守るヒーロー
食べ歩きロケの
直営業
ツルツルの床
てんとう虫が箸にとまる
時計は壊れて震えてる
あいうえお作文 その5
アンバサダーに就任した
イミダペプチドを
宇宙に広める
得体の知れない団体だ
お母さんに務まるか心配だ
カレー味の
キクラゲが売れない
苦渋の決断で
血相変えた店長が
コロンバスヘッドを踊り出す
さっきまでいた
白い髪の少女は
スッポンポンになって
セーリングしてた
そんな夢を見た
滝行したら
乳首がたった
爪を切ったら
手首が折れた
時々自分が悲しくなる
なんてことない平日に
肉食って酒
あいうえお作文 その4
アーリオオーリオ
イカまみれ
うどんの代わりに玉すだれ
エンガチョかまして
おっぱい揉み揉み
乾杯直後に
キレられた
くっさい足を嗅がされた
けなされ、けなされ、けなされて
今回ようやくブチギレた。
早速、シルビアさんは怒られた
シルビアさんはいっつもそう
することが遅いシルビアさん
洗濯機壊れてもう1ヶ月
そろそろ直そう、シルビアさん。
タンスの小僧が
チョロチョロ走る
鶴の一声
寺門ジモ