中学生が「運用」に取り組み3カ月経過した結果
家庭で取り組む金融教育では「運用」を学習する。運用とは株式市場において株式や投資信託などの金融商品を運用するという事である。
証券会社によっては保護者が未成年口座を開設することが出来るため、中学生でも株式の運用を実際に体験することが出来るようになっている。また、証券会社によっては少額投資のサービスも充実しているため、100円から投資が可能なのである。金融教育に取り組むうえではとても良い環境が整っていると考えている。
未成年口座の開設
なかなか重い腰が上がらなかったが、中学生の長男が13歳からの億万長者という本を読んで「自分の為にお金を働かせたい」というような事を言い出したことでSBI証券という証券会社で未成年口座を開設した。中学生の長男が「自分の為にお金を働かせたい」と言い出した詳細はお金に働いてもらって稼いでみたいと中学1年生が言うまでに経験したことの記事をご参照ください。
SBI証券の場合、手続きは主に書類の郵送を通して行われた。未成年口座という事もあり、身分を証明する書類が二つ必要であり、親権者が記載されている住民票に加え、マイナンバーカードのコピーも郵送する必要があった。また子供の書類だけでなく、親の書類も必要となり、身分証明はなかなかのボリュームだと感じた。
ただ、書類審査さえ通ってしまえば成人・未成年問わず出来ることは同じことが出来るようになる。
SBI証券を選んだ理由は投資信託の種類の多さ、そして少額積立の設定が100円からでき、さらには毎日、曜日指定、毎週、毎月など設定の柔軟性も気に入ったからだ。
金融商品を選ぶ
実際に口座開設が完了したら、証券口座に運用資金をいれることとなる。それが済めば実際の投資を開始できる。
親子で投資素人である事からどうやって投資に取り組むかは意外と悩むところだと考えていた。
実際のところ私は金融教育に取り組む以上私自身が運用に慣れるため、2021年4月よりいくつかのサービスを利用し投資に慣れる期間を設けていた。
私が実際に勉強がてら取り組んだのは「ポイント投資」「クレカ投資」「一般的な投資」の3種類である。
これらの方法・サービスによる学習体験を生かし、中学生にとっては一つ、二つの株式銘柄を絞るよりも多少なりとも値動きが、プロの考えが反映されている投資信託に投資する事から「運用」の学びを始めてみることにした。
しかしながら投資信託といえどその種類は選びきれないほどある。なので我々は証券会社が提供するランキングを参考にすることにした。
そしてランキング上位に位置する投資信託から2つほど投資信託を選んで毎週金曜日にそれぞれ300円ずつ、計600円を積み立てて投資することにした。
値動き
開始当初は順調に投信の価値も上がりプラスを経験していた。
しかしながら、アメリカの金融政策、さらにはロシア・ウクライナの戦争により、しばらくはマイナスを示していた。
このままマイナスが続くのかな、、、と素人ながらに考えていたが素人の期待を裏切りプラスに転じ始めてくれている。
現在の収支
中学生の長男は2022年1月より「運用」に取り組んでいる。
先に述べた通り、アメリカの金融政策、そしてロシア・ウクライナの戦争もあり、利益が急成長!というわけには行かないが、それでもコツコツ積み立てることにより資産はしっかりと増えている。
彼の資産運用の今の実績は以下の通りだ。
自分が「稼いだ」お小遣いで運用するからか、中学生でも値動きは気になるようで思い立った時に「今幾らかな?」とスマホを覗いている姿を目にする。
以前の記事お金の教育に取り組んで変わる家族の〇〇でも紹介したように、今は「稼ぎ」方も色々とある。「運用」も稼ぎ方の一つであり、最終的にはFIRE(経済的自立、早期引退)を目指す土台を作り上げてくれる可能性も持っている。
中学2年生の長男は2022年1月より運用に取り組み始め、現在彼の資産は8,088円で288円のプラスとなっている。
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