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[#135] 振り返ったら、ドラゴンボールみたいな旅だった in 山梨④

山梨旅の続き↓

山中湖で風を感じる。

バス停に着く直前に見た、"諏訪神社" の看板が気になるぞ。


山中諏訪神社

看板の文字に吸い寄せられるように、元来た道を戻り、看板の先に進むと、立派なお社が見えてきた。

こちらが、山中諏訪神社という神社らしい。

立派なお社

本殿前には、ハート型に形どられた落ち葉があって、思わずキュンとしてしまった。

こういうおもてなしというか、遊び心というか。
神社の計らいが素敵だ。

思わぬおもてなし

本殿でご挨拶をした後、脇にある社務所でお守りを見ることにした。

社務所へ行くと、神社の方が奥から出て来られて、「ここは安産の神様なんですよー。」と教えてくださった。

この時の "安産の神様" というワードが、何故かインパクトが強く、今でも印象に残っている。

"諏訪神社" と "安産の神様" が結びついて無かったからかもしれない。
諏訪神社というと、男神様のイメージが強かったから。

不意を打たれたというか、どういう訳か "安産" のワードが頭から離れなかった。

そんなことを思いながら、授与品を眺めていると、一つ気になるお守りを見つけた。

富士山のチャームがついた、すみれ色の紐だ。

横には、諏訪神社の文字が書かれた木の玉が置いてあった。

この紐に木の玉を通すのか、と何となく理解したのだった。

それらをゲットするか迷いながらも、山中浅間神社のことも気になっていたので、そちらに参拝してから決めることにした。


社務所を離れ、本殿前に戻ると、社殿の彫刻に目を奪われた。

先程は全く気づかなかったが、女神様が赤ちゃんを抱いていたのだ。
安産の神様ー!ここにいたー!笑

今まで見たことの無い彫刻を、まじまじと観察する。
なんだか、ほっこり心温まるものだった。

赤ちゃんを抱いた女神様

境内には、"安産祭" について書かれた看板もあった。
こちらのご祭神は、豊玉姫様だったと、ここで初めて知ったのだった。

そんなにも、安産にご利益のある神社だったのだな。

安産祭

山中浅間神社

お次は、山中浅間神社へ向かった。

諏訪神社と浅間神社は、道路を挟んでお隣同士。
陸橋で繋がっているので、歩いてすぐだった。

このエリアのバスマップに載っていたのが山中浅間神社だったので、こちらがメインの神社なのかと思っていた。

けれど、予想に反して、ここは社務所のない静かな神社だった。

どうやら、先ほどの諏訪神社が社務所を兼ねているようだ。

静かな神社

境内には、子連れの狛犬さんの姿も。

さっきの安産繋がりで、なんだか穏やかな気持ちになる。

親子の狛犬

静かな境内で、もみじが赤く色づいていて、風情のある光景だった。

紅葉していたよ

山中浅間神社でお参りした後、やっぱり先程のお守りが気になり、諏訪神社の方へ戻ることにした。

知らぬ間のスタート

社務所で再びお守りを眺める。

やはり菫色の紐と、それにぶら下がった富士山のチャームに心惹かれる。

ということで、紐と木の玉のお守りをそれぞれ購入することにした。

すると、神社の方が、必ずしも紐と玉をセットで購入する必要は無いのだと教えてくださった。

そして、「この紐と玉は、7つの神社に置かれていて、集めてもいいし、単体で持っていても良いんですよ。」とパンフレットを見せてくださったのだ。

神玉巡拝

パンフレットを見ると、"北口本宮冨士浅間神社" と "新屋山神社" の文字が目に入った。

この後、時間的に北口本宮に行けそうだったし、その近くの新屋山神社にも行けたらいいなと思っていたところだったので、
「え~!まさかの、3つも集められるかも~!」とテンションが上がったのだった。

なんとなく、"おまけ" がもらえたような気分。笑

すごく軽い気持ちで買ったお守りだったが、ここから神玉をコンプリートする流れになるとは、この時は思いもしていなかった。

新屋山神社

2社のお参りを終え、バスに乗ってまず新屋山あらややま神社へ向かうことにした。

実は、この神社は何年も前に訪れたことがある。

近年、金運のご利益で有名なようだが、
その時はそこまでではなかったような気がする。

新屋山神社

参道は、お稲荷さんのように鳥居が何本も続いているが、雰囲気はお稲荷さんのそれとは全く異なっていた。

鳥居のトンネル

しばらく続く鳥居のトンネルを抜けると、まばゆい光に目がくらんだ。

鳥居の先は階段になっていて、その先にまた別の鳥居がある。

階段の上を見上げると、そちらの鳥居の方から、太陽の光が射し込んでいたのだ。

その様子がとても神々しくて、しばらく見惚れてしまった。

なんだか神様に歓迎されているような気持ちになって、思わず口角が上がってしまったのは、誰にもバレていないはず。笑

光のお出迎え

ウキウキ気分で階段を軽快に上がると、本殿が見えた。

あぁ、やっぱり来たことあるー!

既視感のある社殿に、謎の興奮を覚えた。
本当に謎なのだが。笑

本殿

本殿の軒下には、天狗さんのお面(?)が飾られていた。

なるほど、富士山も山なんだから、天狗さんがいてもおかしくない
と、ここで気がついた。

これを見た時、「あ、天狗さんに導かれてここに来たんだな」という思いが、ストンとお腹の中に落ちていった。

天狗さん

境内には、恵比寿さんと大黒さんが祀られていたり、いくつか摂末社があったので、お参りを。

その後、社務所にて神玉を探す。

ここの神紐は、金運を思わせる黄色だった。

紐の方は、菫色のものほど惹かれなかったので、神玉だけをゲットし、新屋山神社を後にした。

つづく。

今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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