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ぼくのエッセイ

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エッセイと日記の違いは、『読んでくれる人が居るか否か』だと思っています。
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#熟成下書き

昼寝

昼寝。ひるね。HI・RU・NE。なんと甘美な響きだろう……。

僕は毎日6時間ほど眠る。この睡眠時間に関して、僕自身は何の不満も抱いてはいないが、僕の身体はそうはいかないらしい。昼食を済ましてのんびりしている時の僕が、午前10時と同等の覚醒状態を維持しているとはとても言い切れない。
眠気というのは恐ろしいもので、一度目があったら最後、用が済むまで徹底的に付きまとう。「えぇい!!今は忙しいんじゃ!!

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純粋な好奇心と下心

純粋な好奇心と下心

高校3年生の塾帰り。時刻は夜の10時をまわっている。
僕は意気揚々と自転車のペダルを漕いでいた。夜が好きだったのもあるし,空腹を満たす目途がついたというのもあるが,それ以上に僕を高揚させるのは「帰る」という行為そのものだった。
当時の僕の嫌いなものランキング1位が塾だった。因みに,2位は勉強。
だから僕は塾から家に帰るまでの15分間がたまらなく好きだった。

その日も,鼻歌交じりにペダルを漕いでい

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白い鏡

五畳半ほどの自室に置いてある本棚は、中学の卒業と同時に買ったものだ。

自分の本棚が欲しいと親にねだった次の日、用事が済んで帰宅すると自室に大小さまざまな白い板が積まれていた。邪魔だったので親に不平を垂れると、たった一言、「本棚。」と返された。自室に戻り、その『本棚』とやらを見る。僕の知っている本棚とは随分と様子が異なるようだ。どこに本を置けばいいのだろう。
「アレのどこが本棚なん?」と聞くと、今

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