よーた

フリーのプログラマからベンチャーでのCTOなどのマネージメントを複数経験。 現在は事業会社の60人規模のエンジニア組織の長として活動 あえて、詳しい経歴を書かずにエンジニアマネージメント目線での思考整理の場として

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  • エンジニアマネージメント

    エンジニアをマネージメントについて、 今まで経験してきたことを議事録的に残しています。 誰かの参考になれれば、幸いです。

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エンジニアマネージメント

規模は違えど、年齢を重ねるとどこかでエンジニアマネージメントがもとめられてきます。 自分はずっとコードを書いていたい マネージメントはメンドクサイことしかやらされない などなどエンジニアマネージメントにネガティブを持っている人も多い 確かにエンジニアマネージメントは大変。 猛獣のような個性をまとめ上げるのは簡単ではない。 エンジニアはそんな葛藤を持ちながら日々過ごしているのでは? 私自身はフリーエンジニア→ベンチャーのシステムマネージャ、CTOなどを やって、

    • 今こそ子供と一緒に勉強しよう

      さて、コロナによるWFHが始まって、まもなく2ヶ月経とうとしています。 この間、小学校も休みとなり、子供と向き合う時間が増えてきました。 我が家は中学2年になる息子と、小学4年になる息子二人いるのですが、長男はある程度、自主的に勉強できるのですが、次男に関しては自主的にやるには難しい年齢です。 最初の1ヶ月はスタティサプリであるとか子供と一緒になってやったりして新鮮さもありよかったのですが、一ヶ月もすると私自身含め、だらけ始めてきました。 常にたどり着く考えが、 ・

      • エンジニア組織のコロナの影響を考える。

        現在、私の所属する会社においてもコロナにおける対応が日々行われています。 今後、長期化するであろうコロナ対応において、エンジニア組織がどのような影響をうけ、起きうる課題に対してまとめていきます。 エンジニア組織を運営するにあたっては、 人、もの、カネに分けて考えるのが一般的なので、この3つについて一つずつ短期、長期での影響を考察していきます。 今回は人の件について触れます。 人 ・育成 ・採用 ・モチベーション(エンゲージメント) ーー育成ーー 育成に関し

        • コロナ自粛時における教育について

          我が家は幸いにも二人の子供に恵まれている。 そして2020.3月になり、突然、ルーチンとなっていた生活があわただしくなってきた。 長男は中学1年、次男は小学4年。二人ともサッカー少年である。 学校がなくなり、部活も、サッカークラブの練習もすべてが自粛となった。。 我が家の対策として、 朝起きてから13時まではスマホ、テレビ、ゲームは禁止。 通常の学校と同じで何か学ぶ時間に使うルールに。 長男は塾からの課題をやると同時に、英検3級を次回合格を目指すために、「英検3

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        エンジニアマネージメント

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        記事

          ビジネスとエンジニア部門の壁の取り除き方

          前回、ビジネス部門とエンジニア部門の壁についてお話をしました。 その中でも、 ①ビジネス部門とエンジニア部門が分かれていない。 ②ビジネス部門とエンジニア部門が分かれている。 この二つのパターンについて話しました。 今回は、②のビジネス部門とエンジニア部門が分かれているケースにおいて、どのようにして部門間の壁を取り除いていくか考察します。 ビジネス部門とエンジニア部門が分かれている場合のメリットとデメリットは前回お伝えしましたが、特にデメリットの部分をどのような対

          ビジネスとエンジニア部門の壁の取り除き方

          コロナは何かを獲得するチャンス

          色んなところでアフターコロナとかwithコロナとかをテーマにさまざまなセッションが行われています。 私自身もこのタイミングで、何かを獲得するチャンスと捉え、いろんなことにチャレンジしようと思っています。 まずは、このnoteの充実。これを何かに繋げるというよりは、自分の心の中にあるものを言語化するトレーニングとしてとらえています。 言語化することってとても重要で、それができるようになるだけで、コミュ力、知力はアップすると思っています。 後はnoteに書くことで、文章能

          コロナは何かを獲得するチャンス

          ビジネス部門とエンジニア部門の壁

          比較的これに悩まされている会社は多いのではないでしょうか? 特に事業会社などは数字を持っているビジネス部門の方がパワーを持っていることが多いのではと思っています。 さらに組織のわかれ方としては以下のような感じでしょうか? ①ビジネス部門とエンジニア部門が分かれていない。 ②ビジネス部門とエンジニア部門が分かれている。 ③ビジネス部門とエンジニア部門が分かれていて、さらに間に企画、推進するような部署が存在する。 一つ一つ代表的なメリット、デメリットを考察してみます。

          ビジネス部門とエンジニア部門の壁

          エンジニアマネージメントをキーワードに記事書いています。 こんなテーマを聞きたいなどあれば、是非コメントください。

          エンジニアマネージメントをキーワードに記事書いています。 こんなテーマを聞きたいなどあれば、是非コメントください。

          マネージャーになってやってはいけないシリーズ2

          マネージャーになってやってはいけないシリーズ1 前回の話の振り返りはシリーズ1を是非、ご参照ください。 今回のテーマは ポジティブ変換をしない 最近、どこの会社でもマネージャーがメンバーと1on1をやることが増えてきています。その中のコミュニケーションで、部下の悩みを聞くこともあると思います。 この時にその悩みに対して、 上司であるマネージャーは、ポジティブな状態にして終わらせたいという心理が働くと思います。 これは私の経験ですが、悩みをポジティブ変換するとメン

          マネージャーになってやってはいけないシリーズ2

          エンジニアとしてスタートアップを選択することについて

          私の勤めている会社も例外ではないですが、年間何人かは次のキャリアを選択する人がいます。 あくまで個人としての意見ですが、エンジニアとしてキャリアを積んでいくには、転職が一番、手っ取り早く成長できます。 さらにスタートアップを選べば爆発的な成長も期待できます。 私自身も社会人になって、フリーのプログラマ、エンジニア(今と違って20年近く前なので仕事探しもそれなり大変)。そのあと、スタートアップの立ち上げをエンジニアとして2社、さらにCTOとしても5年間、トライしてきました

          エンジニアとしてスタートアップを選択することについて

          マネージャーになってやってはいけないシリーズ1

          注)エンジニアを育成しながらマネージメントをする立場にいる人が対象となります。 良いマネージャーになりたいという理想を追い求めるのもありかもしれませんが、なかなか理想のマネージャーというのは環境やメンバー、事業環境によって変わるので、マネージャーになってこれだけはやらないように意識してほしいことを思い立ったら文字に起こしていくシリーズものです。 今回のテーマは 線でみない 抽象的な表現になってしまっているので、より具体的に。 メンバーを管理するときに、一人ひとり、や

          マネージャーになってやってはいけないシリーズ1

          エンジニアからマネージメントになるタイミング

          エンジニアにとっては、一番頭を悩ませるテーマではないかと思います。 社会人になったときのエンジニアの理想って人それぞれ。 プレイヤーでずっといたい人も入れば、企画の方に行く人、マネージメントへ行く人。これが正解というのはない。 でもふと気づくと、、 年齢を重ねるごとに、自分より年下のマネージャーが出てきたり、同年代の仲間がプロモートしたりして、だんだん自分の理想に迷いが出てきます。 私もそうでした。 プレイヤでいたかった。 でも、他の人がプロモートしているのに自

          エンジニアからマネージメントになるタイミング

          エンジニアのキャリアについて③

          エンジニアのキャリアについて②の続き 前回、会社がどのようにスケールしていくのか?という視点からエンジニアのキャリアについて話しました。 今回は残りの以下について話をします。 言語やフレームワークなどの技術は統一されているのか? 採用している言語、フレームワーク、データベースなどを統一している会社とそうでない会社によってキャリアパスが変わってきます。 マネージメントの視点だけで言えば、採用している技術というのは統一されている方が、管理面や社内でのエンジニア確保の観点

          エンジニアのキャリアについて③

          エンジニア希望をしている学生さんからよくある質問について

          マネージメント観点ではないので、番外編ですが、 2021年社会人になる学生さんと面接する機会が増えてきました。 面接における考え方とかの話は、改めてしたいと思いますが、今回は高確率で聞かれる質問をピンポイントで応えます。 御社に入社するまえに学んでおいた方が良い事は何ですか? ほぼ、聞かれます。 何か面接テクニックの本に書いてあるんですかね? 積極的に学ぶ姿勢とかプラスの印象を与えるとか、、 多分、面接官は聞き飽きてると思いますw 改めて、就職するまでやってお

          エンジニア希望をしている学生さんからよくある質問について

          エンジニアのキャリアについて②

          エンジニアのキャリアについて①の続き 前回、エンジニアのキャリアを考える上で、 プロダクトと人が一緒に育つ環境があるか が重要と話しました。 さらにそのうえで ・会社がどのようにスケールしていくのか? ・言語やフレームワークなどの技術は統一されているのか? とも話をしました。 今回は以下について説明します。 会社がどのようにスケールしていくか? 会社がどのようにスケールしていくかとは、どのような事業構造で、どの事業が安定して成長が見込まれ、またどこへ積極的

          エンジニアのキャリアについて②

          エンジニアのキャリアについて①

          エンジニアマネージメントにおけるエンジニアのキャリアについて考察します。 エンジニア社員を雇う以上、その人がこの会社でどのようなキャリアを積んでいけるか?これを考える責務があると考えています。 まずはどんなキャリアを積めるかを考える上で エンジニアのキャリアの延長上において、若いエンジニアはどんな将来を思い描いているか考察してみます。 *)今回はネット系事業会社よりの話になってるかもしれません。 幸いのことに色んな方と面接をさせて頂く機会があるので、そこから共通して

          エンジニアのキャリアについて①