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最近気になる言葉「希少性」

最近、どの業界も競争は熾烈なので、競合と自分の立ち位置を分析をするため、こういうディスカッションに参加する事も増えたのですが、そのときにちょいちょい出てくるキーワードが「希少性」

最近この言葉がすごく気になって、色々調べてたので、自分の引き出しとして意識できるよう、noteでアウトプットしたいと思いました。

私的に今回のお話は、売れるモノを作るには、知っておくべき知識だと感じています。

希少性とは?

まず「希少性」をざっくり言うと。商品やサービスが限定的な場合、より魅力的に感じる事を指します。

例えば、一番解りやすい例は「人気製品の限定販売」みたいに、需要は多いけど、供給が少ないモノ。こういうのってすごく欲しくなりませんか?

要はレアモノです!

スマホゲームなどの、ガチャのレアアイテムなんかは、希少性の考え方をうまく活用してるのではないでしょうか。

なぜ希少性のあるものを欲しくなるのでしょう?

その理由は「欠落への恐怖」と言われています!

例えば、自分が知らぬ間に、誰かがいい思いをしてるのではないか?得をしているのではないか?みたいな不安や、他人と同じでいたいとか、他人の成功にのっかりたいみたいな欲求。

これが欠落してしまう不安や恐怖を、人はどこかで抱えているらしいのです。

前提条件は価値がある事

ただし、希少性と認識できるための前提として、他人が欲するものである必要があります。当たり前ですが、誰も欲しがらないものに価値はないので、希少性は生まれません。

希少性の注意点

ただし希少性を利用した戦略には、注意点があるそうです。希少性の主張に、わざとらしさを感じてしまうと、その商品の希少性は下がるとか。

例えば、在庫はあるのに、意図的に売り切れにしてる事を、顧客に見破られた場合などです。こうなったら顧客の気持ちはもう「興ざめ」で終わり信頼を回復する事は不可能です。

希少性を活かした戦略の例

ちなみに、希少性を活かした例をいくつか書かせていただくと、ホテルの予約アプリなんかはこういうのを組み込んでるものが多いようです。

例えば予約アプリなんかはこんな機能普通についている思います。

①まず人気のある部屋を案内する。
②さらに「残り1部屋」ですと表示する。

これは「人気のある部屋」を案内して、価値をアピールしてから、「いま予約殺到してるから急いだほうがいいよ!」みたいに希少性をアピールしてる訳です。

ウマい!頭いい!

まとめると

最後に希少性において意識すべき点はこの辺かな?なんて思いました。

・前提条件として価値のある製品である事。
・欠落への不安を意識し希少性をアピールする。
・わざとらしい希少性は逆効果!

ちなみにITのプロダクトなんかは「他の製品にはない機能」を希少性の評価ポイントにする事が多いようです!

※noteの他にブログもやってるのでこちらもよろしくです!


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