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日記_2024年10月22日(火)_秋を知らせる樹々の衣替え

 7:32、家。散歩から帰って来て、コーヒーを淹れたところ。

 コーヒーは、昨日より若干酸味が薄く、逆に苦味が濃い。
 原因は、きっと2投目に注いだお湯の量が多かったこと。いつも通り、20gの粉に対してお湯を60gずつ5回(粉の15倍、トータルでお湯を淹れるかたち)注ぐなか、今日は2投目がチョロチョロ少しずつ注ぐことに気を取られすぎて、うっかり13g多い73gになってしまった。
 どちらかといえば、僕は酸味があってキレが良く、後味すっきりしたコーヒ一が好き。
 だから、明日は一投目、二投目をそれぞれいつもの60gではなく、少し減らして55gずつお湯を注ぐ淹れ方を試してみよう。転んだ (わけではないけれど)ら、ただでは起きたくない笑。

 いつもの散歩道——
 隅田川沿いの桜並木道に出る手前、両端が樹々のアーチ状になっているゆるい上り坂でのこと。
 ふと見上げると、少し前までは青々とした濃い緑だった樹々の葉が、日に日に色を薄くしているのに気付かされる。
 濃い緑やそうではない普通の緑、あるいは薄い黄緑など、同じ1本の樹であっても、枝によってはすでに紅く染まりつつあるものもある。日に日に移り変わる季節の様子が、樹々の衣替えで実感できる。

 熱々だったコーヒーがだんだんとその熱を失い、次第に苦味より酸味の方が勝るようになってきた。
 『冷めていくにしたがって、味に変化も楽しめる』、だからコーヒーが好き。何より、あたたかいものを飲むことで、ホッと心も安らげるから。

 読みかけの『おくのほそ道』が、間も無く読了してしまう。さびしいけど仕方ない。旅には、終わりがあるものだから。次に読む本として、『伊勢物語』を購入済み。

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