草方良月

くさかた よしつき と申します。 小説/ショートショート/文芸 (Twitter) …

草方良月

くさかた よしつき と申します。 小説/ショートショート/文芸 (Twitter) 草方良月@書いてるときは無我夢中 (@kurrosi_ocean)

マガジン

  • 日記,エッセイ,その他

    小説以外に徒然なるままに綴っています。

  • ショートショート小説

    1話完結の、ショートショート小説を集めました。現代小説からファンタジー、ミステリーやホラーまで、幅広いジャンルを揃えています。

  • 若さゆえの選択

    万華鏡職人を志す主人公、詩乃の成長物語。周囲の反対や対立にも心折らず、自分の信じる道を歩む決意をした主人公。主人公だけでなく、主人公の周りの視点からも、各々の人物の考えや内面を深く掘り下げていきます。

  • 庭園探訪

    緑溢れる庭園や、心癒される水辺の風景。大好きな庭園を訪れた際の1コマを、写真として保存しています。

  • あの日の生姜レモネード

    総合商社を辞めてまで、私がドリンクのキッチンカー販売を始めた理由。それは、あの日木根さんに飲ませてもらった一杯の生姜レモネードがきっかけだった。――生姜レモネードによって紡がれる、救いの循環の物語。

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ショートショート 紅と蒼

 路上や街中で、ふと猫を目にしたとき――。  紅を思い出すことがある。  幼い頃の私を救ってくれた、あの勇敢な猫のことを。  わずかに赤みがかった身体の色から、紅、と近所の人には呼ばれていた。 「紅、また来たんかい?」 「ほら、紅。エサだよ」  近所に住む人たちに、その猫は共通の名前で呼ばれていた。  ある時は、ミャーオと鳴いてすり寄っていくかと思えば、またある時は、ぷいっと知らんぷりしてそのままどこかへ行ってしまう。  不思議な猫だった。  猫らしいふてぶてしさと愛嬌が

    • 上手くいかないことも、全部ふくめて成功への道標

       2024年10月23日(水) 8:16、家。  散歩から帰って来て、コーヒーを淹れたところ。 【今日のコーヒー】  今日は、お湯を合計で5投するうち、1, 2投目をそれぞれ普段より10gずつ少ない50gずつ注いでみた。  今、出来たてのコーヒーをズズズッと啜りながら、結果を確認してる。率直な感想としては、  (あれ? 思った通りの味になってないな・・・)  というのが正直なところ。  最初の1,2投目をいつもよりお湯の量を減らしたから、てっきりもう少し薄味かスッキリ

      • 日記_2024年10月22日(火)_秋を知らせる樹々の衣替え

         7:32、家。散歩から帰って来て、コーヒーを淹れたところ。  コーヒーは、昨日より若干酸味が薄く、逆に苦味が濃い。  原因は、きっと2投目に注いだお湯の量が多かったこと。いつも通り、20gの粉に対してお湯を60gずつ5回(粉の15倍、トータルでお湯を淹れるかたち)注ぐなか、今日は2投目がチョロチョロ少しずつ注ぐことに気を取られすぎて、うっかり13g多い73gになってしまった。  どちらかといえば、僕は酸味があってキレが良く、後味すっきりしたコーヒ一が好き。  だから、明日

        • 日記_2024年10月21日(月)_深まる秋の予感

           7:32、家。  散歩から帰って来て、コーヒーを淹れたところ。  久しぶり(といっても、金曜以来だから3日ぶり)に家で淹れて飲むコーヒーは、やっぱり美味しい。  淹れたてということもあって、熱々。  かつ、今朝のコーヒーは、口に入れた瞬間のシャープな酸味が特徴的。飲み口にキレがある感じ。  決して、外出してカフェで飲むコーヒーが不味いというわけではない、  けれど、普段家で淹れて飲むコーヒーの方が、かえって1杯1杯の味が引き立っていて特別感がある。  今朝の冷えこみはす

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        ショートショート 紅と蒼

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          日記_2024年10月20日(日)_古典の魅力① 『おくのほそ道』 (松尾芭蕉 著)

           11:52、上島珈琲。  朝に眼科での検診があり、終わってからカフェでコーヒーを飲みながら書いてる。 松尾芭蕉 著『おくのほそ道』  最近読んでいる、〈松尾芭蕉 著『おくのほそ道』 角川書店 編〉がすごく面白い。  現代語に直された訳がとても分かりやすく、何といっても芭蕉が旅の最中に感じた自然の雄大さ・侘び寂び・旅情が作品の端々に溢れている。  たしかに、すごく読み応えはある。  けれど、めちゃくちゃ力を入れて真正面から向き合い、深い思考が無いと読めない本かというと

          日記_2024年10月20日(日)_古典の魅力① 『おくのほそ道』 (松尾芭蕉 著)

          日記_2024年10月19日(土)_休日の朝散歩が最高の癒し♪

           7:50、家。  散歩から帰って来て、コーヒーを淹れた ところ。  外は、雨こそ降っていないものの、霧が出てどんより重い空模様。ただ、それでも朝散歩は気持ち良かった。  休日の朝のため、車の往来が平日より少ないのがとても良い。  平日の朝は、仕事始めの時間とも重なり、大型のトラックがけたたましい豪音を響かせ、大きな図体を揺らしながらすぐ側を通りすぎる。  聴覚も視覚も、まるで敵がすぐ近くに接近しているような感じがして、一時的とは言えかなりのストレス。  だから、休日朝

          日記_2024年10月19日(土)_休日の朝散歩が最高の癒し♪

          日記_2024年10月18日(金)_夜にゆっくり日記を書く

           21:25、家。  白湯を淹れたところ。急な事情で朝から立て込み、日記を書く時間が取れなかった。だから、久しぶりに夜に書いている。  明日からの土・日、もしかすると、久しぶりに丸々ゆっくりできるかもしれない。眼科に、定期検診に行きたいな。  読みたい本がある。  ①ジョセフ・シュガーマン著 『シュガーマンのマーケティング30の法則』  ②ジョン・ケ ーブルズ著 『ザ・コピーライティング』  それぞれ、 マーケティングとコピーライティングの名著。Noteがもっと読まれ

          日記_2024年10月18日(金)_夜にゆっくり日記を書く

          日記_2024年10月17日(木)_手書き文章を効率的に投稿する方法

           7:55、家。  散歩から帰ってきて、コーヒーを淹れたところ。  昨日、チョロチョロと細くお湯を注いだことで、コーヒーが劇的に美味しくなった。  (これは本当に、お湯を細く注いだことが要因なのか?)  少し気になり、今朝は一投式で一気に全量、勢いよくお湯を注いだ。  結果は・・・・・・美味しい!笑  おそらく、一投式そのものが湯量とコーヒー粉のバランス、抽出時間にさえ気をつければ当たりはずれのない淹れ方だから、美味しくても当たり前か。  そもそも、比較するために

          日記_2024年10月17日(木)_手書き文章を効率的に投稿する方法

          日記_2024年10月16日(水)_普段の生活の中にこそ、素敵な景色が隠れている

           7:31、家。  散歩から帰って来て、コーヒーを淹れたところ。  昨日と比べ、お湯の温度が熱すぎず丁度良い。  口に含んだ瞬間ーー  苦みとともにほのかな酸味が感じられ、そのバランスが絶妙。  特に、酸味がとてもよく出ていて、苦味とミックスした時に味わいに奥深さが生まれている。  (昨日と同じ豆なのに、全然違う・・・!)  そう驚くくらい。  最近淹れたコーヒーの中でも、会心の一杯だと思う。  きっとその要因は、お湯を注ぐ時の注ぎ方だったのかもしれない。  一気にお

          日記_2024年10月16日(水)_普段の生活の中にこそ、素敵な景色が隠れている

          日記_2024年10月15日(火)_空の色と人の心

           7:41、家。  散歩から帰って来て、コーヒーを淹れたところ。  今朝は、浅煎りのインディア。  熱々のお湯を注いだばかりだからか、飲み終えた後のほろ苦さが刺さる。少しずつ冷めていくとともに、この苦さも落ち着いて、よりマイルドな口当たりになっていくだろう。  7:00過ぎに、散歩に出かけた時ーー。  マンションを出てすぐ、冷たい大気が全身を包み込んだ。  散歩に出発する最初の一歩を踏み出し、朝の清々しい空気を呼い込んだ最初の一呼吸が、とても気持ち良くて印象に残っている。

          日記_2024年10月15日(火)_空の色と人の心

          日記_2024年10月14日(月)_ 『BLUE GIANT展』 (渋谷パルコ8階)に行ってきました

           8:12、スタバ。  秋晴れで日差しはあるのに空気は冷たい、清々しさが感じられる朝。  普段とはちょっと気分を変え、広々とした空間で日記を書きたかった。だから、散歩がわりに駅まで歩き、数駅電車に揺られた場所にあるスタバで書いている。  残念ながら、高さがちょうどの机がある席が全部埋まっている。そのため、腰を曲げてローテーブルに前かがみとなり、万年筆を走らせているところ。  昨夜、日記を書いたのが21:30。そして、今この日記を書いているのが8:00くらいだから、前回の

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          日記_2024年10月13日(日)_勇気を振り絞った買い物

           21:35、家。昨夜と同じく、白湯を飲みながら机に向かっている。  昨夜(というより今朝未明?)、3:50くらいにふいに目を覚ました。 背中の下の方、何かがユラユラ震れているような感じがあったから。  (あ、地震だ・・・)  もし、振れが大きくなりそうな場合は、迅速に起き上がろうーー  目をつむったまま、心の中で岩よりも固く決意する。万が一の時に速やかに動けるよう、ぬくぬくとした快適な布団の中、全身を脱力させてリラックス。心の準備だけは万全に整え、様子を窺う。  直

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          日記_2024年10月12日(土)_秋の夜長

           21:15、家。いつもと比べ、12時間以上後ろ倒しで日記を書いている。  今朝、10:20くらいにゆっくり目覚めた。  先週1週間がハードで、身体と心、その両方に疲労が蓄積していた気がする。『疲れを癒すのに相応の時間を要した』、という感じだった。朝までゆっくり寝たおかげか、スッキリとした頭で起床できた。  いつも通り、ナッツとプロテイン、ゆで卵を食べて1日をスタート。シャワーの後、いつもだったら散歩に行くけど、今日は外出で代用。午後に外出したとき、歩くことに方針転換。

          日記_2024年10月12日(土)_秋の夜長

          日記_2024年10月11日(金)_今日の私のコーヒー時間

           8:04、家。散歩から帰って来て、淹れたてのコーヒーを1口飲んだところ。  ちょっと熱い。  豆本来の苦さにお湯の熱さが加わって、若干濃い目の味になった。でも、これはこれで嫌いじゃない。じっくり、ゆっくり味わって飲むのには丁度良い。  今朝、肌寒さで目が覚めた。薄いかけ布団を、身体にまきつけるようにたぐりよせる。しばらくまどろんだ後、渋々布団から出て起き上がった。  (これだけ寒いと、きっと雨か曇りだろうな・・・)  そう思いながら、カーテンの隙間から外を覗く。予想と

          日記_2024年10月11日(金)_今日の私のコーヒー時間

          日記_2024年10月10日(木)_まさかの炭水化物不足

           8:06、家。散歩から帰って来て、コーヒーを淹れたところ。  朝晩の冷え込みが厳しくなり、それと共に毎朝布団から出るのが難しくなってきた笑。今朝、いつもより一時間遅く起きたため、一日のスケジュールがいつもより一時間後倒しで進んでいる。  昨日雨のため出来なかった一日ぶりの朝散歩は、やはり今日やって気持ち良かった。  家を出る前、イライラした不満で猛り荒ぶっていた心が、今 こうして朝散歩を終えて日記に向かっていると、散歩に出かける前よりずい分落ち着いているように思う。  

          日記_2024年10月10日(木)_まさかの炭水化物不足

          日記_2024年10月9日(水)_いつの間にか、浅い呼吸になっていた

           7:35、家。コーヒーを淹れたところ。 雨が降りしきり、時折窓に雨粒がたたきつけられ ている。さすがに今日は、朝散歩は困難。  朝散歩ができず、身体を動かしてないせいか気持ちがスッキリしない。心の中がわだかまっているよう。イライラしていると言ってもいい。部屋の中の空気がこもり、滞留していることも要因かもしれない。窓を開けようにも、 雨風が強く打ちつけている状況。もし開けると、部屋が水浸しになってしまう。  仕事で頑張っているにも関らず、評価されないのがツラい。  理不尽

          日記_2024年10月9日(水)_いつの間にか、浅い呼吸になっていた