吉田裕児@人と組織を咲かせる人財育成コーチ

人と組織を咲かせる人財育成コーチ 千葉県船橋在住 著書「部下が変わる本当の叱り方」 自…

吉田裕児@人と組織を咲かせる人財育成コーチ

人と組織を咲かせる人財育成コーチ 千葉県船橋在住 著書「部下が変わる本当の叱り方」 自身が失敗した「部下の指導法」と向き合い、マネジメントやリーダーシップという分野を研究。 次世代リーダーに向けて、強い組織づくりの研修やコンサルティングを日々行なっている。

マガジン

  • 人生100年時代、今日からできる!後悔しない生き方

    今年はどんな年にしようかと考えている方も多いと思う。多くの人はもしかしたら「今年こそは、今年こそは」と夢と希望に満ちた発言を繰り返しては、気づくと高齢者の仲間入りを果たしているかもしれない。 昨年、前期高齢者になった私として、「今年こそは、今年こそは」と繰り返せる未来がある人達に向けて、老後を楽しく過ごすために、今どんな生き方をすれば良いのかお伝えしたい。

  • 心が折れないマネジメント術/「弱さ」を武器に変えていく

    2024年は、ますます先の見えない社会になっていくのではないでしょうか。 そんな中リーダーは組織の目標を達成するために様々な問題に直面することになるでしょう。心が折れてしまうことが多くなると思います。 しかし、リーダーが心折れてしまえば組織は行き先を見失い多くの人達が不安な毎日を過ごさなくてはなりません。そんな暗い世の中になって欲しくありません。 だから、私は、リーダーが自信をもってメンバーを巻き込み持ち場で元気に活躍できるよう応援していきます。それを今年のミッションとさせていただきます。

  • 上司必見!いまどき部下が動き出す「本当の叱り方」

    パワハラ防止が義務付けされたことによって、多くの上司が部下とのコミュニケーションを取りづらくなったと感じています。 例えば、「部下に優しく言っても、改善が見られない!」「部下にガツンと言ってやりたいが、パワハラにならないだろうか?」と部下の指導法について、こんな葛藤を抱えている上司が多いはずです。 部下が委縮してしまうような指導は当然ご法度ですが、だからと言って上司が必要以上に委縮してしまい、とるべきコミュニケーションをとれなくなっては本末転倒です。 2022年4月に中小企業もパワーハラスメントの対象となり、ハラスメントの防止・対策を行うことが中小企業においても義務化されています。 その背景を踏まえ、どんな部下でも「やる気」にさせ、結果、「パワハラ」がなくなり「離職率」も下げることができる上司のためのコミュニケーション術をお伝えしていきます。

  • 優秀なリーダーが陥る落とし穴

    あんなに意欲的で優秀だったリーダーが、最近元気がないなと感じる場面を見かけないでしょうか。リーダーになりたてのころや新しいポジションでは、優秀なリーダーとして認めてもらいたいので、早く結果をだそうとします。しかし、なかなか思ったような結果を出せずに落ち込んでしまう場合が多くあります。なぜ、優秀なはずの彼ら彼女らは結果をだせないのか。それは、部下をやる気にさせ結果を出し続けるマネジメントを知らないからです。優秀なリーダー達が、自信を失わず組織の目標を達成するための具体的なマネジメント術をお伝えします。

  • 自信を無理なくつける方法

    人はいつの間にか、自信を持てなくしてしまっています。なぜ、人が自信を持てなくなってしまうのか、そのメカニズムを知れば自信のつけ方がわかってきます。まず、自信が持てなくなってしまうメカニズムを一緒に考えていきましょう。 もし、私は自信があるから大丈夫だという方でも、自信が持てなくなるメカニズムを知れば、お子さんや部下に自信をつけてもらう方法もわかってきます。

最近の記事

中欧ヨーロッパ旅行 part1

日本では毎日猛暑日を更新しているのにダウンジャケットを着て観光したのが嘘のようです。中欧ヨーロッパとの気温差20℃(朝6℃から昼13℃)もあるのに驚きです。 先週、成田からワルシャワ経由でドイツのベルリンからドレスデン、チェコのプラハとチェスキークルムロフ、オーストリアのウィーン、スロバキアのブラチスラバ、ハンガリーのブタペストを8日間駆け足で観光してきました。 ポーランド航空(Lot)はアメニティの提供はありませんでしたが、ボーイング787-9のドリームラインの導入

    • 勝手に自己判断してトラブルを起こす社員への対応法

      ◆本人の中に何が起きているのか? ある企業の幹部からの相談です。 「自己判断で行動しトラブル発生時も  エスカレーション(上司への相談)なしで  自己解決しようとしますが、  結局自分で解決できずトラブルが発生してしまいました。  こういう社員にはどう対応したらいいでしょうか?」 読者の皆さんならどんなアドバイスをしてあげますか。 上司の知らないところでトラブルが発生していたら 本当に困りますね。 所長時代の私だったら 「何をやっているんだ。勝手に判断して行動するん

      • 後ろ向きな考え方の部下にどう対応したらいいのか?

        ◆後ろ向きは自己防衛反応!? ある企業の幹部からの相談です。 「後ろ向きな考え方をする部下いて  やる前から出来ないという考え方から  スタートしてしまうので困っています。」 読者の皆さんならどんなアドバイスをしてあげますか。 まず後ろ向きな部下を受け止めることからはじめてみましょう。 「後ろ向きだ!」と言って部下を否定している限り 部下は上司の攻撃ビームを感じているので 自己防衛反応を発動して多くは逃げるか固まるかの姿勢に入ります。 言われた通りに仕事をこなす

        • リーダーになることは損なのか!?

          ◆タイパを考えると損? リーダー(上司)になると、損をする割に合わないという声をよく耳にします。 「チームの目標を達成しなければならないし メンバーを動かすのも大変、面倒くさい。 少しも自分のためにならない気がする。」 そんな声が聞こえてきそうです。 結局、自分の時間や手間が無駄になると考えてしまうのではないでしょうか。 気合が足りない、根性がない なんて発破をかける上司も多くいるかもしれません。 今回は精神論や根性論ではなく、以前紹介した精神科医の樺沢先生の「3

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        • 人生100年時代、今日からできる!後悔しない生き方
          10本
        • 心が折れないマネジメント術/「弱さ」を武器に変えていく
          75本
        • 上司必見!いまどき部下が動き出す「本当の叱り方」
          25本
        • 優秀なリーダーが陥る落とし穴
          6本
        • 自信を無理なくつける方法
          24本
        • 誰も教えてくれないメンバーの生産性のあげ方
          16本

        記事

          知らないから否定したくなる!若者を動かす原動力とは?

          ◆最近の若者は! 「最近の若者は…!」という声をよく耳にしませんか。 例えば、こんな声(記事)があります。 「最近の若者は、とくに組織からの離脱傾向が強いと一般にいわれるが...」 (就職希望ランキング 男子学生の1位公務員 女子学生の2位も公務員) 「そうだよな~」と 私も含めて多くの人が頷いてしまうのではないでしょうか。 実は、この記事は50年前の1974年の週刊労働のニュースなんです。 えっと思った方も多いと思いますが本当なんです。 他にも 「最近の若者

          知らないから否定したくなる!若者を動かす原動力とは?

          強さの秘密は、感謝のパワー

          どんなお盆休みを過ごされているでしょうか。 17日間のパリ五輪が終わって メダリストたちがなぜ強いのか その強さの秘密について私なりの考えをお伝えします。 メダリスト達の多くが語る言葉あります。 「ここまで支えてきて貰った。  まわりの人たちの支えがあったからこそ  このメダルがあります」 自分一人だけでなく誰かの支えがあったから ここまでこれたと、謙虚で清々しい言葉です。 感謝の気持ちが彼らの強さになっていたのだと。 そう思うのは、私はできていなかったから分かるの

          自分の子供ぐらい歳の離れた部下との接し方

          ある企業幹部からの相談です。 「年齢が離れた自分の子供ぐらいの部下と  どのように接したら良いでしょうか?」 読者の皆さんならどんなアドバイをしてあげますか? ◆上司としてのカッコツケを手放そう! 自戒を込めて上司になると部下にカッコツケたくなります(汗)。 だから『正しいことを言わなければいけない。 恥ずかしいことは言えない』なんて考えてしまいます。 これでは、なかなか部下と会話をすることはできません。 ここでは『うまくいかないことが当たり前』の前提でいきましょう。

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          耳の痛いことを伝える技術/強いチームをつくるために

          相手のことを思って伝えているのに 全然響いていない気がしたり 人間関係が悪くなったりする経験はないでしょうか。 例えば、こんな感じてスタッフに 仕事が遅いので「もっと早くして欲しい」 優先順位が違うので「こっちを先にやってください」 おもてなしが大事なので「笑顔で接客して欲しい」 と伝えてもその通りに行動してくれなかったり ムッとされたりしてしまいます。 なぜ、こうなってしまうのでしょうか。 ◆耳の痛いこと=否定と感じる もし逆の立場だったら、どう感じるか考えてみま

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          年上部下が元気ありません!どうしたらいいでしょうか?

          ある企業幹部の方からの相談です。 「役職者でもある年上部下が、 どうも元気がありません。 こちらからは挨拶はしているのですが、 どうしたらいいでしょうか?」 読者の皆さんなら、どんなアドバイスをしてあげるでしょうか。 ◆どうなって欲しいかイメージする 「元気がないようですけど どうかしましたか?」 とストレートに尋ねてみても良いと思いますが 「いえいえ、大丈夫です」と その場を取り繕う会話で終わってしまう可能性があります。 部下の本音を聞けないままになってしまうで

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          なぜ正しいことを言っても部下は付いてこないのか?

          ある企業の管理職Yさんからの相談です。 「真剣に取り組めば取り組むほど、 周囲の溝が深まりパワハラ的な発言や 行動になってしまいます。 この温度差についてどう思いますか?」 読者の皆さんなら、 Yさんにどんなアドバイスをしてあげるでしょうか。 ◆腹が立ってしまうのは当然のこと 会社をより良くしようと考えて行動しているYさんだからこそ 部下が反発してきたり思ったことと違う行動をしたりすると 腹が立ってしまうのは当然のことだと思います。 会社や組織をより良くしたい。 だ

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          社会人として当たり前のことができない社員への対応術

          ある管理職の方のお悩みです。 「社会人として当たり前のことができない。  何度指導しても理解されない。  思いっきり叱りたいけど  パワハラになりかねないので我慢しています」 読者の皆さんならどんなアドバイスをしてあげますか。 転職応援メディア ジョブルームプラスによると 社会人として大切なことトップ10は、 1位:礼儀・感謝の気持ちを常に持つ 2位:自発的に行動をする 3位:自分の言動・行動に責任を持つ 4位:体調管理を徹底する 5位:きちんと挨拶をする 6位:相手に

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          向上心(成長意欲)のない社員への対応術

          「もう少しやって欲しい!  ここまでやるのが当たり前だろう!  もっと相手に気をつかえよ!」 と向上心のない社員を嘆いているリーダーが多いのではないでしょうか。 読者の皆さんなら、そんなリーダーに どんなアドバイスをしてあげるでしょうか。 向上心をgoo辞書で調べてみると 『現状の状態に満足せずに  よりすぐれたものより高いものを目指していく努力する心』 なるほど、素晴らしい。 こんな心を持った社員になって欲しいですね。 では、どうすれば社員に向上心が 生まれてくる

          向上心(成長意欲)のない社員への対応術

          「できます」と言ったのに「できませんでした」と言ってくる社員への対応術(後編)

          前回に続き「できます」と言ったのに 結局「できませんでした」と言ってくる 社員への対応術の後編をお伝えします。 ちょっと振り返ってみると 社員との関わり合いでチェックして欲しいことは 4つの視点を持つことでしたね。 ◆4つの視点(関わり方) (1)社員との良好な関係性が築けているか (2)仕事の任せ方は明確になっているか (3)進捗確認をしているか (4)労いと感動を伝えているか まずは社員が「この上司と話をしてもいい」 と思える関係性を築くことが重要です。 できな

          「できます」と言ったのに「できませんでした」と言ってくる社員への対応術(後編)

          「できます」と言ったのに「できませんでした」と言ってくる社員への対応術(前編)

          ある社員に仕事の内容を説明して 本人にできるかと聞いて 「できます」と言ったのに 結局「できませんでした」と言ってきました。 上司にしてみれば、約束を守らず 責任感のない許せない社員に腹が立ってしまいますね。 だから「約束したのに何んでできないんだ」 なんて責め立ててしまう。 部下は「すみません、次から気を付けます」 と反省したふりをする。 この繰り返しが続いてしまう場合が多いかと。 では、こうならないためにどうすれば良いのでしょうか。 ◆4つの視点で考えてみる

          「できます」と言ったのに「できませんでした」と言ってくる社員への対応術(前編)

          会社の方針や社長の指示に反発する社員への対応術

          会社の方針や社長の指示に反発したり 後ろ向きな行動をとる社員がいたら どんな対応をしたらよいでしょうか? 「会社の方針や社長の指示に 反発するなんて許せない。 すぐに辞めさせるべきだ!」 そんな声が聞こえてきます。 確かに社員であるからには会社の方針に従って欲しいところですが ここは会社の将来のためにも 表面的な解決ではなくどんな真相が隠れているのか探っていきましょう。 なぜ、社員は会社の方針や社長の指示に反発するのでしょうか。 ◆社員の中に何が起きているのか?

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          なんでも上司に判断を聞いてくる部下への対応術

          部下から「これ、どうしたらいいですか?」 と毎回聞いてこられると 「おいおい、またかよ! そんなことイチイチ聞くな~ 私だって忙しいんだから」 なんて言いたくなってしまいます。 その気持ち十分わかります。 でも、そんなこと言っても困った部下は変わらないことも事実。 そんな時、リーダーとしての本来の自分に戻り 部下が成果を出せるように導いてあげましょう。 上司に判断を求めるのも解決策の一つです。 何も聞いてこない部下より遥かに良い状態です。 少し寛大な上司になってみまし

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