【要約】老化をとめる本
もう「老けた」とは言わせない!医師が教える、今日からできる「AGE」対策で目指す、真のアンチエイジング!
「最近、肌にハリがなくなってきた…」「疲れやすくなった」「物忘れが増えた…」
そんな風に、年齢を重ねるごとに感じる体の変化。それは、誰にでも訪れる避けられない老化現象なのでしょうか?
答えはNO!
老化の原因を正しく理解し、適切な対策を講じることで、老化のスピードを緩やかにし、いつまでも若々しく、健康的な毎日を送ることは可能なのです。
そして、その鍵を握るのが「AGE(終末糖化産物)」と呼ばれる、近年注目を集めている老化物質です。
今回は、銀座で年間3,000人以上の患者を診る糖尿病専門医であり、AGEのスペシャリストである牧田善二先生の著書『老化をとめる本』を徹底解剖!老化のメカニズムから、今日からできる具体的なAGE対策まで、徹底的に解説していきます。
知らず知らずに老化を加速させている!?現代人の食生活に潜む「AGE」の脅威とは?
私たちの体は、毎日口にする食べ物から作られています。しかし、現代人の食生活は、知らず知らずのうちにAGEを溜め込みやすいものとなっていることはご存知でしょうか?
AGEとは、Advanced Glycation End Productsの略称で、日本語では「終末糖化産物」と呼ばれます。これは、体の中でタンパク質と糖が結びついてできる老化物質のこと。例えるなら、体についた「コゲ」のようなものです。
AGEは、食品を加熱する際にも発生しますが、特に高温で加熱するほど、その量は増加します。香ばしい焼き色がついたステーキや揚げたて熱々の唐揚げ…、確かに食欲をそそりますが、実はAGEがたっぷり含まれているのです。
さらに、現代人は、白米、パン、麺類、スイーツなど、糖質を多く含む食品を過剰に摂取しがちです。糖質を摂りすぎると、血糖値が急上昇し、体内でAGEが大量に作られてしまうのです。
老化だけじゃない!AGEが引き起こす病気の深刻なリスク
AGEは、単に老化を進めるだけでなく、様々な病気の原因となることが分かっています。
動脈硬化:AGEが血管を硬くし、血液の流れを悪くすることで、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます。
がん:AGEは細胞を傷つけ、DNAを損傷することで、がん細胞の増殖を促す可能性があります。
認知症:AGEが脳に蓄積することで、神経細胞を傷つけ、認知機能の低下を引き起こすと考えられています。アルツハイマー病との関連も指摘されています。
骨粗しょう症:AGEは骨の代謝を阻害し、骨を弱くします。骨折のリスクが高まり、寝たきりになる可能性も。
肌の老化:AGEは、肌の弾力を保つコラーゲンを破壊し、シワやたるみ、くすみの原因となります。
これらの病気は、私たちの健康や生活の質を大きく損なう可能性があります。AGEの脅威から身を守るためには、日々の生活の中で、AGEを意識した対策を積極的に行っていくことが重要です。
医師が教える!今すぐ始めたい、効果的なAGE対策5選
AGEの脅威から身を守り、いつまでも若々しく、健康的な毎日を送るために、今日からできる効果的なAGE対策を5つご紹介します。
抗AGE食を意識する
調理法:高温調理を避け、「生」「蒸す」「煮る」を心がけることが重要です。電子レンジや圧力鍋を活用するのも良いでしょう。
食材:AGEの少ない食材を選びましょう。(本書P.22-23参照)
食べる順番:野菜→タンパク質→炭水化物の順に食べると、血糖値の上昇が緩やかになり、AGEの生成を抑えられます。
糖質を控える
特に、白米、パン、麺類などの精製された炭水化物の摂り過ぎに注意!
スイーツや清涼飲料水も、糖質を多く含むため、控えめにしましょう。
抗酸化物質を摂る
体内で発生する活性酸素は、細胞を傷つけ、老化を促進する原因となります。
ビタミンA・C・E、ポリフェノール、カルノシンなどは、強力な抗酸化作用があり、AGEの生成を抑える効果も期待できます。
緑黄色野菜、果物、魚、緑茶、コーヒーなどを積極的に食べましょう。
適度な運動をする
運動は、糖の代謝を促進し、血糖値の上昇を抑え、AGEの蓄積を抑える効果があります。
激しい運動である必要はありません。ウォーキングなどの軽い運動を、毎日の習慣にしましょう。
紫外線を避ける
紫外線は、肌の老化を促進するだけでなく、AGEの生成も促進します。
日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘を着用して、紫外線対策をしっかり行いましょう。
毎日の食事に取り入れたい!最強アンチエイジングフード20
本書では、AGE対策におすすめの食材を詳しく解説し、具体的なレシピも紹介しています。
シナモン:血糖値を下げ、血行促進、美肌効果も期待できます。コーヒーや紅茶に入れたり、肉料理の香りづけに使うと良いでしょう。
マグロ・カツオ:疲労回復効果の高いカルノシンが豊富です。刺身やたたきなど、生で食べるのがおすすめです。
豚肉:抗AGE作用の強いビタミンB1が豊富です。ビタミンB1は水溶性なので、汁ごと食べる調理法がおすすめです。
ブロッコリー:血糖値を下げ、AGEの生成を抑えるスルフォラファンが含まれています。ブロッコリースプラウトは、生で食べられます。
トマト:抗酸化作用の強いリコピンが豊富です。リコピンは脂溶性なので、油と一緒に調理すると吸収率がアップします。
納豆:血液をサラサラにするナットウキナーゼが豊富です。夜に食べると、脳梗塞予防に効果的です。
ブルーベリー:視力回復効果や抗酸化作用のあるアントシアニンが豊富です。ヨーグルトに入れたり、スムージーにしたりするのがおすすめです。
オリーブオイル:血糖値の上昇を抑え、動脈硬化予防に効果的なオレイン酸が豊富です。サラダやパスタにかけたり、パンにつけたりして食べましょう。
これらの食材を積極的に食事に取り入れて、若々しさを保ちましょう!
まとめ|いつまでも若々しくいるために
老化は誰にでも訪れるものです。しかし、諦めることはありません!
本書で紹介されているAGE対策を実践すれば、老化を遅らせ、いつまでも若々しく、健康的な毎日を送ることができます。
今日からできることから始め、未来の自分のために、健康的なライフスタイルを手に入れましょう!
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