京急600形の歴史
(1) 京急600形の概要京急600形は、1994年から1500形の後継形式として運転を開始した通勤電車です。1500形と同様に、老朽化した旧1000形を置き換える為に登場しました。
600形の一番の特徴は、ツイングルシートと呼ばれる特殊なクロスシートを採用したことです。ツイングルシートは、朝や夕方の混雑時において、2人掛けの座席が1人掛けの座席に切り替えできるという座席です。この様な座席は、京急線の直通先だけではなく全国的にみても特殊です。
床下機器には、三菱電機製と東洋電