【2023年ダイヤ改正関連】JR西日本岡山地区の227系500番台の導入と国鉄車両置き換えについて
⑴ JR西日本岡山地区の車両事情
現在、岡山地区で用いられている通勤電車は113系、115系、117系、105系、213系があります。これらの車両は、1980年代に首都圏・京阪神地区から転属してきた車両であり近年は老朽化が目立ってきました。JR西日本岡山支社は、2023年より広島地区ですでに導入されている227系を岡山支社に導入することが発表しました。今回は、国鉄車両の置き換えについて考えていきたいと思います。
⑵ 岡山支社に在籍する車両についての詳細
まず、岡山地区で活躍する113系、115系、117系、105系、213系の車両数をみていきましょう。
113系
B編成(4両編成):4両編成13本
115系
A編成(4両編成):4両編成12本
D編成(3両編成):3両編成31本(300番台が3両編成6本)
G編成(2両編成、ワンマン車):2両編成8本
117系
E編成(4両編成):4両編成3本
105系
F編成(2両編成、ワンマン車):2両編成7本
213系
C編成(3or2両編成、車体更新済):3両編成4本、2両編成7本(観光列車を除く)
この中でも、113系と117系に関しては、227系電車で置き換えるとJR西日本側の資料に書いていたので置き換えの可能性は高そうですね。117系に関しては、編成数が少ないのですぐに消滅するかもしれないですね。あとは、115系300番台や105系に関しても、優先的に置き換えていくかもしれないですね。213系に関しては、車体更新も行われているので暫く活躍しそうですね。しかし、JR東海の名古屋地区の213系も置き換えが進むことを考えるとこちらに関しても動きはあるかもしれないです。
⑶ 227系500番台の導入本数について
今回、岡山地区に導入する227系は101両と報じられています。3両編成25本、2両編成13本導入されるみたいです。車体には、ピンク色の帯が配しています。ワンマン運転の準備構造として、カメラの設置も出来るような仕様になっています。車内は、混雑緩和の為にドア付近の座席を1列減らして乗り降りしやすい様になっています。
⑷ 227系500番台の国鉄車両の置き換え予想
3両編成25本に関しては、115系(3両編成25本、300番台を除く)を置き換えるかもしれないですね。300番台は、運用削減による余剰廃車になるのでしょうか。もしくは、113系(4両編成13本)、117系(4両編成3本)、115系300番台(3両編成6本)を置き換えるのでしょうか。現実的に考えると、後者の方が可能性が高そうですね。
2両編成13本に関しては、105系(2両編成7本)、115系(2両編成8本)を置き変えるかもしれないですね。今回のダイヤ改正の事を踏まえると、運用数を削減して置き換えると考えられます。