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本と小説のはなし

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読んだ本の感想や、小説を読むとき、書くときに思ったことなどを書きます。
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同人誌の感想:雲形ひじき(主宰)『土の中からホクホクと じゃがいも文芸アンソロジー2』

同人誌の感想:雲形ひじき(主宰)『土の中からホクホクと じゃがいも文芸アンソロジー2』

「じゃがアンソロ2」こと、『土の中からホクホクと じゃがいも文芸アンソロジー2』を読みました。

ジャガイモをメインモチーフとした創作文芸のみを集めた奇跡の(まさかの)アンソロジー、待望の第2弾です。

※第1弾『煮ても揚げてもふかしても じゃがいも文芸アンソロジー』の感想はこちら(ご本は完売しています)

ネタバレなし、なるべくレビューぽく書いたつもりですがあんまりうまく紹介できた気がしないので

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好きな小説50選

好きな小説50選

狂おしいほど久しぶりにnote書いています。

Xとかいうツイッターで相互フォロワさんの守宮さんがやってらっしゃったのをみて、わたしもやりたーい! と思いやってみました。
(守宮さんの記事はこちら! 好きな本がいくつか重なっていて、にこにこしました)

記事を分割したら途中で飽きちゃう気がしたため、強引にまとめた結果、1万字を超える長い記事になってしまいました。
てきとうに読み飛ばしたりなんだりし

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同人誌の感想:雲形ひじき(主宰)『煮ても揚げてもふかしても じゃがいも文芸アンソロジー』

同人誌の感想:雲形ひじき(主宰)『煮ても揚げてもふかしても じゃがいも文芸アンソロジー』

私も参加させていただきました「じゃがアンソロ」こと、『煮ても揚げてもふかしても じゃがいも文芸アンソロジー』を読みました。

タイトル通り、じゃがいもをメインモチーフとした創作文芸のみを集めた奇跡の(まさかの)アンソロジーです。
そのため、この記事は同人誌の感想でありながら「芋研ゼミ」マガジンにも登録されております。

はじめに「感想」とあるように、こちらは作品の読みどころを紹介するレビューとは煮

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同人誌の感想:伴美砂都(主宰)『文芸同人誌ロゼット』第2号

同人誌の感想:伴美砂都(主宰)『文芸同人誌ロゼット』第2号

私も参加させていただいた文芸同人誌「ロゼット」第2号を読みました。

※『文芸同人誌ロゼット』創刊号の感想はこちら

「ロゼット」第2号の特集テーマは「夏の恋」。8名の作家陣による、小説7作と短歌1作が収録されています。ジャンルや作風は違えど、いずれも丁寧に選ばれた言葉で書かれた作品たちです。
(わたしも至らぬながらできる限り頑張ったつもりです!)

うち瓜越古真さんの「汲み干す追想」は自由題とな

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同人誌の感想:伴美砂都『ウーパールーパーに関する考察』(上下巻)

同人誌の感想:伴美砂都『ウーパールーパーに関する考察』(上下巻)



伴美砂都さん『ウーパールーパーに関する考察』(上下巻)を読みました。

ものすごくざっくり言うと、母親との折り合いが悪くて学校でも上手く自分の居場所を作れないでいる十六才の少女・ゆきが、障害者施設でのアルバイトを通じて少しずつ他人とつながっていき、生活を好転させていくお話です。

伴さんの小説は、強いなと思います。

ふだんは小説に対して「強い」という形容詞を使うことに抵抗があります。
「強い

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同人誌の感想:久慈川栞『標本整理箱』

同人誌の感想:久慈川栞『標本整理箱』

久慈川栞さんの『標本整理箱』を読みました。

「公園で怪獣を散歩させていたら職務質問された」「わたしたちは指輪の上で踊る」「なつのおばけ」「或る監督員の記録」と、それぞれに趣が異なる四つの幻想譚が収録されています。

それぞれの物語の題材(ネタといいますか)は、「●●が怪獣として飼われている話」「人間の寿命が近づくにつれて、だんだん透明になっていき最後に●になる話」「帰省先で『なつのおばけ』と出会

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同人誌の感想:そらとぶさかな『さびしがりな灯台の話』

同人誌の感想:そらとぶさかな『さびしがりな灯台の話』

そらとぶさかなさんの『さびしがりな灯台の話』を読みました。

さかなさんからは、先日私の『暁天の双星』にとてもありがたいご感想をいただいたばかりで、なんだかタイミング的におかえしで感想を書いているみたいに見えてしまうかもしれませんが、関係はありません。
眠れない夜には短編をひとつ読むことにしており、手をのばした本がたまたまこのご本だったのです。
そしてとてもすてきなご本だったので、感想を書いておき

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同人誌の感想:鹿紙路『玻璃の草原』

同人誌の感想:鹿紙路『玻璃の草原』

鹿紙路さん『玻璃の草原』を読みました。

平安時代初期、武蔵国多磨郡に暮らしていた農民の少女・糸(いと)と、「移配」によって東北地方から連れてこられたエミシの少女・野志宇(のしう)の恋を描いた百合時代小説。

武蔵国多磨郡は現在の東京都多摩地方。
近くに「調布市」というのがあるくらいだし、「なんとなく昔は布を作ってたんだろうな~」といううっすらした知識とも呼べない認識があったので、興味を惹かれまし

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同人誌の感想:伴美砂都(主宰)『文芸同人誌ロゼット』創刊号

同人誌の感想:伴美砂都(主宰)『文芸同人誌ロゼット』創刊号

伴美砂都さん主宰『文芸同人誌ロゼット』創刊号を読みました。

※以下、同内容を「尼崎文学だらけ」(あまぶん)の推薦文として投稿しております。

2020年はなんといってもコロナ禍の一年でした。ことによると2021年もそうかもしれません。日本のみならず世界中の人々が、未知のウィルスによって苦しめられ、生活様式の変容を余儀なくされました。
マスク、ステイホーム、ソーシャルディスタンス。当たり前にあった

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同人誌の感想:大滝のぐれ『バナナ農園』(再読)

同人誌の感想:大滝のぐれ『バナナ農園』(再読)

大滝のぐれさん『バナナ農園』を読みました。(再読)

※以下、ほぼ同内容を「尼崎文学だらけ」(あまぶん)の推薦文として投稿しております。

「誰彼かまわず推薦できないかもしれない!」
『バナナ農園』の表紙を再度開いたときの正直な気持ちです。
推薦文なのに、いきなりごめんなさい。

だって、一作目から「チョコミントとうんこ」。うんこですようんこ。お食事中の方すみません。ていうか、お食事中ならこんな文

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同人誌の感想:ひざのうらはやお『煤煙~浦安八景~』

同人誌の感想:ひざのうらはやお『煤煙~浦安八景~』

ひざのうらはやおさん『煤煙~浦安八景~』を読みました。

※以下、同内容を「尼崎文学だらけ」(あまぶん)の推薦文として投稿しております。

架空の「浦安」を舞台に繰り広げられる、八つの「浦安×○○」。
明るいハレの日を描いたものもあり、かと思えば心中物や陰鬱な怪談めいたものもあり、各話異なる趣を備えています。

作者は浦安市のご出身だそうです。書き手にとって自分の故郷は、ともすれば内輪ネタや独りよ

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#テキレボ新刊 木村凌和『竜の伝説』先行レビュー

#テキレボ新刊 木村凌和『竜の伝説』先行レビュー

木村凌和さんよりご依頼を頂戴いたしまして、テキレボEX2の新刊『竜の伝説』の先行レビューを書かせていただくことになりました。
ありがとうございます!

※ちなみにレビュー等のご依頼についてはこちらに記載しています。

『竜の伝説』作品紹介◆書影

◆『竜の伝説』テキレボEX2webカタログ

高校二年生の暮葉は行方不明の兄を探している。だが、暮葉は兄を狙う危険な連中に追われていた。
危機を救ってく

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なぜファンタジーを書くのか①(書くジャンルと好きなジャンルがあんまり一致しない話)

おなかいたすぎてグダグダしているので、グダグダした文章を書こうと思う。

タイトルに①とつけたのは、いつかまた別角度でグダグダ書く気がするからだ。

今回は確信している。オチがない。

私はわりと異世界ファンタジー的な小説を書いている。

肌感覚だけど、ファンタジーを書く人はファンタジー作家が好きだと思う。
好きな作家として、上橋菜穂子、荻原規子、乾石智子、ホラーとかも書いているけど小野不由美、海

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同人誌の感想:雲形ひじき『あるペロリストの酒記・壱』

同人誌の感想:雲形ひじき『あるペロリストの酒記・壱』

以前は同人誌の感想をブログに上げていたのですが、あまり読みやすくないし使い勝手もよくないので、こちらに移行しようと思います。(※ここのヘッダ画像は商業本やweb小説などの感想でも使い回します)
古い感想もできればこちらに転載したいのですが、そこそこの量があるのでどう整理するかはまだ思いつきません。

さて、記念すべきnote第一回の感想文は、雲形ひじきさん作『あるペロリストの酒記・壱』です。

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