見出し画像

植物の力

ものすごくお久しぶりです!

すっかり寒くなってきたパリです。

子供の学校は水泳を強化している学校で
幼稚園の年長さんから毎週プールがあります。

でも学校にプールがないので、毎週大型バスが来て、市役所近くにあるプールまで送迎。
そして最近は雨が多く、プールの日はなぜか毎週ザアザアぶりの雨。
祝福です 笑

学校では傘が禁止なので、コートのフードのみ。
しかもフランスあるあるでバスが時間通りに来ない。
先週は行きも帰りもザアザア降りの中を子供達は傘なしで20分以上待たされていました。

これはすごく免疫つくなぁと思っていた矢先、
プールから帰った夜に発熱。

身体が熱すぎて眠れない我が子、夜中に起きてきてしまいました。
日本の冷えピタは冷たすぎるのか拒絶され、代わりに指定されたのがなんと、キャベツ。 

『キャベツがいい!』

の、意外なひと声でした。

内心『えっ?本当?』と思いました。

母ちゃん急いでちょっと嬉しくなりながらキャベツを取りにキッチンへ。キャベツはいつも常備しているのです。(単に万能野菜だから)ヨカッタ~

実は熱が出ると赤ちゃんの頃からキャベツをのせていましたが、物心がついてきてからはキャベツなんていやー!(写真的にはすこぶるかわいいですが)と拒否されていました。

でも今回は自らキャベツを指定してくるあたり、

やっぱり身体は分かっているんだな〜
ちゃんと身体の声を聴いているんだな~
病気の時は、純粋な感覚に戻るんだな~


という感じを受けました。

喉が痛い時もネギを巻くといいなんていいますが、それも含めて植物の力って本当にすごいのです

ちなみに、おでこや頭にのせたキャベツは熱もとってくれますが、溜まった感情のネガティビティもとってくれるのです!
(それゆえ、くれぐれもお料理なんかに使いまわしはしないでくださいね..)

我が子はキャベツをおでこにのせて、気持ちよさそうに眠りにつきました。

他には、風邪が治りかけの咳が出るとき、止まらないときは必ず玉ねぎの輪切りを寝室に置きます。
もちろん部屋中、玉ねぎ独特の匂いになりますが、子供達はスースーと鼻も通ってよく眠れるようで、冬は玉ねぎの買い込みがすごいです。

ですが、西洋の薬を否定しているわけではありません。
我が家もこれはダメというときは抗生物質も飲みますし、西洋薬にもお世話になります。

でも根本的にはそこまで酷い状態にならない身体づくりを目指しています。 

これを漢方医学では『未病を防ぐ』といいますが、中国など他のアジアではこの考え方が一般的です。

日本はこれからこの未病を防ぐ概念が主になっていきます。

この未病という考え方に寄り添った対応ができるのがこういった野菜を含めた植物の力なのですよね。

身体が西洋医学の薬に慣れてしまうと、身体が薬でなんとかなるんでしょ。と本来の力を発揮しなくなり、正常に機能しなくなります。
身体も意識をもっていますから。

そして、大人も子供も、冷えピタや解熱剤以外の選択肢を知らないと、熱が出る→下げなきゃ→冷えピタ・解熱剤という思考回路のパターンが無意識に働きます。

無意識な思考回路のパターンから抜けると、そもそも熱を下げる必要があるのか?というところも、考えられるようになってきます。

ここでは話がズレるのでここまでにしますね。話を戻すと、基本的には身体が欲している、とか熱すぎて辛い場合はやはり熱を下げることも必要になりますよね。

免疫がある程度ついたナチュラルな身体になって初めて植物の本来の力が十分に発揮される身体になるのです。

しかし、ネットでキャベツ療法(という大それたものではないですが)を調べてみると、あらまぁビックリ。
衛生的によくないとか、冷蔵庫に入っているから冷たいのだとか、それを思うといちいち冷蔵庫から出してきて取り換える手間と・・なんてことが色々書いてあります。

これぞ日本人が得意とする良くないところに徹底的にフォーカスがいく意識 笑
新しいものは認めない。とか、出る杭は打つ的な、とりあえずビールみたいなノリで、とりあえず批判がデフォルト 笑

…なのかどうかは分かりませんが、日本人らしい視点だなぁと思いながら見ておりました。
衛生的ではないとか、違うウィルスが・・と思う人は本来、身体はそのような日常的に蔓延(はびこ)る菌に侵されてしまうほど弱いものでは無い、ということをまず知ることが大切です。

菌は決して悪いものではありません。
逆にわたしたちは菌がなければ生きられません。
菌に侵されることを怯えるのではなく、菌に侵されたとしてもびくともしない強い免疫力を持つことが必要なのです。

そのためには日頃からこういった植物たちが持つ力を借りるのも大変有効です。

皆がもっとあらゆる可能性に目を向けて、批判ではなく色々なものと共存していく未来を目指したいですね。

それでは今週も素敵な週末をお過ごしください★

いいなと思ったら応援しよう!