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たくあん漬け

たくあん?たくわん?

たくあんと聞こえるので、「たくあん」と表記で。
美味しいたくあん漬けを、滋賀県多賀町に来てからたびたびいただきます。
十数年作りたいなあと思っていてもなかなか作れなかったたくあん漬けを教えていただきました。嬉しい。

大根を干す

大根を洗って、天日干し。2週間ほど干して大根がU字に曲がるほどしんなりしたら漬け時だそうです。

雨ざらしで天日干し
大根の葉も捨てずに使います。

 

大根の乾燥した葉はお風呂に入れる⁉


 大根の葉は、漬ける用以外にも、捨てずに大切に乾かして取っておきお風呂に入れます。「ヒバ湯」と言うそうです。干す葉でヒバと書くのでしょうか…。漢字まではわかりません。
 日本手ぬぐいを半分にしたものに包んでお風呂に入れるそうです。大根の葉の他、ミカンの皮、ヨモギを乾燥させたものも一緒に入れるそうです。
 山間部の地域は、水が貴重で、隣近所数軒で「もらい風呂」をしていたそうです。その時に、このさらしに入った薬草のようなものがお風呂に浮かんでいてびっくりしたと聞きました。ビタミンCが取れるのでしょうか、産後の肥立ちの悪い人に重宝していたと聞きました。

大根を漬けていきますよ!

米糠と塩は混ぜておきます

大根の重さ約19㎏に対して、塩が約6~10%1.5㎏、米糠2.5㎏、ザラメ2カップ、乾燥させたミカンの皮、つるんぼし(吊るし柿)にするとき剥いた柿の皮を乾燥したもの、シイタケの軸を乾燥させたもの、茄子の葉を乾燥させたものなどを混ぜます。

漬物樽に米糠を入れて大根、米糠を層に重ねます
大根は交互に重ねます。米糠を入れたら次は十字に重なるようにいれます。
上から体重で押えます
干していた大根の葉を敷き詰めます
鮒ずしやらは、縄をきれいに編んで上から敷き詰めるそうです。
再び押えます。
蓋をして軒下へ運びます
重石を置いて保存

美味しく漬かるのが楽しみです!
その後の漬物の行方はこちらに ↓
https://note.com/yobishitaga/n/nc2691e330cbd
 


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