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バタフライ効果〜影響力を考える〜



本日の言葉。

この世には、失敗もなければ偶然もない。
すべての出来事は、私たちに与えられた恵み、何かを学ぶ機会なのだ。
(エリザベス・キュープラー・ロス)



バタフライ効果とは?


バタフライ効果とは、初期条件の微小な変化が長期的に大きな影響を及ぼす現象を指します。

この用語は、カオス理論において重要な概念であり、特に気象学での予測の難しさを示す例として引用されます。

名称は、ある地域で蝶が羽ばたくことが、別の地域で大規模な気象変動を引き起こす可能性があるという比喩から来ています。

 この概念は、科学技術、経済、社会現象など、多岐にわたる分野で応用されています。

例えば、経済市場における小さな変動が大きな経済危機を引き起こすことや、社会的な小さな出来事が広範囲にわたる影響を及ぼすことなどが、例として挙げられます。
(引用:実用日本語表現辞典)


バタフライ効果の一例


思い浮かぶ事例は「新型コロナウィルス感染症」ですね。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV2)による感染症です。

2020年1月30日にWHOにより国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)が宣言されましたが、2023年5月4日に解除されました。日本でも2023年5月8日に5類感染症に移行しました。

いまだに、どのような経緯でこのウイルスが人類に感染するようになったのかは明らかになっておらず謎に包まれています。

世界中で多くの人たちが正体不明の見えないウィルスから3年程、大きな影響を受けました。

勤務形態は人との接触を最小限にするため、在宅勤務を施行する企業が増加しました。

ライフスタイルもリモート飲み方や野外キャンプが流行り出しました。

私は医療従事者なので、通勤必須でした。

新型コロナ感染拡大時の東京は人出が減少し、かえって君の悪さを感じました。

5類感染症に変更になり、東京には再び多くの人たちでにぎわっておりますけど、ライフスタイルのリモート化は主流になっています。

また、振り返れば、新型コロナのおかげで人が人を攻撃するという嫌な面を見た時もありました。

新型コロナ受け入れ病院で勤務する医療従事者を差別したり、マスクしない人を攻撃する「マスク警察」と言われた人たちも存在しましたね。

ブルーインパルスを見る医療従事者



良い影響力を与えるためにできること


一人ひとりが想像力を持つことが大事と思います。

世界中に存在するものは皆、多かれ少なかれ影響力を持っています。

例えば、風が吹けば、木や植物が動いたりしますね。

風力発電を実施している場所からは電気が発生し、企業や家庭に電力が供給されるでしょう。

私たちにとって身近なスマホからSNSにアクセスすれば、「気軽に」自分の思いを世界中に発信することが可能になりました。

しかし、その「気軽さ」がある人たちの脅威になるという「怖れ」を想像する人がどのくらいいるのでしょうか?

バタフライ効果からの学び・・・それは、

人のささいな行動が社会に大きな影響力を及ぼす恐ろしさ、つまり畏怖の念を持つことだと思います。

自分が今、何かをやろうとすることで、自分だけではなく、自分の周囲そして多くの人たちにどのような影響を与えるのかを想像し、今、やろうとしていることは、多くの人たちを幸せにするのか、今一度、考えて行動することが大切だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます😊






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