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★纏め★伊勢神宮古材の神社!昔の伊勢神宮の社巡り★随時更新

伊勢神宮では20年に一度、式年遷宮が行われる。式年遷宮は社殿をもう一つの場所に造り変えるのだが、旧社殿の材木(古材)は各神社へリユースされる!
リユースされた過去の伊勢神宮の古材の社殿を持つ神社を集めてみた!

 伊勢神宮の社殿を建て替える式年遷宮は7世紀の始まり以来、20年ごとに繰り返されている。この周期は、神様のパワーを蘇らせるや、建築技術や歴史の継承ともいわれている。

 さて、2024年に早くも遷宮準備が始まったようだ!NOTEでも追随する。

伊勢神宮(三重県伊勢市)の第63回式年遷宮が2025年から33年まで実施されることが正式に決まった。

https://www.youtube.com/watch?v=DxhNWwfSq3s

 では、知識や歴史が不要な方は「▼関西:京都」へ進んでください。

変更履歴


▼記録:2033年の式年遷宮に向けて

 さて、2024年に早くも遷宮準備が始まったようだ!NOTEでも追随する。

伊勢神宮(三重県伊勢市)の第63回式年遷宮が2025年から33年まで実施されることが正式に決まった。

https://www.youtube.com/watch?v=DxhNWwfSq3s


▼式年遷宮、リユース風景など

  • 神宮に使われた古い木材は、20年間は宇治橋の前と後ろにある鳥居として使われる

  • 1993年の式年遷宮は全国169の神社で再利用されたとか

  • 次の20年は伊勢神宮への街道にあたる桑名と関にある鳥居に使われる

  • 最近の式年遷宮では、8年の歳月をかけて木曾の檜の切り出しから、神様に供える調度品や衣服「御装束神宝」など、計714種、1576点を新調した

  • かかった総費用は550億円に上るそうな

  • 式年遷宮が行われるようになったのは、今からおよそ1300年前の第40代天武天皇が発意し、続く持統天皇の代に第1回式年遷宮が行われた

  • 以後室町時代に応仁の乱のためやむなく中断をしたものの、現在まで継承され続けている

  • 次の式年遷宮は2033年に予定されており、2024年から遷宮に関わる様々な行事が始まっている

二千年の歴史、伊勢神宮。受け継がれてきた伝統に見る本当のサステナビリティとは | 取材レポート | 観光三重(かんこうみえ)

伊勢神宮の式年遷宮とは、社殿を造り替えて御神体を新宮へ遷(うつ)す大祭で、20年ごとに行われています。
690年の持統天皇のときに始まり、戦国時代や第二次世界大戦などで一時中断することはありましたが、伊勢神宮の最大の祭事として続けられ、最近では2013年に行われました。

この遷宮のためには、太くて長い国産のヒノキが欠かせません。その量は約8500立方メートル、本数にすると約1万本が必要となります。
ヒノキの樹齢は軽く100年を超え、中には400年以上の巨木も使われます。これらの木材を調達する山のことを「御杣山(みそまやま)」と呼び、鎌倉時代中期までは伊勢神宮の背後の山でした。

しかし、20年ごとの遷宮を続けるうちに、段々と適した木材が不足するようになり御杣山は三河や美濃、伊勢の大杉谷と移動していきました。その後、1700年代から現在までは、尾張藩の領地だった木曾谷の周辺となっています。

式年遷宮で使われる木材
https://kikorin.jp/contents/library/living/000190.html

リユースをどうしているか分かるサイトです。

鬱蒼としている内宮周辺ですが、どこの木材か知っています?昔は地元でも取れたようですが・・・。

 で、その木材ですが、遷宮に使える木材の基準を満たす大木が無くなるピンチもあったようで。

20年に一度の式年遷宮で全ての社殿や奉納品が一新されることで知られる伊勢神宮の用材を伐り出す「神宮備林(御杣山)」もまた、この裏木曽に設定されている。先に引用した立松和平の『日本の歴史を作った森』によると、第65回式年遷宮がある2073年を最後に、この裏木曽では伊勢神宮の社殿に用いられる無節で材の直径が1mを超えるヒノキ材は無くなるとされている。

木材資源と文化財
https://www.isan-no-sekai.jp/report/5742

被災神社の社殿に、大鳥居に…伊勢神宮で100年続く「リユース」驚きの道のり

▼伊勢神宮公式HP

▼関西:京都

#下鴨神社

 遥拝所→伊勢神宮式年遷宮古材の社殿→奈良殿神池→古代祭祀テクテク

 あっ、「直会殿」の木材は伊勢神宮の1993年の式年遷宮で解体した用材で出来ている。結婚式する人!そこに伊勢神宮のものがありますよ!!

再建された直会殿は床面積110平方メートル、高さ6メートルの木造平屋で、総工費は1億1000万円。20年に一度、境内のすべての社殿を建て替える伊勢神宮から、1993年の式年遷宮で取り払われた内宮(ないくう)・五丈(ごじょう)殿のヒノキを譲り受け、建設した。
 下鴨神社は境内全体が国史跡で世界文化遺産であるため、建物の周囲のムクやエノキを極力残して建設を進めた。周囲には、神社ゆかりの源氏物語の作者の名が付けられたムラサキシキブを植栽した。
 以前は京都で行われた大正天皇の即位の儀式で使われた建物を移築し、直会殿として利用していた。1934年の室戸台風で倒壊して以降、直会専用の建物がなく、境内の建物で代用してきた。

京都新聞

 私たちは下鴨神社で結婚式をしました。予約は1年前にするのが良いです!?

私のNOTEは次の通り。

 2024年、平安時代にあった「禮殿」も再建しましたね。110人まで一気に祈祷できるよう。近年、待ち時間が多い気がするので良い気がするが、国宝が近くで観見れなくなるのは残念だ。。伊勢神宮の古材じゃないのでこのあたりで終わらせます。。

2025年、「禮殿」で一番祈祷しました。興味がある方は次のNOTEをどうぞ。

#八坂神社  境内摂社・末社の「 #大神宮社

 境内摂社・末社の「大神宮社」ですね。

 本殿裏にはある「大神宮社」は伊勢神宮内宮・外宮の神様「アマテラス」と「トヨウケ」を祀っている。この左にはスサノオの荒御魂を祀り、その左には女性人気の社がある。久しぶりに祝詞をあげている人がいた。
(略)
2019年に由緒が更新されている。そう!伊勢神宮の式年遷宮の木材でこちらの社を作り替えたようだ!!
(略)
 現在の「大神宮社」は伊勢神宮の式年遷宮の古材です。昔から日本はリユースしているんですよね。

↓私のNOTE

#八坂神社  境外摂社・末社のお旅所

 おっスサノオの荒魂なんだと思い由緒を読むと、伊勢神宮の式年遷宮の古材とあった。ここにも古材が運ばれているんだ・・。八坂神社境内の神宮社も古材なので姉・アマテラスから弟・スサノオのプレゼントなのかも。

#大原野神社  境外社「 #樫本神社 」 

 長岡京時代の春日大社!?藤原氏が氏社を分霊した大原野神社に伊勢神宮の古材がある!
 2017年、2013年の伊勢神宮式年遷宮の古材を受けて改築されたよう。大原野春日町一帯の鎮守社で「仁徳さん」と称されている。

私のNOTEは次の通りで、2024年の大河ドラマ「光る君へ」で人気で出した??

#護王神社

 2016~17年に行われた本殿改修工事では、伊勢神宮の2013年(第62回)の御遷宮の際に生じた古材が使われている!

私のNOTEは次の通り。

▼関西:奈良

#檜原神社#桧原神社 ) 日本書紀に記された元伊勢

 境内整備50年記念として伊勢神宮古材を拝領して三つ鳥居を立て替えたようですね。

私のNOTEは次の通りです。巳年なので参拝必須かと。

深く知りたい方へオマケです。

#等彌神社  元伊勢候補

 伊勢神宮内宮古材の鳥居!!元伊勢候補・比定地は古材が流れがち?

私のNOTEは次の通り。

#丹生川上神社

 丹生川上神社は3社あり、伊勢神宮古材で出来ているのは「丹生川上神社上社」です。

私のNOTEは次の通り。元々は川の近くにあったが洪水などで鎮座地を変えている。

▼関西:滋賀

#垂水斎王頓宮跡  元伊勢伝承地

 伊勢神宮125社で一番好きな「瀧原宮(私のNOTE)」の川田神を勧請!式年遷宮古材で社殿を作るなどモロ伊勢伝承!?元伊勢「甲賀日雲宮」で、ヤマトヒメ祀っている。

私のNOTEは次の通り。

▼関西:和歌山

#伊太祁曽神社

 和歌山市伊太祈曽558。紀伊国に3つある一宮で、道路沿いにある大鳥居は「第62回伊勢神宮式年遷宮」の古材をで2017年に再建されたもの。スサノオの息子へアマテラスからのプレゼントかな?

私のNOTEは次の通り。

#宇治神社

 和歌山の氏社です。伊勢神宮の内宮近くにも宇治神社があるので、その繋がり??

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n54ebfbbfef00

三重の宇治神社はこちら。

▼関西:大阪・兵庫

#大阪天満宮 @大阪

 アマテラスに守られながら結婚式ができるようです。

図面右手が大阪天満宮梅花殿の建物です。伊勢神宮の古材をいただいて建てられ、昭和2年に完成しました。現在、梅花殿の建物は結婚式場として使われており、国の登録有形文化財(建造物)になっています。

大阪歴史博物館:https://www.osakamushis.jp/news/2009/tenjigae/0909052.html

私のNOTEは次の通り。

#廣田神社 @兵庫:1956年の式年遷宮

 本殿は、伊勢神宮の1956年の式年遷宮の御用材で改築整備された。祭神がアマテラスの荒魂だから当然か!?和魂から荒魂へ!!

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n9491b06a0028

#方違神社 @兵庫

 こちらも姉・アマテラスから弟・スサノオへ古材をプレゼント!!

方違神社は紀元前90年に崇神天皇が当地に素盞嗚尊をお祀りされた事が起源と伝えられ、摂津・河内・和泉の三国の境で方位の無い清地である、という考え方により方災除の神として崇敬を集め、平成22年に創建2100年を迎えました。
長い歴史の中で焼失と復興を重ねて参りましたが、戦後再建された本殿も老朽化が進み、昨今の自然災害等の有事に対する安全性にも不安が生じてきました。
そこで、伊勢神宮の遷宮古材を本殿造営の御用材として賜り、社殿の建替えを始めとする境内整備を行う運びとなりました。

↓公式HPより

#生田神社 @兵庫

 阪神大震災後も内宮正殿を支えた柱が被災した神戸市の生田神社へ鳥居として移されている。ここは姉・アマテラスから妹・稚日女尊(ワカヒルメノミコト)へお裾分けとなる。

同神社は7年1月17日の阪神大震災で、拝殿の屋根が建物を押しつぶすように倒壊。
大正6年に建てられた石の鳥居も根元から倒れた。
この鳥居は、昭和20年6月5日の神戸大空襲で、本殿や拝殿などが焼失しても無事だっただけに、震災での倒壊は衝撃だった。
加藤さんは「地元の人たちから『石の大鳥居』と親しまれていたので、とてもショックでした」と話す。
平成5年の式年遷宮から2年たっていたが、神社関係者の集まりなどで被害状況を説明し、報道などでも大きく取り上げられ、伊勢神宮側から古材の提供がも ちかけられた。
生田神社は、伊勢神宮が祭る天照(あまてらす)大神(おおみかみ)の妹・稚日女尊(わかひるめのみこと)が祭神で関係も深く、「ご神縁が あって」古材を譲り受けることになった。
この古材はもともと、昭和4年の式年遷宮で内宮正殿の棟持(むなもち)柱(ばしら)として使われたが、同28年の遷宮後に伊勢神宮の宇治橋の鳥居に転用。
さらに同48年の遷宮で伊勢への入り口にあたる「鈴鹿の関」(三重県亀山市)の鳥居として使われていた。
さっそく鈴鹿の関から移され、強化処置が施された後、震災わずか半年後の平成7年7月、生田神社の正面に建てられた。

https://www.trims.co.jp/recyclenews/2013/09/post_1852.html

#八代大歳神社 @兵庫県姫路市

 こんな感じで受け継がれていくんですね。

▼中部、北陸

#熱田神宮 :愛知

 太平洋戦争の空襲により焼失したが、1955年、伊勢神宮の式年遷宮の際に出た木材を譲り受け、同じ社殿に再建された歴史がある。

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n355a101530ac

#諏訪大社 「前宮」@長野 1932年の古材

上社前宮に1932年の伊勢神宮の御用材で作られた社殿がある!しかし、古い古材がここまで残っているのか・・。

戸隠神社は 天 あめの 手 た 力 ぢから 雄 おの 命 みこと はじめ天の岩戸 ましたところ、 「皇大神宮御神宝 縁で、この度の撤下に当たり申請を致し 開きに功労のあった神々をお祀りするご 梓 あずさの 御 おん 弓 ゆみ 壱張」 〈図 1〉 「皇大神宮別宮 風 かざ 日 ひの 祈 みの 宮 みや 御神宝 銅 どう 黒 ぐろ 造 づくりの 御 おん 太 た 刀 ち壱柄」 〈図2〉「皇大神宮別宮風日祈宮御神宝 御 おん 楯 たて 壱枚」 〈図 3〉 「豊受大神宮別宮 風 かぜの 宮 みや 御神宝 御 おん 胡 やな 籙 ぐい 壱合」 〈図 4〉の四点 に「天照坐皇太神」の 「皇太神宮儀式帳」によれば、御正殿 の御神宝が下附されました。

諏訪大社:https://www.togakushi-jinja.jp/aogaki/08.pdf

私のNOTEは次の通り。

 なんか詳しく説明しているサイトがあるので興味がある方はどうぞ!

#西山八王子神社 @長野

#射水神社 @富山

 元々は伊勢神宮外宮の豊受大神宮にある正宮奥の板垣北御門の鳥居だった。アマテラスから孫のニニギへお裾分け。私のNOTEは次の通り。

#藤島神社 @福井

私のNOTEは次の通り。

#牟山神社 @愛知県知多

 祭神は天御中主尊。1266年に創建されたと言われ、拝殿には伊勢神宮の古材が使用されている。

#神明神社 @愛知県知多

 アマテラスを伊勢に遷した倭姫命(ヤマトヒメノミコト)は篠島に立ち寄った。ここの鯛を気に入り「御贄所」としてこの地を定めた。以来、島では干鯛を毎年、伊勢神宮に献上している歴史がある。この島は伊勢神宮との関わりが強く、中心部にある神明神社は伊勢神宮の20年に一度の遷宮の際に下賜された古材を用いて造営されている。

#岡田神明社 @知多

 1957年、伊勢の神宮古材の下賜により社殿を造営し、境内地を整備した。

▼中部:三重

#神戸神社  元伊勢・穴穂宮

今でも続く伊勢神宮献納&古材で遷宮「神戸神社」は元伊勢・穴穂宮確定!遷宮直前で参拝したのでピカピカ!

私のNOTEは次の通り。

#小向神社 :三重県三重郡朝日町小向1573-3

 風日祈宮橋にある鳥居がそのまま生き残っている・・。行きたい・・。そして、奥には大きく立派な拝殿があり、その昔、水害で壊れた際に伊勢神宮の古材を一部使って建て替えたそうです。
 ここの古材は2013年の式年遷宮より前のものが多いのも特徴。

#須原大社 :三重県伊勢市一之木1丁目3−6

#佐那神社 :三重県多気郡多気町仁田156

▼四国・中国

#意非神社 @鳥取

#大麻比古神社 @徳島

中宮社の祭神は不詳です。
 耳が不自由であるという説があり、小槌をたたいて参拝する習わしがある。確かに謎の木槌が備えつけられていた。
 耳が悪い??えべっさん・・・神仏習合で隠しただけなのかも・・えべっさんこと大黒さんなら、ヒルコかコトシロヌシ??隠しているのはなぜなのか?気になるな・・。京都のえべっさん(私のNOTE)も耳が悪いのでノックして祈るんですよね~。
 あっ、そうそう社殿は伊勢神宮の式年遷宮での古材です。

私のNOTEより

私のNOTEは次の通り。

▼九州

#宗像大社

 辺津宮の第二宮と第三宮は、伊勢神宮古材で再建された。アマテラスとスサノオの誓約で誕生した宗像三女神なので思い入れも強いのかな。

宗像大社 公式ホームページ

▼関東

#濱名惣社神明宮 @静岡

#初生衣神社 @静岡

昭和五十二年には第六十回神宮式年遷宮古材の御下附を賜り、崇敬者各位の御賛同を頂き、本殿を造営致しました。

↓公式HP

#白旗神社 @神奈川

#伊勢山皇大神宮 @神奈川

 2020年に創建150年を迎えて新本殿を造営。その際、伊勢神宮内宮(皇大神宮)の旧社殿の一つが下賜され、2018年10月には茅葺屋根もそのまま移築されたようです。

#報徳二宮神社 @神奈川

伊勢の神宮の古材で、みんなで報徳二宮神社に鳥居を建てよう

#越ヶ谷久伊豆神社 @埼玉県越谷市

 パラオにあった南洋神社の鎮座跡地遥拝殿を平成16年に伊勢神宮古材で造営した。

#香取神宮 @千葉 奥宮

#山縣神社 @山梨県甲斐市

▼東北

#神明宮

▼最後に伊勢神宮以外のリユース

 リユースは伊勢神宮だけではなく春日大社などでも行われています。ちなみに春日大社の社殿をそのまま移すことを「春日移し」と言い、鎌倉時代の春日大社の社が奈良・円成寺にあります。国宝です!!

京都でも上賀茂神社の社殿を移した神社もあります。またの機会にしましょうかね。



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