地獄へ!?仏像ワンダーランド「全興寺/赤留比売命神社」住吉神社の末社!?アメノヒボコ激愛【中河内シリーズ】
侮るなかれ!ちゃんとした歴史がある神社仏閣!赤留比売命神社は前日公開した「杭全神社」の境外摂社だが、寺とくっつけた。住吉神社の末社五社の一つだった「赤留比売命神社」は延喜式にも記されている!
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2024/03/14 初版
▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
▽全興寺:平野区平野本町4丁目12番21
谷町線の平野駅から徒歩15分で、6台ぐらいの駐車場があるので車も可能。寺周辺は1時間200円で終日500円の安いパーキングがある。
この寺は聖徳太子が建立したが、野中に一堂があったのみで野堂と称されていた。このお堂の周囲に集落が営まれ、これが後の平野郷となった。杭全神社はここの奥の院ともいわれ、平野郷における信仰の中核となる寺院のひとつ。秘仏公開日に見仏しに行ったので人が多かった・・。
→山門
→本堂
2019年9月13日限定で、薬師如来坐像、地蔵菩薩坐像、聖徳太子立像、役行者倚像などが特別公開された。本尊「薬師如来坐像」は平安時代作の一木造で、厳しく重々しい表情をしており、太い紐状の衣文などに特徴があり、国重文でもおかしくない気がした。脇侍には日光・月光菩薩で本尊左右には2列3体で十二神将も揃っている。その他、鎌倉時代「地蔵菩薩坐像」、神仏分離の際に杭全神社の神宮寺から移された聖徳太子2才の姿「南無仏太子像」、古様な特色を残す一木造の「役行者倚像」も公開。開場時間は13:00から15:30だったが人が多く12:45には公開された。説明が30分と長い・・・。人数が多く内陣には入れなかったのが残念・・。まあ~オペラグラスなど持っているので大丈夫だが。最後に本尊は毎年1月8日と中秋の十五夜も御開帳されているようです。
→地獄堂
「地獄堂」は見せ物小屋があり新聞TVなどでも取り上げられるスポット。「地獄堂」は子供たちに「悪いことをしないこと」と「自分の命を大切にすること」を教えるために閻魔大王が恐ろしい姿で現れる。閻魔様の有難いお言葉など頂ける!?
→地蔵堂、ほとけのくに
地蔵堂には、大坂夏の陣で真田陣営が徳川家康を爆殺しようとしたものの失敗し、地蔵さまの首だけが全興寺の境内に飛ばされたと伝わる「首の地蔵尊」が安置されており、通常は毎年8月23・24日のみのご開帳。
地獄堂を出て、更に奥へと進んでいくと、「ほとけのくに」という看板と、地下へ続く階段が現れる。地下に行くと階段のてすりに西国八十八ヶ所霊場の各寺院の砂が収められ、水が流れているが、暗くてよくわからない・・。
→博物館
全興寺では、博物館も設立されているのが特徴で、昭和の駄菓子屋さんがいたるところにあったようだ。古き駄菓子屋さんが再現され、懐かしのものが展示されている。
→おまけ
▽赤留比売命神社:大阪市平野区平野東2-11-71(平野東2-10)
「あかるひめのみことじんじゃ」と読み平野公園西側。飛地となっており、杭全神社の境外社。
『住吉大社神代記』に「子神」として「赤留比メ命神」が記されており、古くから住吉大社と関係が深かったことがわかる。「赤留比メ命」を祀っているが、『摂津名所図会』には当時「三十歩社」と呼ばれ「玉依姫」を祀っており、雨乞いに霊験があったことが記されている。
古事記では『新羅にあったアグヌマという沼の畔で寝ていた女が日の光を浴びて赤玉を産み、それをある男が譲り受けた。新羅の王子であった「天之日矛(アメノヒボコ)」は、赤玉を得た。赤玉は美しい娘となって天之日矛の妻となり、色々の美味な料理を食べさせたが、いつしか天之日矛は妻を罵るようになった。妻は「私はあなたの妻となるべき者ではない、私の祖国へ行く」と言って小船に乗って逃げ渡り、難波に留まった。これは難波の比売碁曾社に坐すアカルヒメという神である。』とのこと。エメノヒボコといえば、但馬ですね。
また、日本書紀には『韓国南部にあったと考えられている意富加羅国(おほからのくに)の王子の都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)が、白石から生まれた童女(阿加流比売神)に求婚すると、美女は消え失せ、都怒我阿羅斯等が追いかけると日本に渡り、摂津及び姫島に至って比売語曽社の神となった』とある。と、氣比神宮??
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