山田

「医療従事者も人間だ」仕事 家族 少しのサブカル 冗長 短絡 理屈 思い込み

山田

「医療従事者も人間だ」仕事 家族 少しのサブカル 冗長 短絡 理屈 思い込み

マガジン

  • 散文

  • エッセイ

  • 仕事

  • 昨夜見た夢

  • 家族

    妻、長女、次女、実家の話

最近の記事

  • 固定された記事

朴訥(ぼくとつ)

趣味という趣味を持たず 毎日同じような服をまとい 食に頓着なく 大酒はたまにするけど 同じ時間に寝て同じ時間に起き 人付き合いはそこそこに 洗濯と食器洗いだけを馬鹿の2つ覚えとし ただ機械的に自転車通勤をこなす かわりばえのない日に 未知の体験を乗せ心養う

    • トラックはインフルエンサー

      歩行者として信号のない横断歩道で車が停まってくれるのをまっていると、ほとんど停まってくれない中でも、わずかにトラックが停まってくれやすいと感じている。 ほとんど停まってはくれないことが前提であり、その上で、肌感として、普通車よりも大型車、特にトラックは停まってくれやすい気がする。バスは停まってくれない。 今年の夏、「横断歩道で車が停まらない」ことを小学生が自由研究にまとめていた。知っている限りで2件。全国で他にも取り上げられていない小学生の訴えがあるかも知れない。 停ま

      • 誰も悪くない、ことはない。

        職場の部署内の災害対策勉強会で、災害食を食べてコメントを言う役回りになった。 勉強会の企画側だったので、講義中は講師のサポートをする。「ただの参加者」は受け身のことが多いが、「企画者」としての参加は、4割増しで能動的態度が必要だと心得ている。 講師が場へ何か問いかけた時、企画者としては、手を挙げたりうなずいたり、周囲の「ただの参加者」を能動的聴講者に引き上げるべく、けん引する気持ちが重要である。講義中は双方向のコミュニケーションが場の空気を温めるし、講師にもより気持ちよく

        • ミステリーぽこぽこ

          かわいい。 住んでいる住宅地にはまだ家の建っていない空き地がところどころ残っており、管理会社が外部委託して定期的に草刈りをしてくれる。作業には手順があるようで。まず造成地の平地部分を草刈り機で刈り込む、刈った草を小山にして集めておく、造成地の斜面部分は草刈り機を走らせられないからチェーンソーで刈り込む、刈り込んだ草を集める、といった具合。 数日にわたる作業なので、作業途中放置のまま夜を越す。ある夜には、刈った草の小山が暗がりにぼんやり整列しているのが見える。さながらミステ

        • 固定された記事

        朴訥(ぼくとつ)

        マガジン

        • 散文
          215本
        • エッセイ
          354本
        • 仕事
          37本
        • 昨夜見た夢
          30本
        • 家族
          45本
        • 35本

        記事

          みんな暑くなくて自分だけ暑い

          数日前、一日だけ暑い日があった。 職場のエアコンは全館管理になっており、夏と冬にはそれぞれ冷房/暖房を切り替えている。ちょうど制服の衣替えと同じである。ある時期からは一斉に切り替わる。たとえ暑かろうと寒かろうと。 今は夏季の冷房仕様が終わり、暖房こそかけていないものの、冷房はつけようにもつけられない状態になっている。エアコンはオフ、無風状態であり、日中はサーキュレーター(ただの扇風機)や窓を開けるなどして換気・通気している。 その日の朝は、外に出ると朝の清涼感が感じられ

          みんな暑くなくて自分だけ暑い

          免責事項

          町の無料のがん検診を受けている。ありがたいことだ。体のメンテナンスに関わることで利用できるものは、とことん利用し尽くそうと思っている。 大腸がん検診は、検診日当日までに便の採取が必要だ。 いろんな年齢の様々な背景を持った人が受診する。適切で正確な検診遂行(検便)のために、職種や学歴、慣れているか慣れていないか、いろんな事情を考慮して、説明書きには様々な工夫と配慮がなされていることと思う。関係省庁、行政職員、保健センターの人たちは、「一定数の人は必ず失敗するもの」「その上で

          免責事項

          おっちゃん2人で秋のチョコ祭り

          勤務先の病院には売店がある。最近では、多くの主要な病院に大手コンビニがテナントとして入っているのを目にする。しかし私の職場は地域の小規模病院ゆえ、いわゆる「売店」が関の山である。といっても患者さん・利用者さん・職員から長く愛され、数人のパートのおばちゃんも同じ顔ぶれでずっと長く勤めてくれている、病院密着型の町医者的な売店である(ややこしい)。 売店のウリは、入院生活に必要なアメニティ類以外に、日配の食品、特に毎日作りたてのパンを並べてくれているところである。 売店入り口の

          おっちゃん2人で秋のチョコ祭り

          あの時のあれはもしかしてあれだったのか?

          仲の良かったZ。 うちで泊まって一緒にスーファミ(スーパーファミコン)をやった。親にばれないよう、録画していた「ごっつええ感じ」を一緒に観た。 そんなこんなで、Zといるのは楽しかったし心地が良かった。 中学では同じ運動部だった。中3の引退まで一緒に頑張った。 高校は別々だった。Zと会う機会は自然と減った。 高校生の時 ある夕方だったか、私が帰宅して母が言った。 「Zくん来たで。」 ーえ、そうなん?何しに来たん? 「(山田)まだ帰ってないよーって言ったけど、なんか『

          あの時のあれはもしかしてあれだったのか?

          100均よりホームセンターの方が綿棒安い

          100均200本入り一個で110円。ホームセンター200本入り二個パックで189円。ホームセンターの方が紙軸がしっかりしてる。ありがとう、ホームセンター。

          100均よりホームセンターの方が綿棒安い

          ギアチェンジ

          朝6時前に起きた。今日は休みであるが。 目覚めの思いきりが一日の活動のリズムを作り出す。 洗濯をして浴室と洗面台のカビ取りをした。しっかり流したつもりでも塩素系カビ取り剤はヌルヌルが残るから、いつもほかの服やタオルに脱色が起きると注意される。今日はカビ取り後の足を拭いたバスマットは、単独で洗う。 コーヒーと、自家製のカスピ海ヨーグルトにフルーツグラノーラをかけたものを朝食とする。そのあとに炭酸水を飲む。なんだか港区民みたいだろ。 長らく痛かった首を診てもらおうと、少し離

          ギアチェンジ

          数えきれないほどの中小企業に感謝

          30年前ならあったのかなぁ?とは思うが、2020年代の日用品で「日本製」かどうかは、あまり強いアドバンテージではないんじゃないか。「Japan as No.1」と言われた時代は、日本製であることが最強のセールスポイントであったかもしれないし、一方で中国製や東南アジア製は、低賃金の現地工場で製造された安物の代名詞であったかもしれない。しかしそれも今は昔。20年以上実質賃金の変わらない日本とは違い、中国をはじめとする他のアジア諸国は経済発展が目覚ましい。そして日本以外の製品が特段

          数えきれないほどの中小企業に感謝

          人のストレッチばかりしてる場合じゃねえ

          対象者へのストレッチは、理学療法士の仕事の構成要素の一つである。それがメインでは決してないけれど、重要な技術の一つであることは間違いない。 私は理学療法士である。そして毎日毎日、明けても暮れても人のストレッチばかりしている。 ところがどうだ。人の障害の程度の軽減と日常生活活動の改善は図れど、自分のカラダのことなどほったらかしだ。「理学療法士の不養生」だ。 そして今私は全身がバキバキに硬くて痛い。 先日、図らずも膝の半月板を少々ヤってしまったことや、ここ一年半ほどの肩か

          人のストレッチばかりしてる場合じゃねえ

          結果、長くなっただけ

          毎日洗濯をしていると、これほど行為に対する結果がフェアであるものはないんじゃないかと思えてくる。行ったことに対して成果がきちんと返ってくる。洗濯は裏切らないのだ。 私は家事の中でほぼ洗濯しかできないので、かなり洗濯に肩入れした意見ではあると思う。だとしても。洗濯は洗濯機に入れさえすれば、きっちり洗いたいものを洗ってくれる。 適正な衣類の量とそれに対する適正な洗剤と柔軟剤の量さえきっちり入れさえずれば。 雑多なものとデリケートなものをきっちり分けて入れさえすれば。 色落ちも

          結果、長くなっただけ

          小気味が良くないので言ってられない

          実際の現場や前線の人の苦労や内情、技術的な問題を差し置いて、外野の人がとやかく言ってくることがある。外野は外野でより広く全体を見渡せているかもしれないし、客観的で是々非々だったりする。しかし、実際のオペレーションを行うのは現場である。「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」まさにこれである。最終局面では往々にして、現場の人が現場判断をし、クリエイティブを発揮しなければいけない。 結局、やる人がやり易いようにするのが一番いいのである。 ―という話の具体例

          小気味が良くないので言ってられない

          世界は絶望に満ちている

          N●Kをまともに払うようになって、「N●Kスペシャル」や「バタフライエフェクト 映像の世紀」「Eテレ特集」ばかりを録画し、休日はずっと観ている。 すると、世界は決して明るくはなく、絶望に満ちていることを改めて思い知る。 もはや国の区別はなく、どこもかしこも対岸の火事ではない。グローバリゼーションってそういうこと。地球という同じ船に乗り合わせている以上、どこにも逃げ隠れもできない。 同じ船の乗組員として運命共同体である。関係性が濃いか薄いかだけであって、私の吸った空気に含

          世界は絶望に満ちている

          飯食って働けてる。それでいっか。

          膝が痛い。 8月の終わりに長女とバスケをした。 長女のスピードに本意気のディフェンスで対抗した。 長女を振り切ってレイアップシュート、思いきり踏み込んだ。 9年前に仕事で右膝を痛めた。 以来だましだましやってきたが、とうとう長女とのバスケで痛みが再燃。 先週MRIを撮って、半月板の断裂が判明。 もういっそ手術して治してもらう気で心の準備はできていた。 しかし医師から「手術の適応ではない」と。 半年ほど経過を観ることになった。 自分でリハビリする。 仕事でよくしゃが

          飯食って働けてる。それでいっか。