山田

「医療従事者も人間だ」仕事 家族 少しのサブカル 冗長 短絡 理屈 思い込み

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    妻、長女、次女、実家の話

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朴訥(ぼくとつ)

趣味という趣味を持たず 毎日同じような服をまとい 食に頓着なく 大酒はたまにするけど 同じ時間に寝て同じ時間に起き 人付き合いはそこそこに 洗濯と食器洗いだけを馬鹿の2つ覚えとし ただ機械的に自転車通勤をこなす かわりばえのない日に 未知の体験を乗せ心養う

    • おっちゃん2人で秋のチョコ祭り

      勤務先の病院には売店がある。最近では、多くの主要な病院に大手コンビニがテナントとして入っているのを目にする。しかし私の職場は地域の小規模病院ゆえ、いわゆる「売店」が関の山である。といっても患者さん・利用者さん・職員から長く愛され、数人のパートのおばちゃんも同じ顔ぶれでずっと長く勤めてくれている、病院密着型の町医者的な売店である(ややこしい)。 売店のウリは、入院生活に必要なアメニティ類以外に、日配の食品、特に毎日作りたてのパンを並べてくれているところである。 売店入り口の

      • あの時のあれはもしかしてあれだったのか?

        仲の良かったZ。 うちで泊まって一緒にスーファミ(スーパーファミコン)をやった。親にばれないよう、録画していた「ごっつええ感じ」を一緒に観た。 そんなこんなで、Zといるのは楽しかったし心地が良かった。 中学では同じ運動部だった。中3の引退まで一緒に頑張った。 高校は別々だった。Zと会う機会は自然と減った。 高校生の時 ある夕方だったか、私が帰宅して母が言った。 「Zくん来たで。」 ーえ、そうなん?何しに来たん? 「(山田)まだ帰ってないよーって言ったけど、なんか『

        • 100均よりホームセンターの方が綿棒安い

          100均200本入り一個で110円。ホームセンター200本入り二個パックで189円。ホームセンターの方が紙軸がしっかりしてる。ありがとう、ホームセンター。

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          ギアチェンジ

          朝6時前に起きた。今日は休みであるが。 目覚めの思いきりが一日の活動のリズムを作り出す。 洗濯をして浴室と洗面台のカビ取りをした。しっかり流したつもりでも塩素系カビ取り剤はヌルヌルが残るから、いつもほかの服やタオルに脱色が起きると注意される。今日はカビ取り後の足を拭いたバスマットは、単独で洗う。 コーヒーと、自家製のカスピ海ヨーグルトにフルーツグラノーラをかけたものを朝食とする。そのあとに炭酸水を飲む。なんだか港区民みたいだろ。 長らく痛かった首を診てもらおうと、少し離

          ギアチェンジ

          数えきれないほどの中小企業に感謝

          30年前ならあったのかなぁ?とは思うが、2020年代の日用品で「日本製」かどうかは、あまり強いアドバンテージではないんじゃないか。「Japan as No.1」と言われた時代は、日本製であることが最強のセールスポイントであったかもしれないし、一方で中国製や東南アジア製は、低賃金の現地工場で製造された安物の代名詞であったかもしれない。しかしそれも今は昔。20年以上実質賃金の変わらない日本とは違い、中国をはじめとする他のアジア諸国は経済発展が目覚ましい。そして日本以外の製品が特段

          数えきれないほどの中小企業に感謝

          人のストレッチばかりしてる場合じゃねえ

          対象者へのストレッチは、理学療法士の仕事の構成要素の一つである。それがメインでは決してないけれど、重要な技術の一つであることは間違いない。 私は理学療法士である。そして毎日毎日、明けても暮れても人のストレッチばかりしている。 ところがどうだ。人の障害の程度の軽減と日常生活活動の改善は図れど、自分のカラダのことなどほったらかしだ。「理学療法士の不養生」だ。 そして今私は全身がバキバキに硬くて痛い。 先日、図らずも膝の半月板を少々ヤってしまったことや、ここ一年半ほどの肩か

          人のストレッチばかりしてる場合じゃねえ

          結果、長くなっただけ

          毎日洗濯をしていると、これほど行為に対する結果がフェアであるものはないんじゃないかと思えてくる。行ったことに対して成果がきちんと返ってくる。洗濯は裏切らないのだ。 私は家事の中でほぼ洗濯しかできないので、かなり洗濯に肩入れした意見ではあると思う。だとしても。洗濯は洗濯機に入れさえすれば、きっちり洗いたいものを洗ってくれる。 適正な衣類の量とそれに対する適正な洗剤と柔軟剤の量さえきっちり入れさえずれば。 雑多なものとデリケートなものをきっちり分けて入れさえすれば。 色落ちも

          結果、長くなっただけ

          小気味が良くないので言ってられない

          実際の現場や前線の人の苦労や内情、技術的な問題を差し置いて、外野の人がとやかく言ってくることがある。外野は外野でより広く全体を見渡せているかもしれないし、客観的で是々非々だったりする。しかし、実際のオペレーションを行うのは現場である。「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」まさにこれである。最終局面では往々にして、現場の人が現場判断をし、クリエイティブを発揮しなければいけない。 結局、やる人がやり易いようにするのが一番いいのである。 ―という話の具体例

          小気味が良くないので言ってられない

          世界は絶望に満ちている

          N●Kをまともに払うようになって、「N●Kスペシャル」や「バタフライエフェクト 映像の世紀」「Eテレ特集」ばかりを録画し、休日はずっと観ている。 すると、世界は決して明るくはなく、絶望に満ちていることを改めて思い知る。 もはや国の区別はなく、どこもかしこも対岸の火事ではない。グローバリゼーションってそういうこと。地球という同じ船に乗り合わせている以上、どこにも逃げ隠れもできない。 同じ船の乗組員として運命共同体である。関係性が濃いか薄いかだけであって、私の吸った空気に含

          世界は絶望に満ちている

          飯食って働けてる。それでいっか。

          膝が痛い。 8月の終わりに長女とバスケをした。 長女のスピードに本意気のディフェンスで対抗した。 長女を振り切ってレイアップシュート、思いきり踏み込んだ。 9年前に仕事で右膝を痛めた。 以来だましだましやってきたが、とうとう長女とのバスケで痛みが再燃。 先週MRIを撮って、半月板の断裂が判明。 もういっそ手術して治してもらう気で心の準備はできていた。 しかし医師から「手術の適応ではない」と。 半年ほど経過を観ることになった。 自分でリハビリする。 仕事でよくしゃが

          飯食って働けてる。それでいっか。

          屁理屈の"へ"

          ずっと屁理屈を言って生きている。 そのうち誰からも愛想を尽かされるだろう。 初めは何の変哲もない理屈から始まる。「理屈っぽい」というやつである。 これだけでも愛想を尽かされる要素としては十分である。 なんというか、理屈が好きなのである。理屈をこねるのが好きだ。 理屈って面白くない?面白いでしょ。 面白さって理屈の変形じゃないかと思うんですよ。 理屈こねてたらそのうち面白くなってくるんです、ふつうは。 でもね、突然変異を起こす、理屈は。 こねすぎるか、こね方を間違うと突

          屁理屈の"へ"

          めっちゃしっかり「止まれ」で止まってたのに、後ろのナンバープレート跳ね上げてたバイクのやつ

          これは「人は見かけに拠らない」というありきたりな教訓の話ではない。コワモテだけど凄く腰が低かったとか、ヤンキーに優しくされてその落差でとてつもなくイイ人に感じたとか、そういうありふれた「ギャップ萌え」の話ではない。 冒頭の青年は排気量400ccほどの自動2輪で現れた。 停止線手前で2回止まった。徐行で誤魔化すことなく、しっかり止まって左足を地面に着け、左右確認後に発進した。走り去る後ろ姿を見ていると、そのバイク青年の後ろのナンバープレートは、やんちゃ少年よろしく跳ね上げて

          めっちゃしっかり「止まれ」で止まってたのに、後ろのナンバープレート跳ね上げてたバイクのやつ

          どうやら私は無口らしい

          私は自分が思ってるほどしゃべっていないらしい。口数は少ないだろうなとは思っていたけど。 「しゃべる人」というのは、場の中で常に口を動かしているらしい。反応する、返事する、すぐ肯定する、すぐ否定する、要はつっこむ、返す、笑う、手をたたく、同意する、反論する、などである。これらをする人は、そういった輪に加わり、生き残り、淘汰され、強くなる。そういったスキルが上がっていく。 私は、反応しない、返事しない、しばらく考える、だから要はつっこめない、返さない、クスッとしかしない、手は

          どうやら私は無口らしい

          ゴマの旅

          ゴマ塩のみのシンプルなおにぎりを食べた。ゴマのサイズ感の丁度いい歯のすき間があり、ゴマはそこに収まった。住めば都、郷に入れば郷に従え。ゴマはしばらく腰を据えることにした。 歯の主は職場ではマスクを着けることになっている。マスクを着けるのをいいことに、主は昼食の後に歯を磨かない。したがってゴマは難を逃れた。 歯の主は職場ではマスクを着けることになっている。マスクを着けるのをいいことに、主は仕事中、人目をはばからずゴマへの攻撃を始めた。主はなんとも口元の心地悪さがあり、舌先で

          ゴマの旅

          みんなカントク

          自分の子どもの部活の試合を応援に行ったら、保護者はみんなカントクになる。好き勝手言う。 一見、言ってる保護者はみんな経験者かのようである。しかし、そういうわけでもない。経験者もいるかも知れないが、経験者ばかりではない。経験者ではないけども数年間子どもの活動を応援してきて、知識は増えてきた保護者達が、いつの時点からかカントクになるのだ。 しまいには、子どもと直接ケンカを始める。本物の監督を差し置いてさ。 「ベンチがアホやから野球できへん」 ケッコウなことだ。

          みんなカントク