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人のストレッチばかりしてる場合じゃねえ

対象者へのストレッチは、理学療法士の仕事の構成要素の一つである。それがメインでは決してないけれど、重要な技術の一つであることは間違いない。

私は理学療法士である。そして毎日毎日、明けても暮れても人のストレッチばかりしている。

ところがどうだ。人の障害の程度の軽減と日常生活活動の改善は図れど、自分のカラダのことなどほったらかしだ。「理学療法士の不養生」だ。

そして今私は全身がバキバキに硬くて痛い。

先日、図らずも膝の半月板を少々ヤってしまったことや、ここ一年半ほどの肩から首の慢性痛などが相成りまして、無意識に全身を緊張させる状態が続き、肉体労働はすれどケアは全くしないということの繰り返しで、とうとう膝も肩も首も関係ない全身の筋疲労と筋肉痛があるのです。

そして人のストレッチばかりしている。

もはや私は人のストレッチばかりしている場合ではない。自分の身体のケアに乗り出さないと、不可逆的なところまで来てしまいかねない(腰曲がりジジイ)。

誰か私を揉みしだいて解きほぐしてほしい。